今回はチコちゃんに叱られる! ▽ラグビーボールの謎▽緑色の謎▽フラミンゴの謎 初回放送日NHK総合テレビジョン2026年1月9日(金)午後7:57を紹介。
なんでフラミンゴはピンク色なの?

なんでフラミンゴはピンク色なの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、動物が好きなステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「なんでフラミンゴはピンク色なの?」
チコちゃんの答えは、「ピンク色じゃない!白い!ピンクに見えるのは赤い脂を塗りたくっているから。」
ピンク色じゃない!白い!ピンクに見えるのは赤い脂を塗りたくっているから
フラミンゴの衝撃の真実!実は「白」だった!?ピンクの秘密は驚きのお化粧にあり?
鮮やかなピンク色が美しいフラミンゴ。
動物園でも一際目を引く存在ですよね。
でも、そのピンク色の正体を知ると、これまでの常識がひっくり返るかもしれません!
フラミンゴの意外すぎる生態。 実は、彼らは「もともとピンク色ではない」というのです。
今回は、森林総合研究所の川上和人さんの解説をもとに、フラミンゴの美しさに隠された「お化粧」と「婚活」のドラマに迫ります!
鳥の色が決まる仕組み:黒・青・そしてフラミンゴ
まず、鳥の羽の色がどうやって決まるのか、基本的な仕組みを見てみましょう。
メラニン色素(黒・灰色):カラスやハトなど、多くの鳥に含まれます。
人間の髪や皮膚にもある、もっとも一般的な色のもとです。
構造色(青・玉虫色):カワセミなどが当てはまります。
クジャクの羽もそうですね。
羽の表面の細かな凹凸が光を反射することで、見る角度によって美しく色が変わる仕組みです。
では、フラミンゴはどうでしょうか?
生まれた時は「灰色」:ヒナの時は地味な灰色をしています。
成長すると「白」:大人になると羽毛自体は白っぽくなります。
実は「お化粧」:あの鮮やかなピンクは、自分の体から出る「脂」を塗りたくって作られた色だったのです!
秘密の「赤いオイル」で全身メンテナンス
フラミンゴの尻尾の付け根には、「尾脂腺(びしせん)」という脂を出す器官があります。
ここから分泌される脂が、ピンク色の鍵を握っています。
エサから色を作る:フラミンゴが食べるプランクトンやエビ、カニには「カロテノイド」という赤い色素が含まれています。
赤い脂を分泌:この色素の影響で、フラミンゴが分泌する脂は赤くなります。
羽に塗りたくる:彼らはこの赤い脂をくちばしで全身の羽に塗り広げます。
これによって、白い羽が鮮やかなピンク色に染まるのです。
まさに、天然のコスメでお化粧をしている状態ですね!
この行動には、羽の柔軟性や撥水性を保ち、紫外線などのダメージから羽を守る「メンテナンス」という大切な役割もあります。
ピンク色が濃いほどモテる?フラミンゴの婚活事情
なぜフラミンゴは、そこまで一生懸命にお化粧をするのでしょうか?
そこには、切実な「モテたい!」という願いが込められています。
繁殖期にはピンクがこくなります
健康のバロメーター:鮮やかなピンク色は「しっかりエサを食べていて健康的である」という証拠です。
婚姻色(こんいんしょく):繁殖期になると、より熱心にお化粧をして自分をアピールします。
色が濃いほど、パートナーとしての魅力が高まるのです。
動物園の工夫:動物園でも、フラミンゴが健康的に美しくいられるよう、カロテノイドを配合した専用の「フラミンゴフード」を与えてケアしているんですよ。
なぜ「一本足」?なぜ「集団ダンス」?
フラミンゴには、他にも不思議な行動がたくさんあります。
1. なぜ一本足で立つの?
体温を守るため:羽毛のない脚は冷えやすい部分です。
片足を羽毛の中に隠すことで、体温が下がるのを防いでいます。
省エネ:一本足で立つと、重心が体の中央に来ます。
筋肉をあまり使わずに、骨で支えることができるので、実は疲れにくい姿勢なのです。
2. 華麗な集団ダンスの秘密
パートナー選び:野生のフラミンゴは毎年ペアを変えます。
集団で首を動かしながら歩くダンスは、実は「婚活パーティー」。
頭の良さをアピール:オスが複雑なダンスを踊れるほど、「この人は頭が良い!」とメスからモテるのだとか。
ただし、一羽が転ぶとみんなで連鎖的に転んでしまうという、ちょっとお茶目なアクシデントも起こります。
お化粧をして、ダンスを踊って、必死に婚活に励むフラミンゴ。
あの美しいピンク色の裏側には、健気で一生懸命な努力が隠されていたのですね。
次に動物園でフラミンゴを見かけたら、「今日はお化粧ノリがいいね!」なんて心の中で声をかけてみてはいかがでしょうか?
結論
というわけで、
「なんでフラミンゴはピンク色なの? 」は、
「ピンク色じゃない!白い!ピンクに見えるのは赤い脂を塗りたくっているから」
でした。
解説してくれたのは
森林総合研究所の川上和人さん。
基本情報
所属国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 北海道支所 地域研究監
学位
農学博士(東京大学)
J-GLOBAL ID200901099201831037
researchmap会員ID0000200552
研究キーワード
島嶼生物学
移入種
固有種
鳥類
Island biology
Introduced species
Endemic species
Aves
研究分野
ライフサイエンス / 生態学、環境学 /
経歴
2025年4月 – 現在国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所, 北海道支所, 地域研究監
2023年4月 – 2025年3月国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所, 野生動物研究領域, 鳥獣生態研究室長
学歴
東京大学農学部林学科
東京大学農学生命科学研究科
University of Tokyo
(HPより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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