今回は、2020年7月10日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!「▽瞳キラキラの秘密▽スワンボート▽殺菌・除菌って?」の番組内容を紹介。
「目指せサマーバケーション 働き方改革のコーナー」
命がいくつあっても足りない絶対攻めたくない城ベスト3
命がいくつあっても足りない絶対攻めたくない城ベスト3
本日の3つめ目の話題。
「大先生アワー だって好きなんだもん」企画。
お城研究50年超の広島大学 三浦正幸名誉教授に、今回は絶対に攻めたくない城を紹介していただく企画。
三浦教授は大河ドラマ「麒麟がくる」の建築考証にも携わっているお城博士。
第3位の「日本一不気味な城」伊予松山城
関ケ原の戦いで功績を上げた加藤嘉明が築いた城。
まず、最初にあるのが扉の無い城門。
これがその名の通り「戸無門」。
背後に攻撃できる櫓(赤四角)があり、扉が無いからこそ「何か仕掛けがあるはず。」と様子をみているている所を、後ろから攻撃。
三浦先生「城を攻める時に一番恐ろしいのは背中を撃たれる事。基本的には背中を撃たれましたらあえなく戦死でしょう。」
さらに奥に進むと、「筒井門」。
その2階の櫓からは弓を持った兵が待ち構えています。
その場で立ち往生していると、一気に打たれてしまいます。
また、その陰にある「隠門」から出てきた兵士に背後から襲撃が!
三浦先生「これが、松山城の陰険さ。」
三浦先生「もうどうにもならん状態ですね。今まで味わった事のない恐怖感を味わうしかないです。」
第2位は「5秒に1本矢が降り注ぐ 悪魔の城」、名古屋城
名古屋城天守を囲う掘は狭く水のない空堀。
一般的に城の天守は敵を近づけないように幅の広い水堀に囲まれています。
しかし、名古屋城はあえてこの水のない空堀。
このおかげで「大した城では無い。」と敵を油断させる効果があるとのこと。
三浦先生「ただ、侮らせるだけではなくて、もっと恐ろしい仕掛けのために堀が狭いんです。」
攻め入る側は空堀の脇にある細い道を通らざるを得ないように出来ていています。
その道から多門やぐらまでの距離は約20m。
この20mという距離は弓矢の絶対的射程距離。
この道を行く間は、高い位置にある多門やぐらから弓矢で狙い撃ち。
その狙撃間隔はおよそ5秒に1本。
三浦先生「歴戦の武者もあえなく討ち果たされてしまう。僕だってそんな所行けと言われたら、できません。と。当然帰りますでしょ?バカバカしい。」
第1位。「進むも地獄 戻るも地獄 日本最恐の城」、姫路城
三浦先生「姫路城は城門だらけの城。次から次に門が出て来て。」
三浦先生「実は姫路城の一番恐ろしいのはその先なんです。水の門なんです。」
水の門とは天守が火事で燃えないようにと名づけられた1から6の門。
例として「水の三門」を見ると、
三浦先生「敵は水の三門の方を向いてますから、(背後の)乾小天守に対しては背中を向けてるんですね。背中を銃撃されてしまう。」
乾小天守の攻略に取り掛かろうと戻ると、今度は水の三門にある土塀(鉄砲狭間)から狙撃。
このように周囲から散々に狙撃を受けるとのこと。
三浦先生「このような恐ろしい仕掛けがあるのは姫路城だけです。だから400年前の攻め方では落城は絶対いたしません。」
三浦先生「ミサイルを使えば何とかなるかもしれません。」
チコちゃん「先生、それはもう、、、」
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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