今回は、2021年1月8日金 チコちゃんに叱られる!「▽門松の竹の謎▽エビ・カニはなぜ赤い▽地球温暖化とは」の番組内容を紹介。
なんでエビやカニはゆでると赤くなるの?
たしかに、鮭と違って、エビ・カニは茹でたら赤くなりますね。
なぜなんだろう?
なんでエビやカニはゆでると赤くなるの?
本日の2つめ目の話題。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、季節のグルメが分かるツウな大人ってだーれ?」
岡村さんの指名で、山之内さんが回答者に。
チコちゃん「カニとかエビとか食べたことある?」
山之内さん「あります。」
チコちゃん「何色?」
山之内さん「赤色。」
チコちゃん「ゆでる前も赤い?」
山之内さん「赤くない。」
チコちゃん「ゆでると赤くなるのよね、なんで?」
山之内さん「細胞か何かが反応して、熱さを感じて赤くなっている。。。」
正解に至らず、叱られちゃいました。
岡村さんにも聞いてみると。
岡村さん「ヘモグロビンが熱せられて赤くなっていくんですね。」
こちらも不正解。
チコちゃん「それで?もうしょうがないから奥さんの好きなところ、一個、言いなさいよ。それか赤くなるVTRいくから。」
岡村「なんかCGで真っ赤にしてもらえませんか?」
VTRへ。
エビ・カニということで、エビカニクスで子どもたちにおなじみのケロポンズ。
お二人は、エビやカニの食べて欲しいアピールという答え。
出張用チコちゃんに叱られました。
チコちゃんの答えは、「赤の素を食べているから。」
赤の素をたべているから
解説してくれたのは、高知大学の足立亨介教授。
エビ・カニが赤くなる主な原因はそのエサ。
主食として食べている藻の中にアスタキサンチンという赤い色素の素となる成分が含有。
エビやカニが食べているヘマトコッカス藻。
紫外線からのダメージを防ぐためにアスタキサンチンが細胞内で多く生成。
これは天然色素の一種で赤色。
鮭が赤いのもこのアスタキサンチンを含んだオキアミなどのエサを食べているから。
また、フラミンゴが赤い理由もエサである藻に含まれる物質をアスタキサンチンに変換しているから。
でも、鮭やフラミンゴはそのままでも赤っぽい。
なぜエビ・カニはゆでないと赤くならない?
それは、エビ・カニの殻の中に秘密が
アスタキサンチンは、エビやカニの殻の中に含まれています。
殻の中ではたんぱく質と結合した状態で存在。
この状態では、赤くなく、エビ・カニの持っている茶色や灰色に。
ゆでると赤くなるのはなぜ?
そして茹でる事で体内のたんぱく質が分解して、アスタキサンチンが分離。
アスタキサンチンの赤い色が表面に浮かび上がる事に。
説明が難しいということで、ケロポンズのお二人による解説。
「エビカニクス チコバージョン ~なぜエビやカニはゆでると赤くなる?~」
ゆでても赤くならないカニ
スノークラブというカニの一種はアスタキサンチンを含むエサを食べません。
そのため、茹でても白いまま。
アスタキサンチンには体に害がある活性酸素を取り除く抗酸化作用が。
動脈硬化や糖尿病の予防にも効果があるといわれています。
そのため、サプリメントや紫外線ダメージによる老化防止効果で化粧品にも含有。
ケロポンズの増田さんはエビカニアレルギー持ちで食べられないということが明らかになってVTRは終了。
最後に、ゆでる前のケロポンズは、マネージャーさんから、「エビ・カニというより、モグラ・ネズミだ!」といわれたとのこと。
結論
というわけで、
「なんでエビやカニはゆでると赤くなるの?」は、
「赤の素をたべているから」
でした。
解説してくれたのは
高知大学の足立亨介教授
教員情報(研究者情報)
氏名
あだち こうすけ
足立 亨介
生年 1971 地域連携情報
学系 自然科学系 高知大学研究者総覧
部門 農学部門
職名 教授
Tel 088-864-5155
Fax 088-864-5155
e-mail kohsukeadachi@kochi-u.ac.jp
ホームページ http://www.cc.kochi-u.ac.jp/~morioka/riyouken/index.html
学位 博士(農学)
専門分野 水産利用学、水産化学
(大学HPより)
高知大学(こうち だいがく、英語: Kochi University)は、高知県高知市曙町2-5-1に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。
大学全体
高知大学は、1922年(大正11年)設立の旧制高知高等学校などを母体として、1949年(昭和24年)に新制大学として成立した。現在では、6学部・1研究科(連合農学研究科を除く)・1プログラムを擁する大学になっている。
学部生:4,965名、大学院生:494名(連合農学研究科を除く)、計5,454名。2020年(令和2年)5月時点[1]。
沿革
1922年(大正11年) – 旧制高知高等学校設立
1943年(昭和18年) – 高知師範学校設立
1944年(昭和19年) – 高知青年師範学校設立
1949年(昭和24年) – 旧制高知高等学校・高知師範学校・高知青年師範学校を母体として、新制高知大学が発足。文理学部・教育学部・農学部を設置
1976年(昭和51年) – 高知医科大学設立(なお、事務局は1978年まで高知大学内に置かれた)
1977年(昭和52年) – 文理学部を人文学部・理学部に改組
2003年(平成15年) – 高知大学と高知医科大学が統合
2004年(平成16年) – 法改正により国立大学法人へ移行
2015年(平成27年)4月1日 – 地域協働学部を設置[2]
2016年(平成28年)4月1日 – 人文学部を人文社会科学部に、農学部を農林海洋科学部に改組
2017年(平成29年)4月1日 – 理学部を理工学部に改組
(Wikipediaより)
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