NHK番組「チコちゃんに叱られる!」の放送内容を詳しく紹介!

チコちゃんに叱られる!

チコちゃんクイズ

(再掲)なぜ眠くなるとあくびが出るの?→脳の温度を下げるため。吸った空気がのどの奥で血液を冷やし、脳内へポンプのように送り出す。

更新日:

前回の「チコちゃんに叱られる!」​は、「選▽あくびの謎▽イカ墨とたこ墨の秘密▽世界で2番ほか」で過去の再放送!

以下、過去の内容を再掲載したものです。


1つ目の話題
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今回は、2019年4月26日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。


なぜ眠くなるとあくびが出るの?




ご飯を食べた後でも眠たくなるよね。


脳の血流がおちるから??





なぜ眠くなるとあくびが出るの?


本日の1問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で、睡眠を大事にしている健康的な大人ってだーれ?」


岡村さんの推薦で、出川さんが回答者に。


出川さんのいびきがうるさいようで、いびきの話題。


眠たくなるとあくびがでるという話になり、


チコちゃん「あくび知ってるんだね。」


出川さん「チコちゃん!知ってるよ。55歳!」


チコちゃん「なんで眠くなるとあくびが出るの?」


出川さん「眠くなるとあくびが出る。あくびが出るのは眠いから。」


正解に至らず、叱られちゃいました。



脳の温度を下げるため


解説してくれたのは、首都大学東京の北一郎教授。


あくびが出るのは「脳が酸欠になっているから」と考えている人が多いですがこれは間違い。


日常的にそんなに酸欠になっていたらとても危険。


脳が酸欠になるのは脳出血・脳梗塞を発症した時や、高山病になった時などに限定。





締めきった会議室などでは酸素が足りないと思ってしまいがち。


ドアの僅かな隙間などから絶えず空気が流れ込んでいるので、酸欠にはならない。





それでは、なぜ眠くなるとあくびが?


脳の温度は通常36~37℃程度。




勉強や仕事で脳が疲れたり、ご飯を食べて満腹になると脳は休息モードに移行。





血流量が減少して、脳の温度は低下。


このタイミングで感じるのが眠気。





深部体温(脳や内臓の温度)が下がると眠くなるのが、睡眠のメカニズム。






では、さらに脳の温度を下げるために出るあくびとは一体?


脳が「眠ってはいけない。」と判断した時に、眠気に打ち勝つために血流量を増加させ、脳の温度を上昇。





眠気を冷まそうと頑張ると問題が発生。


人間の脳は温度が39℃まで上昇すると脳機能が低下して最悪の場合は細胞が破壊。


それを防ぐために体はまたしても温度を下げます。


このタイミングで出るのがあくび。



あくびが脳の温度を下げる仕組み


あくびをすると空気をいっぱい吸い込みます。





その空気が喉の近くの血管が血液を冷やします。


それと同時に口を大きく開けた時に喉の筋肉が血管に圧力をかけてポンプのように。





冷えた血液を脳に向かって送り、温まっていた血液が脳から排出。





つまり眠くなった時に出るあくびは眠らないように一生懸命頑張っている証拠。


ナレーション「あくびをしている人を見たら褒めてあげましょう。」



あくびをすると脳の温度が下がるのかを検証


千葉公慈さん登場。


ありがたい説法を聞きながら、スタッフ3人があくびをした時の脳の温度をモニタリング。


NHコ仏教講座 インド仏教深層心理分析論 アーラヤ識





「ビブリタグヒャールタピンダヴァーキャー」という書物ついての話。


「アーラヤ識」=アーラヤビジニャーナ


アーラヤは「横たわる」「全く動かない」という意味


その後も、小難しいお話が続きます。


ナレーション「大変失礼ながらざっくりお伝えすると、人間の心の善悪はどのように生まれるのか?とお話してくださっています。」


脳温のモニタリングでは、説法を理解しようとして5分経過時点で0.1~0.2℃上昇。





その後10分経過時点では脳の温度が下降してほぼ元通りに。





休息モード中。


それでも千葉住職のありがたい授業は続きます。


すると脳温が再び上昇。


眠らないらないように頑張っている様子。


実験開始から25分後に一発目のあくび。


あくび後には0.2℃も脳温がダウン。


次々にあくびを連発する3人。


いずれもあくび後に脳温が下がる事が判明。



結論


というわけで、


「なぜ眠くなるとあくびが出るの?」は、


「脳の温度を下げるため」


でした。
 


解説してくれたのは



首都大学東京の北一郎教授。



北一郎教授


氏 名 北 一郎(キタ イチロウ)
職 位 教授
所 属 大学教育センター
人間健康科学研究科 ヘルスプロモーションサイエンス学域
2018年再編前の所属
人間健康科学研究科 ヘルスプロモーションサイエンス学域
大学教育センター

専門・研究分野 運動と情動の神経科学/行動生理学/行動神経科学
最終学歴・学位 金沢大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)、医学博士(東邦大学)
研究テーマ *** 運動と情動の脳科学 ***
● ストレス・覚醒・情動反応の脳内メカニズム
● 呼吸循環反応の神経性調節機構
● 運動による抗うつ抗不安効果の脳科学
(大学HPより)



首都大学東京


首都大学東京(しゅとだいがくとうきょう、英語: Tokyo Metropolitan University)は、東京都八王子市南大沢1-1に本部を置く日本の公立大学である。2005年に設置された。大学の略称は首都大。ただし、一部では首都大学や首大[1]も略称として使用されている。 大学名は2020年4月から東京都立大学に変更される予定[2]。

都立四大学改革の議論の結果、東京都の設置する4つの大学および短期大学(東京都立大学、東京都立科学技術大学、東京都立保健科学大学、東京都立短期大学)を統合して設置された。母体となった4大学・短期大学は公立大学法人首都大学東京の設置する大学として併存された後、在学生がいなくなった時点でそれぞれ閉学となり、首都大学東京へ吸収された。

2020年4月、「東京都立大学」に名称変更予定である。前身校の一つである(旧)東京都立大学と同じ校名となることもあり、都立大が「復活」という文脈での取り上げ方[3] [4] [5] も見られたが、本件に関する関係者説明会[6] において大学側は「復活とか元に戻ることを考えたことはない」としており[7]、 かつての東京都立大学に単に回帰するという見方は否定している[8]。

なお、英語名称は(旧)東京都立大学の時代より引き続き “Tokyo Metropolitan University” である。
(Wikipediaより)




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