今回は、2018年4月7日放送、第0回「チコちゃんに叱られる!」の2つ目のお話。
「「どっこいしょ」ってどういう意味?」だよ!
なぜなんだろう?
「どっこいしょ」ってどういう意味?
チコちゃん「いつまでも若々しい素敵な大人ってだーれ?」という問いかけで、大竹まことさんが回答者に。
チコちゃん「立ち上がる時に思わず出てしまう言葉ってな~に?」
大竹まことさん、「どっこいしょ」。
ここでチコちゃんからの問題、「どっこいしょってどういう意味?」
大竹まことさん、答えられずにられちゃいました。
チコちゃんの答えは、
「どっこいしょとは、人間の五感を研ぎ澄まし、邪念や迷いを捨てて心が清らかになること」
なんだって?
どっこいしょとは修験者が山を登りながら唱えていた言葉
解説してくれたのは、富士山曹洞宗宝林寺のご住職、千葉公慈さん。
いろいろなテレビ番組に出ているお坊さんですね。
以下、専門家の解説。
「どっこいしょ」とは、修験者が山を登りながら唱えていた言葉。
富士山を登拝して修行する修験者は、「ろっこんしょうじょう」と唱えながら登ります。
(昭和4年の映像)
漢字で書くと「六根清浄」。
これがどっこいしょの起源なんだって!
六根とは「見る」、「聞く」、「嗅ぐ」、「味わう」、「触れる」の5感に「思う」を足したもの。
この6つの感覚を、きれいに清めるのが六根清浄というんだ。
「五感と心を研ぎ澄ませ、修行に集中し、力を発揮できますように」と祈る言葉なんだって。
富士山の登山口で売られている木の杖「金剛杖」には、六根清浄という文字が書かれているんだ。
この言葉は、昔は一般的な言葉として日常生活でよく使われていたんだね。
これを繰り返すうちに、「六根清浄」から「どっこいしょ」と転じたということ。
なぜ年を取るとどっこいしょと言うのか
なぜ年を取るとどっこいしょと言うのかについては、
「仏様に近づいたから。」
とのこと。
知らなかったね!
とっても勉強になりました。
解説してくれたのは
今回の解説は、富士山曹洞宗法林寺の住職 千葉公慈さんだよ。
千葉 公慈(ちば こうじ、1964年 – )さん
日本の仏教学者、駒沢女子大学教授。
専門はインド・チベット仏教教理学。
来歴
千葉県市原市生まれ。
1993年 駒澤大学大学院人文科学研究科博士後期課程(仏教学専攻)満期退学。
文学修士。
2011年に駒沢女子大学人文学部日本文化学科教授に就任。
近年は唯識思想と日本文化論を研究。
市原市の曹洞宗宝林寺(第24世)住職。
曹洞宗教誨師。
テレビ、雑誌、講演などで仏教の教えや生き方を説く。また民俗学や日本人の思想にも造詣が深い。
著書に『心と体が最強になる禅の食』
『そうだったのか!お寺と仏教』
『知れば恐ろしい日本人の風習』
『心の花を咲かせる言葉』
『運がよくなる仏教の教え』(萩本欽一との共著)(Wikipediaより)
富士山曹洞宗法林寺の場所はこちらだよ!
http://sotozen-navi.com/detail/index_220623.html
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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2018年4月7日放送、第0回「チコちゃんに叱られる!」の放送内容は下記からどうぞ!