今回は、2019年8月30日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。
なぜ恐竜はいない?
絶滅したからですよね。
氷河期が原因だったっけ?
なぜ恐竜はいない?
本日の1問目。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番ロマンあふれるステキな大人ってだーれ?」
岡村さんが、立候補で解説者に。
恐竜の話題。
チコちゃん「恐竜が見たい!」
岡村さん「絶滅しましたから。」
チコちゃん「やだ~!見たい見たい~!」
岡村さん「ちょっと入り口がいつもと違うなぁ。ドキドキしてきました。」
チコちゃん「なんで恐竜はいないの?」
岡村さん「氷河期が来たから。」
チコちゃん「あのさぁ岡村。質問初めてさ、2分ぐらいでさぁ「なんで恐竜はいないの?」って聞いたら「氷河期が来たから。」それで成り立つ番組なの?」
岡村さん「違います。」
岡村さん「食べ物が無くなったので餓死した。」
チコちゃん「じゃあ恐竜は餓死したんだね?」
岡村さん「という説もありならがですけれども!」
正解に至らず、叱られちゃいました。
その後、木村さんにも回答を振られましたが、正解に至らず。
VTRでは、ディレクターが、机の上で恐竜の人形を戦わせているところから。
先輩Dから「しょぼい!」
近年は、CGが主流なので人形遊びじゃ迫力が出ないということで、先輩Dがあるホームページを。
NHK 恐竜超世界 2019
その後、ディレクターは、NHKの恐竜番組スタッフルームへ。
「NHKスペシャル 恐竜CG」と書かれたディスクをおかりします。
NHKスペシャル 恐竜超世界の映像。
ナレーション「お礼のバナナ。皆さんで召し上がってください。」
街頭インタビュー(神奈川県立生命の星・地球博物館)でも、正解なし。
ナレーション「ワンレン・ボディコンも絶滅したなぁとか、ガングロもいないし、チーマーもいないし、澁谷を闊歩していたコギャルたちももう30代半ばかぁーとか。ねぇ、杉浦ちゃん。」
パラパラを踊るNHKの杉浦アナの映像
チコちゃんの答えは、「恐竜はいる」
恐竜はいる
多くの人は恐竜は太古の昔に絶滅したと思っています。
しかし、その認識は間違っていて今でも生きています。
しかもとても身近な所にいます。
それが鳥。
カラス、スズメ、インコなんかもひっくるめて鳥たちは実は恐竜。
生命の進化が関係
生命の進化は一本の木が枝分かれする様子。
人間を含む脊椎動物は進化の過程で魚類、両生類に分かれ、両生類から哺乳類、爬虫類に枝分かれ。
爬虫類という枝がさらに分かれて、トカゲワニ・翼竜・恐竜などに細かく分類。
そして恐竜の枝は、
鳥盤類 (例:トリケラトプス、ステゴサウルスなど)、
竜盤類 (例:ティラノサウルス、鳥類など)
の2つに分類。
鳥は分類上は現存する恐竜。
空を飛ぶ恐竜の代表格のようなプテラノドンなども鳥っぽい。
でもここで要注意。実はプテラノドンは空を飛ぶというだけで鳥類とは全く別種。
むしろプテラノドンは翼竜に属していて、恐竜になる前に枝分かれした生き物なので実は恐竜ではない。
恐竜っぽくない鳥は恐竜なのに、恐竜っぽいプテラノドンは恐竜ではない。
この恐竜に共通するポイント
そのポイントとは、脚の生え方。
ワニなどの爬虫類の脚は体から横向きに脚が生えています。
鳥を含む恐竜の脚は体から下向きに生えているという特徴。
さらに鳥には羽毛が生えています。
ティラノサウルスの仲間であるユウティラヌスという中国の恐竜。
その化石には羽毛が生えていた跡がくっきり残っているとのこと。
そこからティラノサウルスにも羽毛が生えていたのではないか?という説を支持する研究者は多いらしい。
1990年代に羽毛恐竜の化石が多く発見。
多くの共通点を持つ鳥が恐竜の仲間であるという考えが一般的に。
ではなぜ鳥だけは今もしっかりと生き続けている?
いろいろな説があるそうという前置き。
今から6600万年前に巨大隕石が衝突して地球環境に大ダメージがあった事が関係しているのではないかと想定。
簡単には、恐竜はその大きな環境の変化に耐えられずに絶滅。
一方、鳥類は環境の変化に適応して生き延びた。
恐竜時代に既に鳥は生息していたという事実。
その証拠に、当時の地層から多くの鳥の化石が発見。
なぜ鳥は環境の変化に耐えられたのかの謎については未だに研究段階で結論は出ていないとのこと。
最後にディスクを返却。
ディレクターは、「CGありがとうございます。恐竜の差し入れです!」という置手紙とやきとりの差し入れ。
結論
というわけで、
「なぜ恐竜はいない?」は、
「恐竜はいる」
でした。
解説してくれたのは
北海道大学総合博物館の小林快次教授。
小林 快次(こばやし よしつぐ、1971年 – )は、日本の古生物学者。北海道大学総合博物館教授、大阪大学総合学術博物館招聘教授。
1971年、福井県にて生まれる。1995年にアメリカ合衆国ワイオミング大学地質学地球物理学科を卒業し、2004年にサザンメソジスト大学地球科学科で博士号を取得する[1]。2015年に北海道大学准教授に就任[2]。層位学・古生物学を研究し、モンゴルやカナダなど海外での発掘調査に携わる。2006年から2010年にかけてのゴビ砂漠での発掘調査でチームがデイノケイルスの全身骨格を発掘している[3]ほか、2013年には江南省地質博物館などの研究機関との共同研究でジアンチャンゴサウルスを発表している[4]。国内では北海道むかわ町で発見された「むかわ竜」と呼ばれるハドロサウルス科の恐竜の発掘調査・研究の専門家であることで知られている[5]。2018年度北海道文化奨励賞受賞。2019年、北海道大学教授へ昇任。
(Wikipediaより)
北海道大学における博物館は、札幌農学校時代の1884年(明治17年)に、それまで開拓使が管理・運営していた植物園博物館を譲り受けたことにより発する。なお植物園博物館は現在、北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの管轄下に置かれており、総合博物館とは別組織となっている。
1966年(昭和41年)より札幌キャンパス内に総合博物館の設置が検討が開始され、およそ30年に渡る構想の上、1999年(平成11年度)文部省より設置が認められた。
総合博物館は、札幌農学校の開校以来140年に渡る研究成果として生み出された学術標本を良好な状態で集約・管理し、学内外に情報を発信することを目的としている。
学内組織としての総合博物館は、札幌キャンパス構内にある本館(北10条西8丁目)並びに札幌農学校第2農場(北18条西8丁目)、函館キャンパスの水産科学館(函館市港町)の3施設により構成される。
歴史
1999年(平成11年) – 総合博物館を設置。
理学部本館(1930年造)約9千平方メートルのうち約3千平方メートルを展示に充て設置された[2]。
2000年(平成12年) – 一部補強工事[2]。
2007年(平成19年) – 水産科学館(水産学部の展示施設、1958年開館)が総合博物館の分館となる。
2015年(平成27年) – 耐震改修と内装工事のため、同年4月より休館[2]。
2016年(平成28年) – 開学140周年にあたりリニューアルオープン[2]。これにより展示スペースが従来の倍近くとなる[2]。
開館時間等
開館時間、休館日等は以下の通りである[3]。
入館料 無料
開館時間
10:00 – 17:00
10:00 – 21:00 (6 – 10月の金曜日)
休館日
月曜日 (祝日を除き、週明けの平日に振替)
09/04, 12/28 – 01/04
01/14 – 01/15 (大学入試センター試験のため)
02/25 (大学入試前期試験日のため)
03/12 (大学入試後期試験日のため)
交通アクセス
札幌農学校第2農場は当該記事、水産科学館は北海道大学#函館キャンパスを参照
本館
JR札幌駅北口より徒歩15分。地下鉄北12条駅より徒歩6分。
(Wikipediaより)
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