今回はチコちゃんに叱られる!▽イチョウの葉の謎▽飛行機の搭乗口▽赤色の謎 初回放送日NHK総合テレビジョン11月6日(金)を紹介。
なんで赤は目立つの?
なんで赤は目立つの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、赤が似合うステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「なんで赤は目立つの?」
チコちゃんの答えは、「赤が見分けられないと生き延びられなかったから。
赤が見分けられないと生き延びられなかったから
【色の雑学】なんで赤は目立つの?答えは「赤が見分けられないと生き延びられなかったから」!?視覚の進化と生命のドラマ
標識や警告表示、消防車など、日常で危険や注目を集めるために使われる「赤色」。
「赤ってパッと目に飛び込んでくるよね!」
「他の色よりも目立つのはなぜなんだろう?」
そう思ったことはありませんか?
先日の『チコちゃんに叱られる!』では、神奈川大学の吉澤達也教授がその深い科学的・進化論的な理由を明かしてくれました!
なんと、最大の理由は「赤が見分けられないと生き延びられなかったから」だったのです。
今回は、人間の目が赤色を特別視するようになった感動の進化ドラマをたっぷりお届けします!
チコちゃんの答え:赤が見分けられないと生き延びられなかったから!
番組で発表された気になる答えはこちら!
「赤が目立つのは、赤が見分けられないと生き延びられなかったから!」
色の中で「一番明るく見える色」は、波長555ナノメートル付近の「黄色と緑の間」の色です。
それなのに、なぜ「赤」が最も目立つ色として脳に届くのでしょうか?
吉澤先生によると、「よく見える色」と「目立つ(意識が向く)色」は意味合いが大きく異なるそうです。
人間の祖先が生き残るための生存戦略が、この赤色に隠されていました。
太古の祖先は「赤」が見えない世界にいた!?
約6,000万年前、人間の祖先(ジュラマイアなど)を含む多くの哺乳類は「2色型色覚」でした。
これは青と黄色は見分けられるものの、赤と緑の見分けがつかないという視覚です。
現在の犬や猫などもこのタイプに当たります。
当時の祖先たちは、恐竜などの天敵から身を隠すために「夜行性」として生活していました。
明るい場所で色を見分けるよりも、暗闇でわずかな光を捉えることが最優先だったため、赤を見分ける能力は必要ありませんでした。
緑も赤も、薄い黄土色や濃い黄土色のようにしか見えていなかったのです。
熱帯雨林で起きた進化!サルの時代に手に入れた「3色型色覚」
やがて恐竜が絶滅し、人間の祖先は昼間に木の上で生活するようになります。
ここで、祖先たちの目の細胞に大きな進化が起こりました!
周囲の緑色の中から「赤色」をくっきりと判別できる「3色型色覚」を獲得したのです。
なぜ赤色を見分ける必要があったのでしょうか?
最大の理由は「食料(栄養)の確保」でした。
熱帯雨林に実るイチジクなどの果実や、クルミ・栗などの木の実。
これらは熟すと緑色から「赤色」や「赤褐色」へと変化します。
緑の葉っぱに紛れた熟した赤い実を素早く見つけられないと、ご飯にありつけず生存競争で生き残れませんでした。
「赤を見つける=栄養を得て生き残れる」という生存の条件が、脳に赤を強く意識させるきっかけとなったのです。
危険・炎・生命!人間に刻まれた「赤の記憶」
赤が目立つ理由は、食べ物だけではありません。
人間の歴史において、赤は命に直結する重要なシグナルでした。
血液の色(生命の危機)
怪我や天敵の攻撃による「血の色=赤」は、本能的に危険を察知する警報カラーでした。
火の色(文明と防寒)
約180万年前から自然の火を活用し、約40万年前には火を起こす術を得た人類。
寒さを凌ぎ、暗闇の外敵を払い、お肉を加熱調理するための「火の色=赤」を識別することは生き残る必須スキルでした。
お母さんの顔(赤ちゃんの視覚)
人間の赤ちゃんは、お母さんの唇や目の周りの赤みを強く認識するようにできているという説もあります。
命を繋ぐ重要な情報の多くが「赤色」だったため、人間の脳は無意識のうちに赤へ視線が向くように進化したのです。
まとめ:目立つ「赤」は生き抜いた証!
普段何気なく目にしている信号の赤や、警戒標識の赤。
その色の裏側には、何千年もかけて命を繋いできた人類の進化の歴史がありました。
昔の祖先は赤と緑の区別がつかない夜行性だった!
木の上で熟した「赤い果実」を見つけるために3色型色覚へ進化!
血の色(危険)や火の色(生存)として脳に強く刻まれた!
生きるために重要な色が「赤」だったからこそ目立つ!
次に赤い色を見かけたときは、ぜひ太古の祖先たちが生き抜いてくれた歴史のドラマを感じてみてくださいね!
結論
というわけで、
「なんで赤は目立つの?」は、
「赤が見分けられないと生き延びられなかったから」
でした。
解説してくれたのは
神奈川大学の吉澤達也教授。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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