今回は、2020年4月24日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!▽ブルーシートの青の謎▽中国料理の回転テーブルの番組内容を紹介。
なんで遠くにあるものは小さく見えるの?
たしかに、改めて聞かれると答えられない。
なぜなんだろう?
なんで遠くにあるものは小さく見えるの?
本日の4問目。
いつもの大笑いから、トークが始まります。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番「大きければいいってもんじゃない」と思っているステキな大人ってだーれ?」
背の高さから、岡村さんが回答者に。
チコちゃん「なんで遠くにあるものは小さく見えるの?」
岡村さん「えっ、、わからない。。一回、横になりたいぐらい。。。」
と、全く答えられず。
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
その後も、足立さんや、岡村さんがいろいろ答えるも、正解なし。
最後に鈴木さんに振ると
鈴木さん「あの~、、さっぱり分かんないです!」
チコちゃんの答えは、「大きさとは光の角度だから」
大きさとは光の角度だから
私たちの目はカメラと同じような構造。
カメラは光がレンズを通過し、フィルムに届いて像が焼き付け。
そして、写真ができあがります。
人間の目は入ってきた光が網膜に届いた時に像が完成。
そしてこの網膜に映る像が脳に伝わって情報が整理。
これが「モノを見る」という行為。
この時に目に入る光の角度によって網膜に映る像の大きさが変わります。
小さなものを見る時は角度が小さくなり網膜に出来る像も小さくなります。
また、反対に大きなものは角度が大きくなって網膜に映る像も大きくなります。
そして、同じ大きさのもので比べてみると、遠くにある時に光の角度が小さくなり、近くにある時に角度が大きくなります。
この仕組みの為に私たちは遠くにあるものが小さく見えます。
つまり、光の角度が小さいので、遠くにあるものが小さく見えます。
検証実験
高さ333mの東京タワーと634mの東京スカイツリーの2つのタワー。
両者が同じ高さに見えるポイントを探すことに。
東京スカイツリーの方が2倍近く大きい。
その分東京タワーよりも離れた位置に持って行けば同じ大きさのように見えます。
計算すると画像の赤い円状の地点から見れば同じ高さに見えると推測。
実際に何か所か巡って両者を比較。
田園調布付近。
確かに同じ高さに見えます。
三軒茶屋
こちらもおない高さ。
晴海大橋付近
2つのタワーが離れているので、
同一視界に入らない場合はスマホのパノラマ写真機能で比較。
このように、丸い赤線のところでは同じ高さに。
私たちは経験によって遠くにあるものは小さいという見え方に慣れています。
同じ平面にあっても小さく見えるものは遠くにあるように感じてしまいます。
これを利用しているのが絵画などの遠近法。
反対に距離が違っても同じ平面にあると思い込んでしまうと、大きなものも実際よりも小さく見えてしまいます。
その他、トリック映像。
大きさの違う二人
こちらも椅子の足と本体が離れたトリック映像。
最後にキョエちゃんが人を飲み込む映像で終了。
結論
というわけで、
「なんで遠くにあるものは小さく見えるの?」は、
「大きさとは光の角度だから」
でした。
解説してくれたのは
東京医科歯科大学 臨床教授の梶田雅義先生。
梶田眼科
略歴
1976年 3月 山形大学工学部電子工学科 卒業
1983年 3月 福島県立医科大学 卒業:同眼科学教室 入局
1988年 7月 福島県立医科大学 眼科学 助手
1991年 3月 福島県立医科大学 眼科学 講師
1993年~95年 カリフォルニア大学バークレー校 研究員
2002年 12月 福島県立医科大学 退職
2003年~14年 福島県立医科大学 非常勤講師
2018年~21年 東京医科歯科大学医学部 臨床教授
2003年 6月 東京都港区芝浦3-6-3 梶田眼科院長
役職
日本眼科学会専門医試験問題作成委員
日本眼光学学会理事
日本コンタクトレンズ学会常任理事
日本コンタクトレンズ協議会理事
日本眼鏡学会評議員
《過去の役職》
日本コンタクトレンズ学会理事
日本屈折調節研究会世話人
IT眼症と環境因子研究班班員(日本眼科学会)
CL用語JIS化(ISO/FDIS 8320-1委員会委員:財)日本規格協会
特許庁標準技術集「メガネ」作成委員会委員
(HPより)
東京医科歯科大学(とうきょういかしかだいがく、英語: Tokyo Medical and Dental University;TMDU)は、東京都文京区湯島1丁目5番45号に本部を置く日本の国立大学である。1946年に設置された。 医学部は新八医大の流れをくむ官立の医科大学で、歯学部は旧制歯科医学専門学校のひとつで日本に最初に設置された官立の歯学教育機関。
文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校である。
概要
本学は、1928年に日本で最初に歯学教育機関として設置された、官立の東京高等歯科医学校を前身とする。その後、1944年に医学科が設置され東京医学歯学専門学校となり、1951年に新制大学の「東京医科歯科大学」となり、現在に至る。
四大学連合の一員である。また、医療系産学連携ネットワーク協議会 (medU-net) の幹事校である。
タイムズ・ハイアー・エデュケーションのTHE世界大学ランキング2019-2020では、世界第401-500位、アジア第55位、国内第8位に位置している[1]。
QS世界大学ランキング2019では、医学分野で世界51-100位(国内第4位)[2]、歯学分野で世界第10位(国内第1位)[3]にランクインしている。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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