今回は、2020年10月9日金 チコちゃんに叱られる!「▽和菓子のあんこ▽洋服の布切れ」の番組内容を紹介。
なんで歌うとストレス解消になる?
たしかに、大きな声で歌うとストレス発散になりますね。
なぜなんだろう?
なんで歌うとストレス解消になる?
本日の2つめ目の話題。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、歌声がステキな大人ってだーれ?」
岡村さんの指名で、間宮祥太朗さんが回答者に。
間宮さんは、カラオケなどでは声量が大きいのでマイクのボリュームを落とされるとのこと。
チコちゃん「なんで歌うとストレス解消になる?」
間宮さん「声を発する事でカロリーを消費するから。」
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
チコちゃん「チコはこれを言う事でストレス解消になってます。」
桂由美さんにも聞いてみます。
桂さん「歌も歌わないし、答えも分からない。」
カラオケ店で取材。
なぜか一人カラオケ中の森三中 大島美幸さんが登場。
歌うま芸人さんとしても有名。
芸人仲間とよくカラオケにも行っているという事。
インタビューでは、スタッフが相手の言葉にかぶせて、すこしイラッとさせたうえで、ストレス解消の質問へ。
大島さん「声と一緒に悪いものを出している。」
出張用チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
大島さん「あぁ~嬉しい~。言われた~!」
と大島さんは嬉しそう。
チコちゃんの答えは、「人とは歌うと幸せになる生き物だから。」
人とは歌うと幸せになる生き物だから
解説してくれたのは、鶴見大学歯学部の斎藤一郎教授。
最初に「ストレスが解消したかどうかを見分ける方法」について説明。
唾液の量唾液には食べ物の消化や食べかすを洗い流すという働きがあります。
実は歌う事で唾液が大量に分泌される。」とのこと。
この唾液の分泌量こそがストレス解消のサイン。
歌っている時というのは副交感神経が優位な状態でリラックス状態。
例えば寝ている時に口がポカン・
よだれを垂らしていたりという心当たりはありませんか?
睡眠はリラックス状態であり、唾液の分泌量が増えるのでよだれが垂れているとのこと。
つまり、歌った後というのはいわば睡眠状態と一緒でリラックス状態。
反対に交感神経が優位な状態(=緊張状態)では唾液の分泌量は減少。
プレゼンやスピーチなど人前で話す場合に口が渇くのはこのせい。
斎藤先生が以前行った研究
歌った後の分泌量とストレスを表すホルモン(コルチゾール)の量を測定する実験。
歌唱後はコルチゾールの分泌量が減少。
そして、唾液量は増えるという結果に。
歌うという行為自体にストレス解消の効果が。
そのメカニズムのカギを握るのが、歌っている時の表情筋
遠い我々の祖先は獲物が大量に取れたときや豊作だった時に歌って喜びを表現して来ました。
その遠い過去の記憶が関係しているそう。
古来から人間は怒りで気持ちを昂らせる時や、悲しみを乗り越える時、みんなで楽しみを共有する時など、その喜怒哀楽を歌と共に表現して来た生き物。
特に明るい曲では笑顔で歌う事が多いですが、この笑顔は表情筋がよく動くそう。
この表情筋の活発な動きがスイッチとなって人間の潜在的な喜びの記憶がよみがえってリラックスにつながっているとのこと。
実際に歌うと唾液量は増える?
最後に大島さんに協力してもらって実際に歌うと唾液量が増えるのかどうかを検証。
大島さんの一番のストレス解消曲というaikoさんの『花火』。
歌ってもらってその歌唱前後で唾液量を測定。
歌った後は、1.27gの増加という結果でした。
結論
というわけで、
「なんで歌うとストレス解消になる?」は、
「人とは歌うと幸せになる生き物だから」
でした。
解説してくれたのは
鶴見大学歯学部の斎藤一郎教授。
斎藤 一郎 先生
1954年東京生まれ。
東京医科歯科大学を経て、現在、鶴見大学歯学部教授・附属病院院長。
専門は唾液腺の機能や病態の形成機序ならびに再生機構。
日本のいくつかの歯学部、医学部や米国(スクリプス研究所)で口腔乾燥症を呈する
シェーグレン症候群の研究に長年従事し、多数の論文、著書がある。
歯科基礎医学会ライオン学術賞(2002年)等を受賞。日本抗加齢医学会理事、
アンチエイジング医学編集委員
(HPより)
鶴見大学(つるみだいがく、英語: Tsurumi University)は、横浜市鶴見区鶴見2-1-3に本部を置く日本の私立大学である。1963年に設置された。大学の略称は鶴大(つるだい)、鶴見(つるみ)。
概要
1953年(昭和28年)に国文科の単科として、学校法人総持学園鶴見女子短期大学が設置されたことから始まる。現在は4年制の文学部、6年制の歯学部、そして短期大学部と大学院および専攻科を備える陣容となっている。さらに、周辺市民に対して生涯学習セミナーを行い、地域社会に開かれた大学を目指している。また、文部省(現文部科学省)からの嘱託で、学部とは別に「図書館学講座(司書・司書補講習)」を1954年(昭和29年)から一般に開講している。同課程の単位取得者は全国規模で各図書館等で活躍している。全国的には稀な「図書館学課程」という「学校教育法で定められた正規の課程」を長年に亘り一般に開講し続けている。曹洞宗系の私立大学である。
(Wikipediaより)
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