今回は、2019年10月4日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」「“なぜ紙で指を切ると痛い?”“ケチャップの秘密”ほか」のお話。
なんで紙で指を切るととても痛いの?
確かに、紙で指を切ると、痛いですねぇ。
なぜなんだろう?
なんで紙で指を切るととても痛いの?
本日の4問目。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番指先が繊細でステキな大人ってだーれ?」
岡村さんの指名で、小林さんが回答者に。
チコちゃん「紙で指切ったことある?」
小林さん「ありますよ。痛いんですよえぇ。」
チコちゃん「なんで紙で指を切るととても痛いの?」
小林さん「紙は薄いから痛い。」
正解にいたらず、叱られちゃいました。
銀座で街頭インタビューしても、正解なし。
チコちゃんの答えは、「ノコギリで切られた感じだから。」
ノコギリで切られた感じだから
解説してくれたのは、筑波大学の江前敏晴教授。
紙の縁にその秘密があります。
普通のコピー用紙を顕微鏡で拡大してみると、その縁はギザギザ。
紙は繊維が結合してできたもの。
だから、紙の縁には繊維の切れ端が出ています。
その他、チラシなどに使われるコート紙も拡大すると縁はギザギザ。
このギザギザした縁で指を切ると、ナイフというよりかはノコギリで切るのに近い感覚。
ナイフで切った場合は刃には何も残りません。
ノコギリだと切ったものの断片が肉が刃にこびり付きます。
紙で指を切った時にどれほど削れてしまうのか?
実際の指を使って実験しようと、。力してくれるADさんを募集するも、だれも立候補せず。
岡村さん「これ一歩間違えたら問題なる!」
そこで、魚肉ソーセージを使って実験。
ソーセージを紙で切ってみて肉に反応する試薬をつけて顕微鏡で観察。
すると紙の縁には肉の反応が見られ、たくさん削りとられているのがわかります。
さらに指を紙で切ると痛い理由として、指はより敏感である必要があるので神経が沢山集まっているから。
ここからの解説は、昭和大学の岡本健一郎教授。
指は物を掴んだり、熱い・柔らかい・湿っているなど様々なものを感じる重要な部位。
さらに指は生活するうえで常に使い続けて刺激を受けるので傷口が治りにくい。
そのため、ずっと痛みを感じてしまうとのこと。
結論
というわけで、
「なんで紙で指を切るととても痛いの?」は、
「ノコギリで切られた感じだから」
でした。
解説してくれたのは
筑波大学の江前敏晴教授。
江前 敏晴(エノマエ トシハル; Enomae, Toshiharu)
所属 生命環境系
職名 教授
性別 男性
生年月 1960-12
URL http://www.enomae.com/
eメール t@enomae.com
enomae.toshiharu.fw@u.tsukuba.ac.jp
研究室 C209, 総合研究棟A618
電話 029-853-4646
Fax 029-853-4646
研究分野 文化財科学・博物館学、木質科学
(大学HPより)
(つくば)、筑波大(つくばだい)などと呼ばれている。
文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校である。
広島大学と共に旧二文理大である。
1872年(明治5年)に日本で最初に設立された師範学校を創基とする東京師範学校(のち東京教育大学)を前身とする大学で、昌平坂学問所(昌平黌)を一部引き継ぐ形で設立された経緯もあり、その創立は日本で最も古い大学群の一つとなる。キャンパスが狭隘で分散していたので1963年(昭和38年)8月27日に閣議決定された筑波研究学園都市への移転が議論されたが、教授会間の意見のずれ・学生運動による入試中止があり、大学改革議論の中で、1973年(昭和48年)10月に新構想大学として東京教育大学を母体に発足した[1]。
筑波大学は筑波キャンパスの他に旧東京教育大学の敷地の一部も所管している。東京都文京区大塚の旧東京教育大学の本部敷地には東京キャンパス文京校舎(旧称:大塚地区)として、首都圏にある附属学校を統括する学校教育局と社会人対象の夜間大学院である大学院ビジネス科学研究科、法科大学院や各種研究センターを設置している。
現在の国立科学博物館は1889年(明治22年)から1914年(大正3年)に「東京教育博物館」として再独立するまで、東京高等師範学校の附属機関として存在した。前身の東京教育大学は、4つの学校(東京文理科大学、東京高等師範学校、東京農業教育専門学校、東京体育専門学校)を母体としており、さらに筑波大学になってからも2002年(平成14年)に図書館情報大学と統合するなど、様々な機関の歴史を背景に現在へと至っている。
(Wikipediaより)
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