今回は、2019年10月18日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!電話のときウロウロするのは・“旦那”と呼ぶ理由ほか のお話。
フライとカツってなにが違うの?
確かに、フライもカツも上げたものですよね。
魚介類と、牛豚などの肉で使い分け?
フライとカツってなにが違うの?
本日の3問目。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番揚げ物をがつがつ食べるステキな大人ってだ~れ?」
岡村さんが立候補して回答者に。
チコちゃん「フライとカツってなにが違うの?」
岡村さん「これは、、、違わないんですよ!」
チコちゃん「岡村、、ぼ、、ぼ、、、ぼーっと?」
岡村さん「ちょ、ちょっと待ってください。ちょっと待ってください!」
岡村さん「揚げる、、時間!」
正解にいたらず、叱られちゃいました。
岡村さん「違いなんてある?」
東京・上野での揚げ物屋の前での街頭インタビューでも正解なし。
チコちゃんの答えは、「フライは揚げたものカツは焼いたもの。」
北村さん「焼いたもの?」
岡村さん「焼いたもの?」
戸田さん「揚げてますよね?」
フライは揚げたものカツは焼いたもの
解説してくれたのは、服部栄養専門学校の服部幸應先生。
まずフライは、deep flyという油をたっぷりと使って揚げる調理法が語源。
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フライの意味は、食材を高温の油で揚げた料理。
高温の油で揚げるので食材表面の水分が瞬時に蒸発。
同時に、表面が熱で硬くなって殻のような役目をする事で表面はサクっと中はジューシーに。
これに対してカツとは食材を焼きます。
牛肉を油で焼いたフランス料理のコートレット(côtelette)。
日本語読みだとカツレツが語源。
たっぷりの油とバターで揚げながらやきます。
イタリア料理店にあるメニューだとミラノ風カツレツがコートレットスタイル。
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カツレツのレシピを伝授
明治28年創業の銀座の老舗洋食店 (煉瓦亭)の木田浩一朗シェフ。
創業当時のカツレツのレシピを披露。
1. たたいて薄く伸ばした仔牛肉に小麦粉・卵・パン粉を付けます。
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2.フライパンに油とバターを溶かして仔牛肉を焼きます。
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3.パン粉に油をしっかり吸わせるて完成。
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しかしこの仔牛のカツレツは既に煉瓦亭のメニューからは消滅。
牛肉の濃い味とバターのこってり感があまり好まれなかったよう。
しかし、初代オーナーの木田元次郎がある工夫。
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それが牛肉の代わりに豚肉を使うというアイディア。
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牛肉よりも味がたんぱくな豚肉を使い、さらにバターを使わずに油だけでシンプルに揚げるという工夫。
このポークカツレツは大人気メニューに。
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これが評判を呼んで日本中に広まって行き、いつしかトンカツに。
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フライもカツも「揚げたもの」になりそうですが?
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服部先生「うん、、、そういう事ですね。」
本来は別々の意味だったのが、いつしか混同されるようになってきたとのこと。
結論
というわけで、
「フライとカツってなにが違うの?」は、
「フライは揚げたもの、カツはもともと焼いたもの」
でした。
解説してくれたのは
服部栄養専門学校の服部幸應先生
服部幸應先生
服部 幸應(はっとり ゆきお、1945年12月16日 – )は、日本の料理評論家、教育者、タレント。学位は博士(医学)(昭和大学・2005年)。本名は染谷 幸彦(そめや ゆきひこ)。学校法人服部学園理事長(第3代)、服部栄養専門学校校長(第3代)、公益社団法人全国調理師養成施設協会理事長、社団法人全国栄養士養成施設協会副会長、一般社団法人全国料理学校協会副会長、東日本料理学校協会会長、特定非営利活動法人NPO日本食育インストラクター協会理事長。プライドフィッシュプロジェクト企画委員会会長[1][2]。
(Wikipediaより)
服部栄養専門学校(はっとりえいようせんもんがっこう)は、東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目にある栄養学・調理の専修学校。理事長は服部幸應。
(Wikipediaより)
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