今回は、2020年1月31日金曜日放送、チコちゃんに叱られる！▽横っ腹が痛くなる謎▽シールの魅力▽肉屋さんのコロッケのお話。
なんで子どもはシールが好きなの？
確かに子供はシールをいたるところに貼りますね。
なぜなんだろう？
なんで子どもはシールが好きなの？
本日の1問目。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番子どもの気持ちが分かる大人ってだーれ？」
岡村さんから降られて、久保田さんが回答者に。
チコちゃん「なんで子どもはシールが好きなの？」
久保田さん「子どもは動物みたいなものでマーキングみたいなもの。」
その後もやり取りがありますが、結局正解に至らず、叱られちゃいました。
お母さん方にも聞いてみますが、正解なし。
チコちゃんの答えは、「達成感が得られるから。」
達成感が得られるから
子どもがシールに興味を持つのは1歳を過ぎた頃。
この時期は、感覚運動期。
感覚運動期は1歳から2歳頃の手などの感覚から周囲の状況を理解しようとする時期。
例えばティッシュを延々と取り出して物を取り出してみたり。
シールのベタベタくっ付く感覚にも興味。
そしてシールの見た目に興味を持ち始めるのが3歳頃。
この頃に自我が芽生え始めます。
自分が好きなものを見つけて自己表現に夢中な時期。
そこで使う表現方法の一種がシール。
色々な柄や形があるので、自分の好みを表現しやすいアイテム。
また、この頃は子どもの指先はまだまだ不器用。
お絵かきなどの表現方法では上手く自分を表現できません。
しかし、シールは剥して貼るだけと簡単。
貼るだけで結果が出て達成感が得られます。
そのため、夢中になってしまう。
なぜ、同じ場所に集中してシールを貼る？
子供は、シールを貼るという行為に少なからず不安を感じています。
しかし、一度シールを貼ってしまった所は安心できるところ。
「まず間違いなく成功するであろう貼り場所」と認識。
そのため、おなじ柱や家具に貼り付けるとのこと。
また、シールは、子どもの成長に重要な役割を担っています。
そのため、シールをあちこちに貼る子どもを叱りつけるのはあまり好ましくありません。
貼るという行為を通して子どもの自尊感情を育てる重要な成長過程。
叱るのは逆効果。
むしろ上手く貼れた事を褒めるのが正しい対応とのこと。
シールが子どもたちに親しまれるきっかけ
きっかけは、1963年に明治がチョコのフタ2個と「鉄腕アトム」シールを交換するというプレゼントキャンペーン。
このシールが大ヒット。
そこで、各お菓子メーカーがお菓子のおまけにキャラクターシールを付けるようになったそう。
古くはエイトマン、
鉄人28号、パティ&ジミー、キキララなど。
その他、ピンク・レディーシールなども。
そして、ビックリマンチョコは、一世風靡
より、若い世代になるとポケモンシールなども、大人気。
子供の成長を支えたシール。
結論
というわけで、
「なんで子どもはシールが好きなの？」は、
「達成感が得られるから」
でした。
解説してくれたのは
鎌倉女子大学 短期大学部の学部長、小泉裕子教授
コイズミ ユウコ
小泉 裕子
所属 鎌倉女子大学短期大学部 初等教育学科
職種 教授
■ 役職
1. 2019/04/01～ 鎌倉女子大学短期大学部 学部長
■ 主な担当科目
保育原理、幼児指導、保育内容総論、実習指導、教職・保育実践演習、
■ 専門分野
Education（Eary Child Education）, Childhood science, Educational psychology
■ 学歴 ・学位
1. 1994/04～1996/03 横浜国立大学大学院 教育学研究科 心理学専修 修士課程修了 修士（教育学）
■ 職歴
1. 1998/04～ 鎌倉女子大学大学院 児童学研究科 児童学専攻 教授
（大学HPより）
鎌倉女子大学（かまくらじょしだいがく、英語: Kamakura Women’s University）は、神奈川県鎌倉市大船六丁目1番3号に本部を置く日本の私立大学である。1959年に設置された。 創設者は松本生太。学校法人鎌倉女子大学が経営。
大学全体
（沿革の項も参照のこと）
1933年に松本生太が横浜市神奈川区に設立した京浜女子家政理学専門学校を母体とする。
1945年に鎌倉市岩瀬にキャンパスを移転した後、1959年に京浜女子大学を設立した。
1989年に校名を現在の鎌倉女子大学に変更し、1999年に鎌倉市大船にあった松竹大船撮影所跡地を取得し、2003年から大学院、大学、短期大学部の大船キャンパスとして使用されている。
なお、岩瀬キャンパスには併設校の鎌倉女子大学中等部・高等部（女子校）、鎌倉女子大学初等部（共学）、鎌倉女子大学幼稚部（共学）が置かれている。
建学の精神
教育の理念：感謝と奉仕に生きる人づくり
教育の目標：科学的教養の向上と優雅な性情の涵養
教育の姿勢：人・物・時を大切に
教育の方法：ぞうきんと辞書をもって学ぶ
教育の体系：徳育（仁）・知育（知）・体育（勇）の調和
（Wikipediaより）
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