NHK番組「チコちゃんに叱られる!」の放送内容を詳しく紹介!

チコちゃんに叱られる!

チコちゃんクイズ

ブルーシートってなんで青なの?→バケツが青かったから。もともとはオレンジ。公害対策で黄鉛廃止、安全アピールもかねて青になった。

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今回は、2020年4月24日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!▽ブルーシートの青の謎▽中国料理の回転テーブルの番組内容を紹介。


ブルーシートってなんで青なの?





たしかにブルーシートは青ですね。


なぜなんだろう?





ブルーシートってなんで青なの?


本日の1問目。


今回は、鈴木雅之さんがスタジオに。


その経緯は、鈴木さんがチコちゃんに会いたかったとのこと。


ミラーになっているサングラスにスタジオの様子が映り込み、その中にはチコちゃんも。




チコちゃん「サングラスの中まで、CG処理でございます。」


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、今年はコロナで大変だったけど、いつも通りお花見をするとしたらお花見の席で目立っちゃう大人ってだーれ?」


姿形から、目立つであろう鈴木さんが回答者に。


お花見は結構苦手という鈴木雅之さん。


お花見の席に差し入れを持って行き、乾杯だけして3分で帰ったとのエピソード。


そんな花見の話から、ブルーシートの話題に。


チコちゃん「ブルーシートってなんで青なの?」


鈴木さん「全然わかんない。」


チコちゃん「全然分かんないなら言わせてもらいます!ボーっと生きてんじゃねーよ!」


千葉ポートパークでのインタビューでお正解なし。



チコちゃんの答えは、「バケツが青かったから。」



バケツが青かったから


ブルーシートの色は元々は青では無かった。


「安全」というイメージを打ち出すために青に変更されたとのこと。


ブルーシートの主な素材はポリエチレン。




作り方は、まず、ポリエチレンで作った糸で織ります。




そして、防水の為に表面をラミネートコーティング。




その際に青の顔料を混ぜて青色に。





そんなブルーシートは工事現場や農家でよく使用されています。





開発当初はトラックの荷台にかける幌(ホロ)として依頼が。


昭和40年代頃まではトラックの幌には綿の布が使用。




これをポリエチレン製の幌に置き換えられないか?というのが開発のきっかけ。




そこで、軽く丈夫な糸を開発して、シートが完成。





ただし、その頃のシートの色は青でなくオレンジ色。


これは大手運送会社のイメージカラーに合わせた色。


そして、試作品のオレンジシートを作って長距離試験。


風圧や、はためきの問題のせいで破れる結果。





そして、幌としての販売は断念。


その後、幌はダメでもシートとしての値用価値に気づきます。




昭和40年に「万能シート」という名称で販売。


初代社長の萩原賦一さんの時代にこの万能シートは世間に徐々に普及。


しかし、「ある問題」が発生。



「NHKたぶんこうじゃなかったんだけど劇場」





タイトルは「備前岡山お色変え騒動」。


萩原賦一社長役は、池田鉄洋さん。


そしてある問題とは、オレンジシートに使う顔料に「鉛(黄鉛という鉛の化合物)が含まれていた」という事。





現在販売されているシートにはもちろん鉛は含まれていません。


しかし、当時使われていたオレンジ色の顔料には鉛の化合物が使用。


当時、昭和42年に公害対策基本法が制定。


日本では公害が大きな社会問題化。


主な公害の原因は工場などの製造過程で発生した有害物質。


そこで各企業はそれらの物質の使用を自主規制を。


シートメーカーもその例外ではありませんでした。


黄鉛はすぐに人体に有害な物質というわけではありません。


しかし、燃やした場合に危険性があるかもしれない。


そこで、業界ルールとして黄鉛の使用を自主規制する事に。


この黄鉛は紫外線に対する耐候性や低コストの顔料という面で使用。


それを使えないとなるとその代替品はなかなか見つからず。


そんな中開かれたのが業界関係者による会議。


そこでは代替品になり得る顔料についての話し合い。


その会議の席に登場したのが目黒祐樹さん演じる「暴れん坊部長」。


一人だけ時代劇口調。


大手企業の部長として会議に参加していたのは世を忍ぶ仮の姿。


実は徳川三代将軍の徳川家光の生まれ変わりがその正体という設定。


傘を使って酔っ払いを撃退する目黒祐樹さん。


そしていつの間にやら会議の場は時代劇口調に。


ここで目黒祐樹さん演じる暴れん坊部長。


オレンジから違う色にする事を提案。


オレンジ色で定着していたシートの色を変える事に反対する意見もありました。





しかし、あえてイメージチェンジで、安全であるというアピールも同時にしようという狙いも。


目黒さん「町人たちに思ってもらうようなものを作るってのはどうだい?」


池田さん「町人さん?」


目黒さん「もとい。消費者の皆さんに。」


結局、オレンジ色に換わる顔料を探すことに。


そこで白羽の矢が立ったのがバケツやホースの青。


屋外で使われる事も多い。





それらに使われているので耐候性も問題無さそう。


すでに大手化学メーカーがバケツ・ホースを青色の顔料で製造していました。




コストの面でも多く流通しているので問題なしい。


そして青=安全というイメージアップも狙えるというのもポイント。


そして、新たなシートの色に使われることに。





オレンジ色から青に変わったシートは定着するまでに2~3年の時を要しました。


そのうちに全国的に広まって名称もブルーシートで定着したとのこと。



結論


というわけで、


「ブルーシートってなんで青なの?」は、


「バケツが青かったから」


でした。
 


解説してくれたのは


ブルーシート製造で日本トップシェアメーカーの会長・萩原邦章さん。


萩原 邦章(はぎわら くにあき、1953年8月19日 – )は、日本の実業家。萩原工業会長。岡山県出身。

来歴
1976年3月駒澤大学経営学部卒業、萩原工業入社。

同年12月 取締役、1979年12月 常務取締役を経て、1984年12月 代表取締役社長に就任[1][2]。

2010年1月 代表取締役社長 社長執行役員、2016年1月 代表取締役会長。 同年3月 トラスコ中山社外取締役[3]。

ポリエチレン製品工業連合会会長、岡山経済同友会 代表幹事、日本フラットヤーン工業組合理事長などを歴任[4][5][6][7][8][9][10][11][12][13] [14][15]
(Wikipediaより)




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