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広島大学(ひろしまだいがく、英語: Hiroshima University)は、広島県東広島市鏡山1丁目3-2に本部を置く日本の国立大学。1874年創立、1949年大学設置。大学の略称は広大(ひろだい)。 広島大学の位置(日本内)広島大学 広島大学 オープンストリートマップのロゴ オープンストリートマップに広島大学の地図があります。 文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校、また研究大学強化促進事業の支援対象機関であり、旧官立大学の一つでもある。 筑波大学と共に旧二文理大である。 概観 法人本部(事務局) サタケメモリアルホール 大学全体 広島大学は、旧制広島文理科大学をはじめ広島地区に所在していた官立(国立)の7校を包括、さらに広島市立の1校を併合して、1949年に新制大学として設置された。2004年4月に国立大学法人化、2006年4月には全部局の大学院講座化(大学院部局化)完了を経て、現在では12の学部と4の研究科を設置した大学院大学となっている。 太平洋戦争下、世界初の核攻撃を受けた広島にある大学として、原爆症など放射線被曝の治療や平和科学の研究に力を入れている[1](原爆放射線医科学研究所など)。 略称としては前述の通り「広大」(ひろだい)が用いられることが多い。ただし、「ひろだい」の呼称が通用するのは中国・四国地方および九州・沖縄地方を中心とした西日本に限られることが多く、東日本では弘前大学(青森県)を指す場合が多い[要出典](詳しくは「大学の略称」を参照のこと)。 教育理念・目標等 理念5原則(1995年制定) 平和を希求する精神 新たなる知の創造 豊かな人間性を培う教育 地域社会・国際社会との共存 絶えざる自己変革 キャッチフレーズ 「100年後にも世界で光り輝く大学へ」 学士課程教育の特色 2006年度以降の学部入学生には、Hiroshima-university PROgram of SPecified EduCaTion and Study(通称HiPROSPECTS)という教育プログラム[2]が到達目標型の教育システムとして導入され、成績評価も従来の優・良・可・不可に加え秀が導入された。また、全学部の学生に対して、英語力の向上を図り、研究や就職に備える目的のため、TOEIC (TOEIC-IP) の受験を必須としている。 各教育プログラムにおける授業(講義または実習)の一部は、2010年よりHiCE: 広島大学Web公開授業として、1回分(約90分程度)の授業の様子がWeb上から閲覧できるようになっており、入学希望者(受験生)に対して広島大学をより身近に感じてもらうことを目的としている。 また、学力が優秀でありながら経済的理由により大学進学が困難な学生を支援するための「フェニックス奨学制度」がある(従来実施されていた成績優秀学生奨学制度「広島大学エクセレント・スチューデント・スカラシップ」を変更)。これは新入生(学部生10名程度)を対象にした奨学金制度であり、入試(AO選抜の一部および一般選抜前期日程)において優秀な成績を収めた学生に対して、奨学金の給付(月額10万円)、入学料の全額免除、在学中の授業料全額免除というものである(ただし、在学期間中は大学が定める成績基準を満たす必要がある)。広島大学大学院に進学した場合は、奨学生として継続支援を受けることができる。
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