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足がつるって何が起きてるの? 筋肉が果てしなく縮もうとする地獄

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今回はチコちゃんに叱られる! ▽マネキンの謎▽純喫茶の謎▽足がつるって? 初回放送日NHK総合テレビジョン5月29日(金)を紹介。


足がつるって何が起きてるの?





足がつるって何が起きてるの?


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、どんなことにも耐えられそうながまん強い大人ってだーれ?」


チコちゃん「足がつるって何が起きてるの?」


チコちゃんの答えは、「筋肉が果てしなく縮もうとする地獄。」



筋肉が果てしなく縮もうとする地獄


あの激痛の正体は!? 夜中や運動中に「足がつる」原因は、筋肉が果てしなく縮もうとする地獄だった!

夜中にぐっすり眠っているとき。


あるいは、スポーツで気持ちよく汗を流しているとき。


突然、ふくらはぎに走る「ピキーン!」というあの激痛。


「痛たたた……!」と思わず悶絶してしまいますよね。


あの、自分の意思ではどうにもできない恐怖の「足がつる」現象。


一体、私たちの体の中では何が起きているのでしょうか?



チコちゃんの答えは、恐ろしすぎる一言。


「筋肉が果てしなく縮もうとする地獄」!


整形外科医の出沢明先生の解説をもとに、あの激痛のメカニズムを分かりやすく解き明かしていきましょう。



筋肉を守る「2つのセンサー」が鍵を握る

足がつるというのは、筋肉が自分の意思とは関係なく、突然異常に縮んでけいれんすることを言います。


特に、ふくらはぎの外側を通る「腓腹筋(ひふくきん)」という筋肉は、体の中で最もつりやすい部分です。


実は、私たちのふくらはぎには、大怪我を防ぐための「2つの安全センサー」が備わっています。




筋紡錘(きんぼうすい):筋肉の内側にあり、筋肉が「伸びすぎたとき」に働く。




腱紡錘(けんぼうすい):筋肉と腱のつなぎ目にあり、「伸びすぎ」と「縮みすぎ」の両方で働く。




たとえば、つま先を立てると筋肉が伸びます。




そのまま無理に伸ばし続けると筋肉が切れてしまうため、センサーが「筋肉を縮めろ!」と脊髄に指令を出して守ってくれます。




逆につま先を伸ばすと、筋肉がギュッと縮みます。


今度は縮みすぎてアキレス腱が断裂するのを防ぐために、センサーが「筋肉の縮みすぎを止めろ!」と指令を出します。


この、「縮め!」と「緩め!」の絶妙なバランスによって、私たちの体は守られているのです。



パターン①:寝ているときに突然襲ってくる地獄

では、なぜ寝ているときに足がつってしまうのでしょうか?


原因は、この安全センサーの「居眠り」と「環境」にあります。


仰向けで寝ているとき、私たちのつま先はだらんと伸びています。




このとき、ふくらはぎの筋肉はギュッと縮んでこわばった状態が長く続いています。




さらに、夏の冷房や冬の寒さに晒されると、足元が冷えて血流が滞ります。


人間は寝ている間に、呼吸や汗だけで500〜600mlもの水分を失うため、体はカラカラの状態です。


筋肉が正常に働くために必要な水分やミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウム)が届かなくなってしまいます。


筋肉は縮みっぱなしで大ピンチ!


それなのに、「縮みすぎを止める」役割の腱紡錘まで、一緒にお休みモードに入ってサボってしまうのです。




こうして、見張りを失い耐え切れなくなった筋肉が暴走し、激しいけいれんを起こしてしまいます。



パターン②:運動中に激痛が走る地獄

一方で、運動中に足がつる理由は少し異なります。


こちらは、2つのセンサーの「パワーバランスの崩壊」が原因です。


運動で激しくふくらはぎを動かしていると、水分やミネラルが大量に消費されます。


補給が追いつかなくなると、一番重要なセンサーである「腱紡錘」が疲れてしまい、反応が鈍くなります。


つまり、「筋肉の縮みすぎを止める(筋肉を伸ばす)」ブレーキ役が働かなくなってしまうのです。


それなのに、もう一つのセンサーである「筋紡錘」だけはまだまだ元気いっぱい。


アクセル全開で「筋肉を縮めろ!縮めろ!」という命令だけを、脊髄に対してしつこく送り続けます。


ブレーキが壊れた車のように、筋肉は果てしなく縮み続けてしまいます。


これこそが、運動中に起きる「筋肉の終わらない縮小地獄」の正体です。



まだまだある! 足をつりやすくする意外な原因

足がつるきっかけは、日常生活のいたるところに潜んでいます。


運動不足による筋肉の衰え(血流が不足します)


ダイエットや加齢によるビタミン不足


コーヒーやお酒の飲みすぎ(利尿作用で水分が抜けてしまいます)


座りっぱなし、立ちっぱなし(足に血液が溜まってしまいます)


ぜんそくの薬や一部の漢方薬、利尿薬の服用


腰椎(腰の骨)の異常や糖尿病など


このように、ちょっとした体調の変化や生活習慣が、センサーを狂わせる原因になってしまうのです。



予防のキーワードは「マグネシウム」!

あの地獄を味わわないためには、日頃の栄養ケアがとても大切です。


筋肉を動かすミネラルには、それぞれ大切な役割があります。


カルシウム・カリウム:筋肉を「縮める」ときに必要


マグネシウム:筋肉を「緩める」ときに必要


足がつるのを防ぐためには、筋肉をリラックスさせてくれる「マグネシウム」を意識して摂取するのがおすすめです。


あおさやワカメなどの海藻類、ナッツ類、豆腐などに多く含まれています。


もちろん、寝る前や運動前後のこまめな水分補給も絶対に忘れないでくださいね。



まとめ

あの悶絶するような足の痛み。


それは、体を怪我から守るための大切なセンサーが、トラブルによってパニックを起こした結果でした。


足がつるのは、安全センサーの誤作動で筋肉が縮み続けてしまうから。


寝ているときは、水分不足とセンサーの「居眠り」が原因。

運動時は、ミネラル不足で「ブレーキ役のセンサー」が力尽きて暴走する。


予防には、水分補給と筋肉を緩める「マグネシウム」の摂取が効果的。


もし足がつってしまったら、焦らずにつま先をゆっくりと手前に引き、縮みきったふくらはぎを優しく伸ばしてあげてください。


日頃から足元を温め、しっかりと栄養を補給して、あの「縮みゆく地獄」から大切な足を優しく守ってあげましょう!




結論


というわけで、


「足がつるって何が起きてるの?」は、


「筋肉が果てしなく縮もうとする地獄」


でした。
 



解説してくれたのは


整形外科医の出沢明先生。



今回も最後まで読んでくれてありがとう。
他の記事もよろしくね。


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