NHK番組「チコちゃんに叱られる!」の放送内容を詳しく紹介!

チコちゃんに叱られる!

チコちゃんクイズ

小説の「小」って何? 役に立たない

投稿日:

今回はチコちゃんに叱られる! ▽柴犬(しばいぬ)の謎▽小説の謎▽飛行機雲の謎 初回放送日NHK総合テレビジョン10月23日(金)を紹介。


小説の「小」って何?




小説の「小」って何?


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、読書が似合うステキな大人ってだーれ?」


チコちゃん「小説の「小」って何?」



チコちゃんの答えは、「役に立たない。」



役に立たない


【言葉の雑学】小説の「小」ってどういう意味?答えはまさかの「役に立たない」!?2400年の驚きの歴史


日常の中で親しまれている「小説」。


ミステリー、恋愛、SFなど、読書の時間に欠かせない素敵な娯楽ですよね。


「大作に対して小さい作品という意味?」


「短いストーリーのこと?」


そう思ったことはありませんか?


先日の『チコちゃんに叱られる!』では、東京大学附属図書館の荒木達雄特任研究員がその意外な真実を解明してくれました!


なんと、もともとの答えは「役に立たない話」という意味だったのです。


今回は、「小説」という言葉が辿った波乱万丈な2400年のストーリーをお届けします!



チコちゃんの答え:役に立たない!

番組で発表された衝撃の答えはこちら!


「小説の『小』って何?という疑問の答えは、役に立たない!」


今でこそ芸術作品や文学として認められている小説。


ですが、誕生した当時は「価値がない」「役に立たない」とボロクソに言われていました。


一体なぜ、そこから現代の「物語」という意味へと変化したのでしょうか?



始まりは2400年前!「価値がないその場しのぎの話」だった

「小説」という言葉が初めて歴史に登場したのは、約2400年前の中国です。


紀元前4世紀後半の思想家・荘子の書物の中に記述がありました。


「小説を飾り立てて名誉を求めているが、それは大達(偉大な人物の大いなる目標)には程遠い」




ここでは、立派な目標の対義語として使われていました。


つまり、「価値のないその場しのぎの話」という意味だったのです。


当時の中国では、書物は国家のための大切な教えや歴史的事実を記すものでした。


世の中に役立つ知識こそが「大いなる文章」とされていたのです。



400年後には「ゴシップ誌」や「オカルト話」の扱いに!?

それから約400年後の宮廷図書館の一覧表にも「小説」の文字が登場します。


そこでの意味は「道端の噂話や世間話レベルの嘘か本当かわからないもの」でした。


「言葉が浅くて薄い」「現実離れしている」「見なくてよい」と散々な評価です。


具体的な内容を見てみると、現代でいう週刊誌のゴシップ記事のようなものでした。


「政治家の王戎はすごくケチで、甥の結婚祝いに贈った衣服の代金を後から請求した」


「ヘビを使った呪術で財産を築いた家が、お嫁さんがヘビを殺したことで倒れた」


政治家のゴシップや、怪談話・オカルトのような話ばかりが「小説」として一括りにされていたのです。


後に人々の知識が増えると、「ただの迷信で役に立たない」と整理されていきました。



エンタメ要素が花開く!『三国志演義』の爆発的ヒット

3世紀から16世紀にかけて、小説の立場は少しずつ変化していきます。


「どうすれば読者を驚かせられるか?」


「どんなセリフが面白いか?」


ストーリーとしてのエンタメ要素がどんどん追求されていきました。


そして16世紀、歴史を大きく変える作品が登場します。


それが傑作歴史小説『三国志演義』です!





英雄たちの戦いを描いたこの作品は、挿絵入りの本や講談として中国全土で大ヒット!


続いて『水滸伝』や『西遊記』なども発表され、読み物としての立場を一気に高めました。




しかし、それでもまだ「公の場で堂々と読むのはちょっと恥ずかしいもの」という扱いでした。


17世紀になると、日常的な話し言葉で恋愛や身近な出来事を書くスタイルが定着。


人々の娯楽として根付いていきました。



西洋から「Novel」が渡来!ついに芸術作品へ昇格

19世紀になると、西洋から「Novel(ノベル)」という概念が東洋へ入ってきます。


Novelとは「文章で表現したストーリー芸術作品」のことです。


この「Novel」の翻訳語として、歴史のある「小説」という言葉が当てられました。


こうして、「役に立たない噂話」だった小説は、2,000年以上の時を経て「物語としての素晴らしい芸術作品」という意味を確立したのです!





まとめ:見捨てられなかった言葉の奇跡

何気なく読んでいる小説。


その言葉の裏には、時代を超えた評価の大逆転劇がありました。


2400年前は「価値がないその場しのぎの話」だった!


昔はゴシップや怪談話、迷信が「小説」と呼ばれていた!


『三国志演義』などの大ヒットで娯楽として成長した!


西洋の「Novel」の訳語となり、芸術作品の意味に変身した!


「役に立たない」と切り捨てられていた噂話が、人々の「面白いストーリーが読みたい」という情熱によって最高峰のエンタメへと進化したのですね。


次に小説を開くときは、ぜひこの壮大な歴史の物語を思い出してみてくださいね!




結論


というわけで、


「小説の「小」って何?」は、


「役に立たない」


でした。
 



解説してくれたのは


東京大学附属図書館の荒木達雄特任研究員。

荒木達雄(あらき たつお)氏は、東京大学附属図書館 アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)の特任研究員です。

基本情報・経歴

• 所属:東京大学附属図書館 アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)特任研究員(2019年7月〜)
• 学位:博士(文学)(東京大学、2018年9月取得)
• 研究分野:中国文学、水滸伝、明清通俗文学、中国古典文献におけるパンダの記録、日本の読書史、高島俊男氏旧蔵資料の整理など
• 兼任等:神奈川大学国際日本学部非常勤講師(2021年4月〜)

主な活動・トピックス

• メディア出演:NHK総合の人気番組『チコちゃんに叱られる!』に出演(2026年10月23日放送)。
• 研究テーマ:故・高島俊男氏の旧蔵資料の整理や、若手研究「水滸伝語彙辞典稿」の継承と発展などに取り組んでいます。
(AIより)





今回も最後まで読んでくれてありがとう。
他の記事もよろしくね。


過去放送日別一覧ページ


各回放送内容・放送日別一覧








-チコちゃんクイズ

Copyright© チコちゃんに叱られる! , 2026 All Rights Reserved Powered by STINGER.