今回は、2018年11月30日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。
晴れと曇りの境目はなに?
全国の天気予報。
晴れと曇り、飴など、見慣れた予報。
でも、晴れと曇りの境目って言われても、むずかしいね。
どれぐらい雲があったら曇りなんだろう?
晴れと曇りの境目はなに?
本日の3問目。
にらめっこの後は、笑いで始まります。
チコちゃん「青い空、白い雲の下が似合うステキな大人ってだーれ?」
ということで、岡村さんが立候補。
チコちゃん「色んな所に旅に行っています。」
チコちゃん「行く前とか空模様は気になる?」
岡村さん「できれば晴れがいいかな。雨が降らんかったらありがたい。」
チコちゃんからの質問「晴れと曇りの境目は何?」
岡村さん「晴れはバーってなってるんですよ。光が明らかに晴れやもん。曇りは太陽に雲がかかっている。」
チコちゃん「その境目は?」
岡村さん「太陽がちょっとでも姿を見せていたら晴れ。」
しかしながら正解に至らず、叱られちゃいました。
チコちゃん「しっかりと境目があるのよ。」
チコちゃんの答えは、
目で見て空が「2割 青い」で晴れ!
そうだったんだ。
目で見て空が「2割 青い」で晴れ。
解説してくれたのは、東京大手町にある気象庁 東京管区気象台の松下正志さん。
気象台の観測担当の方が空を見上げて雲の量によって晴れ・曇りなどを判断しているそう。
雲の量を0~10割の段階に分けて空模様を判断。
雲の量が9~10だと曇り
2~8だと晴れ
0~1だと快晴
一般の人が感じる8割と、観測担当の方が感じる8割は違うとの事。
2割青ければ晴れ。
8割と9割が晴れと曇りの境目。
観測担当の方はどのように判断しているのか?
答えは「経験」。
観測職員それぞれで判断するので明確なガイドラインは無いそう。
という事で実際の観測現場、東京大手町にある気象庁の屋上。
ここから見える空が東京の空としてお天気情報で伝えられます。
撮影許可はいただいたものの観測職員は勤務中のため話しかけられません。
屋上で待っているとサングラス姿で登場した男性職員。
屋上を歩き回って上空を見つめます。
必ず一人だけで判定する決まりとのこと。
サングラス姿なのは薄い雲もよく見えやすいように。
全天を観て雲の量・形をチェック。
観測時間は約3分間。
終わると、観測室に戻って天気状況を報告。
本日は「10-」。
10割よりちょっと少ない曇りという観測結果。
観測はいつ行う?
観測は3時間おきに1日7回(午前6時、午前9時、正午、午後3時、午後6時、午後9時、午前3時)実施。
全国59か所の観測所、そして全世界の気象台が同じ時刻を採用しています。
夜の観測について取材を申し込んだところ、取材NG。
ナレーション「これは怪しい。。。」
ナレーション「疑い深いスタッフは気象庁の屋上が見えるホテルの一室を借りて確かめてみる事に。」
午後8時50分頃に観測員の方が。
午後9時の観測時間の前に出てきたのは夜の空に目を慣らすため。
ナレーション「さすが。プロ。」
次は午前3時。
観測員の方がねむそうに登場し観測。
なぜ人の目での観測にこだわる?
雲の量は衛星からも観測できるものの詳しい濃淡や形は分からない。
下から見た時の感じ方を大事にしているとの事。
アナログなやり方。
ナレーション「そもそも晴れや曇りなどは人類が勝手に決めた事ですよ?」
結論
というわけで、
「晴れと曇りの境目はなに?」は、
「目で見て空が「2割 青い」で晴れ。」
でした。
解説してくれたのは
気象庁 東京管区気象台で観測業務を長年お務めの松下正志さん
気象庁 東京管区気象台
東京管区気象台(とうきょうかんくきしょうだい)は、東京都千代田区大手町一丁目3番4号(=気象庁)に所在する、管区気象台。
概要
関東地方・中日本を管轄しており、その管轄地域は、以下の1都16県にわたる。
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・長野県・新潟県・静岡県・愛知県・岐阜県・三重県・石川県・富山県・福井県
東京都内の気象観測(桜の開花等の生物季節観測を含む)を行っているが、他の管区気象台とは異なり、東京都(東京都島嶼部を含む)の気象予報の発表は気象庁予報部の直轄となっている。
(Wikipediaより)
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