NHK番組「チコちゃんに叱られる!」の放送内容を詳しく紹介!

チコちゃんに叱られる!

チコちゃんクイズ

なぜ大人になると背が伸びなくなる?→骨にある魔法の線が消えるから

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今回は、2018年11月16日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。


なぜ大人になると背が伸びなくなる?





確かに小学校から中学校ぐらいの時に身長はのびたよね。


なぜ、大人になると背が伸びないんだろう?






なぜ大人になると背が伸びなくなる?


本日の一問目。


チコちゃん「この中で一番子どもの頃からスクスクと元気に育って来た素敵な大人ってだーれ?」ということで、はいださんが回答者に。


チコちゃん「現在の身長は?」


はいださん「え~と。158センチって言ってます。」


はいださん「最近では背が伸びるどころかだんだん小さくなっているような気がする。」


チコちゃん「なんで大人になると身長が伸びなくなる?」


はいださん「大人になったから。体型が固定されるから。」


チコちゃん「それはどうして?」


はいださん「大人になったから。」


というわけで正解にいたらず、叱られちゃいました。


チコちゃんの答えは、


「骨にある魔法の線が消えるから」


そうだったんだ!



骨にある魔法の線が消えるから


解説してくれたのは、小児科医でお茶の水女子大学名誉教授の榊原洋一先生。


実は大人も子供も骨の数は基本的に同じで全身合わせて大体206本。





ただし骨の大きさや長さが変わるんだね。



では、骨はどのようにして大きくなるのでしょうか?



骨の周りには骨芽細胞、破骨細胞という二種類の細胞。


この2つの細胞が協力する事で骨を成長させます。


骨の周りには軟骨があり、骨芽細胞は軟骨を材料にして硬い骨を作り出すします。






しかし骨芽細胞はおおざっぱでバラバラに働きます。


だから、作った骨の形や強度もバラバラで不揃いに。


そこで活躍するのが破骨細胞。


破骨細胞には凸凹として不揃いな部分の骨を一度壊して形や強度を調整します。





この繰り返しによって全身の骨は少しずつ大きくなるとのこと。






身長が多くなる時に一番影響が強いのが太ももやスネにある長い骨。





この長い骨の両端に魔法の線があります。


これが骨端軟骨。


この部分には硬い骨の元になる軟骨細胞と骨芽細胞と破骨細胞が多量に存在。


骨を大きく成長させる前線基地。


そして成長期が終わるとこの魔法の線は消失してしまうんだって。





なぜ大人になるとこの魔法の線は消えてしまう?


「肉体こども劇場 魔法の線のひみつ」





登場人物は、骨芽細胞役の宍戸開さんと破骨細胞役のつぶやきシローさん。


雑に骨を作る骨芽細胞。


几帳面に骨を整える破骨細胞。





骨芽細胞が取り出したのが「成長ホルモン」のドリンク瓶。


成長ホルモンは骨芽細胞の働きを活発にするエネルギー源。


ドリンクを飲み干した宍戸開さんは「ファイト~!」と気合十分。


成長ホルモンの分泌量が多いほど身長が伸びます。


さらにドリンクをおかわり。


宍戸開さん「ファイト~~~!」


つぶやきシローさん「言わないよ~~~!」


身長が伸び続ける中、思春期を迎えると登場するのが性ホルモン。


きれいな女性が性ホルモン役で登場。


成長ホルモンと同様に性ホルモンにも骨芽細胞の働きを高める作用が。


思春期に性ホルモンの分泌量が一気に増えるために作られる骨も量も一時的に増加。


これにより思春期には一気に背が伸びるとのこと。


しかし性ホルモンには軟骨を収縮させるという働きも。


性ホルモン役の女性と一緒に座り込んで休憩をしてしまう骨芽細胞と破骨細胞。


このようにして骨芽細胞と破骨細胞は次第に活躍の場を失ってしまい、骨が作られなくなっていくとのこと。





軟骨が減っていくと魔法の線が消えてそれ以上背が伸びなくなるそう。





結論


というわけで、


「なぜ大人になると背が伸びなくなる?」は、


「骨にある魔法の線が消えるから」


でした。
 

補足


骨粗鬆症


骨の強度が低下し、骨折しやすくなる病気





女性ホルモンの欠乏・加齢・運動不足が原因とのころ。


骨粗鬆症で骨がもろくなるのは、


骨を作る量(骨芽細胞)<骨を壊す量(破骨細胞)





その結果、骨がもろくなるとのこと。



解説してくれたのは


小児科医でお茶の水女子大学名誉教授の榊原洋一先生。


榊原洋一先生


榊原 洋一(さかきはら よういち、1951年12月15日[1]- )は、日本の医師・お茶の水女子大学名誉教授[2]。

略歴
東京都出身。1976年東京大学医学部卒業[3]後、同大学付属病院勤務。1988年医学博士。お茶の水女子大学人間発達教育研究センター教授。2016年定年退任、名誉教授。CRN (Child Research Net) 所長[4]、日本子ども学会理事長[5]。大学病院での小児神経学の臨床と研究や[6]、発展途上国での国際医療協力活動を経て[7]、小児神経学、発達神経学、発達障害の臨床と、脳科学などを専門に研究する[8]。
(Wikipediaより)



お茶の水女子大学


お茶の水女子大学(おちゃのみずじょしだいがく、英語: Ochanomizu University)は、東京都文京区大塚二丁目1番1号に本部を置く日本の国立大学である。
1949年に設置された。
大学の略称は「お茶大」「お茶女」など。

概観
同学は1875年に開校した官立の東京女子師範学校が起源である。1885年に東京師範学校の女子部となり合併されたが、1890年に分離し女子高等師範学校となる。1908年、奈良女子高等師範学校(現 奈良女子大学)の設置に伴い東京女子高等師範学校と改称する。第二次世界大戦後の1949年、国立学校設置法により新制大学「お茶の水女子大学」となり、国立の女子大学として現在に至る。

当初は東京師範学校とともに御茶ノ水にあった。1923年に発生した関東大震災で校舎を焼失したことや、東京女子高等師範学校の敷地の一部を間借りしていた東京高等歯科医学校(現在の東京医科歯科大学)が建物の拡張の必要に迫られたことなどから、東京師範学校とともに現在の大塚の地に移転した。

大塚の地にあるので校名を「大塚女子大学」にしようとする話も持ち上がったが、「塚」の字は墓を意味するので縁起が悪いという反対があり、学校発祥の地である「お茶の水」を名乗ることとなる[1]。学校発祥の地の最寄り駅は御茶ノ水の表記だが、大学の最初の「お」と中の「の」は平仮名表記である。現在は、茗荷谷駅・護国寺駅近く、正門はちょうど日本図書センターの向かいにある。

国立の女子大学は、お茶の水女子大学と奈良女子大学の2校のみであり、女子大の双璧として、長年にわたり多数の人材を輩出してきた。

一般社団法人桜蔭会は、お茶の水女子大学卒業生の同窓会である。

トランスジェンダーの学生を2020年度より受け入れる予定である[2][3]。

大学憲章
2004年(平成16年)の国立大学の法人化に伴い、次の標語を掲げ、この下に大学憲章を定めている。

「お茶の水女子大学は、学ぶ意欲のあるすべての女性にとって、 真摯な夢の実現される場として存在する。」
(Wikipediaより)




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