2018年6月1日（金）放送、第8回「チコちゃんに叱られる！」の4つ目のお話だよ！
「BBQと焼肉の違いって何?」だよ！
BBQは、アウトドア、焼肉は、インドアっておもってたけど、違うのかな？
BBQと焼肉の違いって何?
チコちゃんの「アウトドアが似合うBBQ好きな大人ってだーれ？」っていう問いかけで、岡村さんが立候補して回答者に。
岡村さんは、キャンプ道具も全部もっているっていってたよ。
チコちゃんの質問は、「BBQ(バーベキュー)と焼肉の違いってなあに？」
答えられず、叱られちゃいましたね。
チコちゃんの答えは、
「焼きながら食べるのが焼肉、焼いてから食べるのがBBQ」
えっ、ほんと？？
昔のBBQの姿とは？
専門家の解説だよ！
日本BBQ協会会長の下城さんの見解では、
「普通イメージされるBBQは「青空焼肉」と呼ぶべきもので伝統的なBBQとは似て非なるもの」だそう。
1939年公開の不朽の名作として知られる映画「風と共に去りぬ」。
スカーレット・オハラ（ヴィヴィアン・リー）の自宅で行われたBBQパーティーでは、誰もお肉を焼いていないんだって。
この頃のBBQは自分たちで肉を焼かないのが普通で、家の使用人が前日から仕込んで準備していたんだ。
大きな塊のお肉を、時間をかけて焼いたんだね。
BBQの起源
BBQの起源は16世紀の大航海時代。
スペイン人が西インド諸島に上陸したときに現地の人たちが行っていた調理方法。
木で組んだやぐらに肉を置いて、下から火を焚いて燻製にするものでこれを現地の人はバルバッコア(barbacoa)と呼んでいたんだ。
それが、メキシコ、アメリカ南部へと伝わり、そして全米へと広まったんだ。
その過程でバルバッコアからバーベキュー(barbecue)に変化したんだって。
やがて、奴隷解放宣言により使用人たちがいなくなり、手間がかかるBBQを家で行う人が激減。
家庭で「BBQ風」料理が手軽に可能
1950年代にケトル型グリルが発売になったことで家庭で「BBQ風」料理が手軽に可能になったんだ。
これがきっかけになってBBQ風料理が広まったんだね。
アメリカのホームドラマなどで描かれるようになり、そして日本にも伝わったんだ。
ちょうどその頃、1946年に日本初の焼肉店がオープン。
アメリカから伝わったBBQっぽい料理と、ほぼ同時期に日本に入ってきた「焼肉」。
日本人の「BBQ」と「焼肉」の認識はあやふやなものになったんだね。
（注）今回のバーベキューパーティーは伝統的なものを再現したもので、皆さまそれぞれのバーベキューをお楽しみください。
というわけで、
チコちゃんの答えは、「焼きながら食べるのが焼肉 焼いてから食べるのがBBQ」
でした。
解説してくれたのは
日本バーベキュー協会の会長、下城民夫さん。
下城民夫さん。
下城民夫（しもじょうたみお）IMG_7205
兵庫県芦屋市出身
日本バーベキュー協会会長 バーベキューマスター
BarbecueFoundation株式会社 代表取締役
KCBS公認国際バーベキューコンテスト審査員
SCA公認ステーキコンテスト審査員
同志社女子大学 情報メディア学部 嘱託講師
防災士(日本防災士機構）
アウトドア情報センター所長
（日本BBQ協会HPより）
日本バーベキュー協会
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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