今回は、2020年12月25日金 チコちゃんに叱られる!「72分拡大版SP▽クリスマスツリーに秘められた謎」の番組内容を紹介。
なんで猫はカワイイの?
たしかにネコは、大きくなってもかわいいですね。
なぜなんだろう?
なんで猫はカワイイの?
本日の1つめ目の話題。
ちこちゃん「どうも~こんチコは~!」
この日は「♪ジングルベェ~!♪ジングルベェ~!♪チコちゃんは~クリスマスにも~チャーハン食べる!スペシャル~!」
本日は、72分の拡大版。
最初のゲスト紹介。
2人とも初出場の杏さんと岳さん。
早速、一問目。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、ペットにメロメロな動物好きな大人ってだーれ?」
岡村さんが、杏さんにペットを飼っているか質問。
杏さんは、犬を2匹飼っているということで、「自動的に」回答者に。
チコちゃん「なんで猫はカワイイの?」
杏さん「犬派だから、犬もカワイイもん!って言いたくなる!」
チコちゃん「犬にはない猫ならではのカワイさは?」
杏さん「猫は毛づくろいする?」
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
続けて濱田岳さんにも聞いてみます。
濱田さん「イラストにした時に「丸い部分が多い」から?」
チコちゃん「丸が多いと、他局のパンの人とかさぁ~。猫型ロボットとかさぁ~。」
杏さんが、その後、「猫は成長しても小さいままだから」といったところで、チコちゃんは慌ててVTRへ。
杏さん「あっ!?チコったんじゃないの?今。」
チコちゃんの答えは、「大きくなっても赤ちゃんと同じだから。」
杏さん「えっ?チコりかけてませんでした?」
岡村さん「サーっとチコちゃんが逃げました。危ない!と思って。」
大きくなっても赤ちゃんと同じだから
解説してくれたのは、何回か動物の生態で出演のねこの博物館館長 今泉忠明先生。
人間が猫をかわいいと思うのには「ベビーシェマ」という概念が大きく関係。
ベビーシェマとは猫や人間など多くの生き物の赤ちゃんが共通して持っている特徴。
生まれたばかりの赤ちゃんの特徴は、まだ未発達なので外見的には割と類似。
成長すると、輪郭がかわります。
ベビーシェマの特徴
体に対して頭が大きい
丸みを帯びた輪郭
大きな目が顔のやや下に位置
その他、小さな鼻、広い額、柔らかい、短い手足などなど。
これらの特徴は多くの動物の赤ちゃんで共通しています。
動物の赤ちゃんを見てかわいいと感じるのは人間の赤ちゃんに対してかわいいと感じている時と同じような感情。
自分の子どもを「愛おしくて守りたい。かわいい。」と思うのは誰しもが持つ本能的な感情。
それを動物の赤ちゃんにも感じてしまうとのこと。
人間をはじめ多くの動物は成長するにしたがってベビーシェマの特徴を消失
ところが猫は大人になってもベビーシェマの特徴の多くを残したまま成長。
これこそが人間が猫をかわいいと感じる秘密。
猫は犬などとちがって、成長による頭蓋骨の変化も少ない。
赤ちゃんと大人で丸い輪郭の変化が少ない。
さらに猫は本来夜行性の動物。
より多くの光を取り入れようと大人になっても目が大きい。
これもベビーシェマの特徴。
大きくなっても一人遊びが好きだったりと行動学的にも大人の猫は「子どもっぽい」。
それらも猫がかわいいポイントの一つ。
スタッフ「この猫のかわいさは人間に可愛がられようとする猫の戦略ですか?」
今泉先生「いや~。カワイイというのは人間が勝手に思ってるだけで、まあ、たまたまですね。」
猫をかわいいと思うのは、人間だけではないそう。
ヤギ
カンガルー
ナマケモノと他の動物が猫を可愛がっている動画も。
スタッフ「ベビーシェマの特徴は人間以外にも働くのですか?」
今泉先生「いや。ベビーシェマを可愛いと感じるのは人間だけなんです。他の動物たちは猫を仲間と勘違いしているだけなんですよ。まあこの映像は、、、たまたまです。猫だけにね。」
ベビーシェマに関する実験を海外で行われた研究を参考に実施
猫の画像を加工してベビーシェマ度を3段階に変化。
カワイイのはどれと30人にインタビュー。
30人中24人と全体の80%がベビーシェマ度高の画像をカワイイと支持。
次に、岡村さんの画像も加工して同様の実験。
こちらも、30人中18人と、半数以上の人がベビーシェマ度高をカワイイと支持。
逆にベビーシェマ度低の岡村さんはキリっとしてイケメン度が高くなるという意見。
結論
というわけで、
「なんで猫はカワイイの?」は、
「大きくなっても赤ちゃんと同じだから」
でした。
最後に、ベビーシェマ度低にした岡村さんのお面が登場。
岡村さん「今日は、お面つけてやるんですか?」
チコちゃん「岸谷五朗さんみたいな感じ。」
解説してくれたのは
日本動物科学研究所所長、ねこの博物館の館長、今泉忠明さん
今泉忠明さん
今泉 忠明(いまいずみ ただあき、1944年 – )は、日本の動物学者、文筆家。
東京都生まれ。父は動物学者の今泉吉典、兄も動物学者の今泉吉晴。息子の今泉勇人とも、カラスについての共著がある。
哺乳類を主とする分類学、生態学が専門。
東京水産大学(現・東京海洋大学)卒。1967年、国立科学博物館特別研究生、1972年富士自然動物園協会研究員として哺乳類の調査等を行う[1]。
文部省(現・文部科学省)の国際生物計画(IBP)調査、日本列島総合調査に参加[2]。1973年~1977年、日本野生生物基金および環境庁の委託により「イリオモテヤマネコの保護のための生態調査」に参加[3]。
上野動物園で動物解説員を務め、のち伊豆高原ねこの博物館館長[4]。他に日本動物科学研究所所長、日本ネコ科動物研究所所長[5]。川崎市環境影響評価審議会委員[6]。
1999年6月北海道サロベツ原野にて、世界最小の哺乳類「トウキョウトガリネズミ」を生きたまま捕獲することに世界ではじめて成功する[7]。
2004年、第51回産経児童出版文化賞を受賞(「江戸っ子ガラス」)[8]。
(Wikipediaより)
施設名 ねこの博物館
営業時間 午前9時~午後5時(ご入館は30分前まで)
休館日 年中無休で営業
入館料金 大人1300円/中高生1000円/小学生700円 ※特別料金 障がい者手帳の提示でご本人は半額、同伴者は100円引(坂や階段があるため車 椅子の介護者は2名必要です )
住所 〒413-0235 静岡県伊東市八幡野1759-242
電話番号 0557-51-5133 HPに関するお問い合わせ nekomuseum@pandora.nu
駐車場 20台/無料
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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