今回は、2021年3月26日金 チコちゃんに叱られる!「▽走るときの音楽の効用▽野球のストライク▽煙の正体」の番組内容を紹介。
砂漠研究者が選ぶ世界の砂漠の絶景ベスト3
本日の3つめ目の話題。
「目指せ大型連休!働き方改革のコーナー」
「大先生アワー だって好きなんだもん」
砂漠研究者が選ぶ世界の砂漠の絶景ベスト3
今回登場の大先生は日本の砂漠研究における第一人者、鳥取大学の山中典和教授。
第3位 地獄のような風景が広がる?カラクム砂漠
中央アジア、トルクメニスタンの大部分を占めるカラクム砂漠。
人が生きて越える事が出来ないとされた事から別名、死の砂漠。
ここで見られる絶景は、荒野にぽっかりと直径約90mの燃え盛る炎の穴。
この光景は、地獄の門と呼ばれています。
天然ガスの採掘中に湧き出た有毒なガス。
火をつけて燃やし尽くそうとしたところ、数週間で燃え尽きる予測が外れ、既に40年以上も燃え続けているそう。
いつ火が消えるのかは今でも不明。
第2位 謎のミステリーサークル ナミブ砂漠
アフリカ大陸、ナミビアの西側に広がるナミブ砂漠。
高さ700mを超える赤い砂丘や突如砂漠を覆う霧などの神秘的な風景から世界一美しい砂漠。
世界遺産にも登録。
ここで見られる絶景は、植物によって丸く囲まれた大量の模様。
これはフェアリーサークルと呼ばれる現象。
この現象の原因については
草の根を食べるシロアリ説
地中から発生するガス説
ダチョウの群れが座ったから説
枯れた植物の毒説などありますが、未だに解明されず。
第1位 数年に一度!天国の風景?アタカマ砂漠
南米チリの北側に広がるアタカマ砂漠。
降水量がとても少ない事から最も乾燥した砂漠の一つ。
そんな特殊な環境を利用して天文観測のスポットとしても有名。
ここで見られる絶景は、ある時期になると砂漠一面に花が咲き乱れる景色。
これはスーパーブルームと呼ばれる現象。
滅多に降らない雨が降った後に10日程度だけ現れる奇跡の絶景。
砂漠の砂の中で休眠している花のタネが雨が降った時に発芽して一斉に花を咲かせる非常に珍しい現象。
以上、いつか見てみたい砂漠の絶景ベスト3でした。
解説してくれたのは
鳥取大学乾燥地研究センターの山中典和教授。
研究者氏名
山中 典和 ヤマナカ ノリカズ
URL
http://www.alrc.tottori-u.ac.jp/japanese/organization/environ-conserve.html
所属
鳥取大学
部署
乾燥地研究センター 環境保全部門 緑化分野
職名
教授
学位
農学博士(京都大学), 農学修士(京都大学)
研究キーワード
乾燥地(15) , 生態系修復(5) , 乾燥地緑化(4) , 森林生態(55)
研究分野
森林学 / 森林科学 /
経歴
2009年 – 現在 鳥取大学 乾燥地研究センター 教授
1989年 – 1994年 京都大学演習林 助手
1994年 – 2000年 鳥取大学乾燥地研究センター 講師
2000年 – 2009年 鳥取大学乾燥地研究センター 助教授
学歴
– 1987年 京都大学 農学研究科 林学科
– 1982年 京都大学 農学部 林学科
(researchmapより)
鳥取大学乾燥地研究センター
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