今回はチコちゃんに叱られる! ▽おしぼりの謎▽雑草の謎▽滝はなぜ凍る 初回放送日NHK総合テレビジョン2026年2月27日(金)午後7:57を紹介。
なんで雑草は草むしりしても草むしりしてもまた生えてくるの?
なんで雑草は草むしりしても草むしりしてもまた生えてくるの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、植物のお世話が好きなステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「なんで雑草は草むしりしても草むしりしてもまた生えてくるの?」
チコちゃんの答えは、「あなたが草むしりをするから。」
あなたが草むしりをするから
草むしりが終わらない理由に驚愕! 実は「抜くこと」が発芽スイッチだった?
庭や畑の草むしり、やってもやってもキリがないですよね。
「昨日あんなに頑張ったのに、もう芽が出ている…」
そんな絶望感を味わったことがある方は多いはずです。
実は、「草を抜く」という行為そのものが、次の雑草を呼び寄せるきっかけになっていたのです。
雑草学の権威、宮浦准教授の解説をもとに、雑草との「終わなき戦い」の真実に迫ります。
土の中は種の貯蔵庫!「土壌シードバンク」の恐怖
なぜ雑草はあんなにすぐ生えてくるのでしょうか。
その秘密は、土の中に隠された「土壌シードバンク」にあります。
雑草は、他の植物に比べて圧倒的な数の種を作ります。
例えば、私たちが食べるお米(稲穂)は、1本につき約50〜70個の種を付けます。
対して、道端によくあるエノコログサ(ねこじゃらし)は、なんと1本で約800個もの種を付けるのです!
これらの大量の種は、地面に落ちて土の中に潜り込みます。
ある調査では、わずか1㎡の土の中に3万4000粒もの種が眠っていたというデータもあります。
土の中は、まさに「雑草の種専用の巨大な銀行」になっているのです。
草むしりが「発芽スイッチ」を押している!?
土の中で眠っている種たちは、ただじっとしているわけではありません。
「いつ芽を出そうかな?」と、虎視眈々とチャンスを狙っています。
そして、そのチャンスを与えてしまうのが「草むしり」なのです。
草を抜くと、土が掘り返されますよね。
すると、深い場所にいた種が地表近くへと移動します。
ここで、種にとっての「発芽スイッチ」が入ります。
温度差を感知する
地表近くは、太陽の熱で昼夜の温度差が激しくなります。
種はこの温度変化を感じ取り、「今だ!」と目を覚まします。
光を浴びる
今生えている草を抜くことで、地面に日光が直接当たるようになります。
光を感知した種は、休眠を解いて一気に成長を始めます。
つまり、私たちが良かれと思って抜いたその瞬間、次の世代への「招待状」を送っているようなものだったのです。
ラスボス登場! 最強の根性雑草「オヒシバ」
宮浦先生が「一番根性がある」と太鼓判を押す雑草。
それが、夏によく見かける「オヒシバ」です。
オヒシバの強さは、その「根っこ」にあります。
ヒゲ状の根が枝分かれしながら地中深くへ、ガッチリと食い込みます。
少し大きくなったオヒシバは、大人3人がかりでも抜けないことがあるほどのド根性ぶりです。
もし庭でオヒシバを見つけたら、小さいうちに仕留めるのが鉄則です。
大きくなってからでは、抜くのにも一苦労、
そして抜いた後の土の乱れでシードバンクが活性化するという、最悪のシナリオが待っています。
終わなき連鎖を断ち切る「最強のタイミング」
「じゃあ、草むしりはしない方がいいの?」
いえ、放っておくと庭はあっという間に荒れ地になってしまいます。
大切なのは、「種を落とす前に抜く」というタイミングです。
種で増えるタイプの雑草は、一般的に秋ごろに種をばらまき始めます。
そのため、「夏から秋のはじめ」にかけて徹底的にむしるのが最も効果的です。
シードバンクに新しい種を「貯金」させないことが、翌年の苦労を減らす唯一の道なのです。
まとめ:雑草とも「上手にお付き合い」
厄介者の雑草ですが、古来、日本人は彼らと共存してきました。
「春の七草」にあるナズナやハコベも、実は身近な雑草です。
季節を感じさせてくれる隣人として、少しだけ寛容な心で接してみるのもいいかもしれません。
もちろん、大切な花壇や畑を守るためには戦いも必要です。
「今の草むしりが、次の芽を呼んでいるんだな」と理解したうえで、戦略的に向き合っていきましょう!
結論
というわけで、
「なんで雑草は草むしりしても草むしりしてもまた生えてくるの?」は、
「あなたが草むしりをするから」
でした。
解説してくれたのは
東京農業大学の宮浦理恵教授。
宮浦 理恵 (ミヤウラ リエ)
Miyaura, Rie
職名
教授
出身大学院
京都大学 農学研究科 農学専攻 博士後期課程 修了
1994年04月 – 1997年03月
留学歴
1994年09月 – 1996年09月 インドネシア・ボゴール農科大学 大学院 平成6年度文部省アジア諸国等派遣留学生
学位
博士(農学) ( 1997年03月 京都大学 )
修士 (農学) ( 1994年03月 京都大学 )
学士(農学) ( 1992年03月 東京農業大学 )
学内職務経歴
東京農業大学 国際食料情報学部 国際食農科学科 教授
2017年10月 – 現在
東京農業大学 国際食料情報学部 国際食農科学科 准教授
2017年04月 – 2017年09月
東京農業大学 国際食料情報学部 国際バイオビジネス学科 准教授
2016年04月 – 2017年03月
東京農業大学 国際食料情報学部 国際バイオビジネス学科 助教
2014年04月 – 2016年03月
東京農業大学 国際食料情報学部 国際バイオビジネス学科 講師
2005年04月 – 2014年03月
(大学HPより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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