今回はチコちゃんに叱られる! 拡大版SP▽ジャージの縦線▽引っ越しの段ボール 初回放送日NHK総合テレビジョン5月1日(金)午後7:57を紹介。
本日は拡大版SP
なんでジャージには縦線が入っているの?
なんでジャージには縦線が入っているの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、スポーツが好きそうなステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「なんでジャージには縦線が入っているの?」
チコちゃんの答えは、「味方に撃たれないようにするため。」
味方に撃たれないようにするため
ジャージの「あの縦線」、実は命を守るためのデザインだった!? 意外すぎる軍事的なルーツ
学校の体育着や、スポーツブランドの定番デザインとしてお馴染みの「ジャージのサイドライン」。
「ただのデザインでしょ?」と思ったら大間違いです。
あの線には、かつての戦場で生死を分けるほどの重要な役割がありました。
チコちゃんの答えは、「味方に撃たれないようにするため」!
服飾史研究家の辻元よしふみさん・玲子さん夫妻の解説をもとに、ジャージの縦線に隠された驚きの歴史を紐解いていきましょう。
始まりは18世紀、フランス軍の「軽騎兵」
ジャージのサイドに縦線を入れた最初の主役は、18世紀のフランス軍にいた「軽騎兵(けいきへい)」だといわれています。
彼らは偵察や奇襲を得意とする、いわば「スピードスター」です。
機動力を高めるために、重い甲冑などは身につけず、身軽な格好をしていました。
当時の軍服は、染料が高価だったこともあり、黒や紺などの暗い色が主流。
しかし、ここに大きな問題が発生します。
視界最悪の戦場で起きた「悲劇」
当時の戦争は、銃や大砲が主役になりつつありました。
一度火蓋が切られれば、あたり一面は火薬の煙で真っ白になります。
視界が悪い中、暗い色の軍服を着た兵士が入り乱れるとどうなるか。
遠くから見ると、敵か味方かさっぱり分かりません。
その結果、「味方を大砲で誤射してしまう」というトラブルが多発したのです。
そこでフランス軍が編み出した解決策が、「ズボンに目立つ縦線を入れること」でした。
たとえ煙の中でも、スッと一本線が入っているだけで、遠くからでも味方だと識別できるようになったのです。
実証! 線があるだけで「見分けやすさ」が激変
番組では、双子タレントの「ザ・たっち」のお二人と南明奈さんが実験を行いました。
煙が立ち込める中、遠くにいる二人を見分けるテストです。
ラインなし:どちらが「たくや」で、どちらが「かずや」か全く判別不能。
ラインあり:片方の服に線を入れただけで、煙の中でも一瞬で見分けがつきました!
この「パッと見の判別しやすさ」こそが、ジャージの線の原点だったのですね。
「姿勢チェック」と「階級」への進化
縦線には、安全面以外にもメリットがありました。
姿勢の矯正:
整列や行進の際、ズボンの横に真っ直ぐな線があると、姿勢が崩れていないか一目でわかります。
軍隊の規律を保つのに非常に役立ちました。
身分の証明:
19世紀になり、カラフルな軍服が登場すると、縦線は「階級」を表すシンボルに変化しました。
例えばプロイセンでは、「一般兵は1本、将官(偉い人)は3本」といった具合に、線の数や色でその人の地位を示したのです。
このスタイルは、世界中に広がりました。
なぜスポーツや学校のジャージに広まった?
軍隊の文化がスポーツ界に入り込んだきっかけは、20世紀初頭のアメリカにあります。
1926年に設立されたバスケットボールチーム「ハーレム・グローブトロッターズ」。
彼らの初期のユニフォームには、すでに縦線が入っていました。
チーム設立者のエイブ・セイパースタインは、軍に用具を提供していたYMCAでバスケを学びました。
そこで軍服のデザインに触れる機会があり、「強そうで格好いい軍のデザイン」をユニフォームに取り入れたのではないかと考えられています。
その後、テニスやアメフト、サッカーなど、あらゆるスポーツにこのデザインが波及。
やがて、機能性とデザイン性を兼ね備えた「ジャージの象徴」として、日本の学生たちが着る体育着にも定着していったのです。
まとめ
今ではファッションの一部として親しまれているジャージの縦線。
そのルーツは、「混迷する戦場から味方を救うための知恵」でした。
18世紀:誤射を防ぐための識別マーク。
19世紀:姿勢チェックや階級のシンボル。
20世紀〜現代:スポーツマンシップとファッションのアイコン。
歴史を知ると、いつものジャージが少し凛々しく見えてきませんか?
次にジャージを着て運動するときは、かつての兵士たちが命がけで守ろうとした「味方の絆」を感じてみてくださいね。
結論
というわけで、
「なんでジャージには縦線が入っているの?」は、
「味方に撃たれないようにするため」
でした。
解説してくれたのは
服飾史研究家の辻元よしふみ&辻元玲子夫妻。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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