NHK番組「チコちゃんに叱られる!」の放送内容を詳しく紹介!

チコちゃんに叱られる!

チコちゃんクイズ

ごちそうさまってなに?→韋駄天様。俊足で修行中の僧侶や人々のために食べ物を集め食卓の神様に

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今回は、2019年1月4日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」お正月拡大版「大河ドラマ“いだてん”とコラボスペシャル」のお話。


ごちそうさまってなに?





食事の後に言いますよね。


馳走だから、走って端っておいしいものを用意してくれた人への感謝の気持ち??





ごちそうさまってなに?


本日の2問目。

チコちゃん「ねぇねぇ岡村。この中で、礼儀正しそうなステキな大人ってだーれ?」


阿部さん「綾瀬さんで。」


岡村さん「また?また綾瀬さんですか?いってくださいよ!サダヲさんがいってくださいよ!」


という事で阿部さんが回答者に。


チコちゃん「じゃあ、サダ!」


チコちゃん「ご飯を食べた時になんて言う?」


阿部さん「ごちそうさまでした。」


チコちゃん「ごちそうさまってなに?」


阿部さん「食事への感謝の気持ち。」


チコちゃん「ごちそうさまっていうのは何様なの?」


阿部さん「食べ物に対してですね。」


正解に至らず、叱られちゃいました。


チコちゃん「じゃあ斗真くんはどう思う?」


生田「ちそうのそうって走る。だから走るのが速い人。」


チコちゃん「走るのが速い人ってだーれ?」


生田「韋駄天(いだてん)?」


チコちゃん「じゃあ、ごちそうさまの「さま」は?」


生田「神様」


チコちゃん「もう一度聞きますよ?ごちそうさまの「さま」はなに様?」


生田「神様!」


お叱りなしでVTRへ。


岡村さん「今、チコりかけたんだぞっ!」



一般インタビュー後、中村勘九郎さんを訪問。


スタッフ「ごちそうさまってなんですか?」


中村さん「ご飯への感謝。」


スタッフ「人生で何度も言ってきましたよね?」


中村さん「何それ?意味も知らなくてって?ムカつく。。」


その後、回答が大河ドラマ「いだてん」の番組宣伝に。


岡村さん「番宣に走りましたよ!」


ナレーション「関係ないお話のようなので失礼いたします。」


出張用チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」





中村さん「すみません・・・。」


ナレーション「大河いだてんは日曜夜8時です。だの、役所広司さんやビートたけしさんも出ますよ。だの、思わず宣伝してしまったわたくしはNHK職員なのです。」


チコちゃんの答えは、韋駄天さま。


岡村さん「バカだね。あなた!言ったでしょ!」


生田さん「チコりかけた。チコってたんだ!」


チコちゃん「2回も神様って言うんだから。」



韋駄天様


解説してくれたのは、富士山曹洞宗法林寺の住職、千葉公慈さん。


ごちそうさまの言葉は「馳走」に「ご」と「さま」をつけた用語。


この馳走とは中国から来た言葉。


馳=速く、走=走るという事で速く走り回るという意味。





これには仏教の神様である韋駄天が大きく関わっているそう。


韋駄天とは元々は古代インドの宗教「バラモン教」の神様。





お釈迦様が仏教の守護神として迎えたそう。


インドには韋駄天がご馳走さまにつながる言い伝えがあるとのこと。



まんがインド昔ばなし






作画:遊佐かずしげさん

ナレーション:清水ミチコさん(市原悦子さんのモノマネ)。

オープニング曲担当:東京・江戸川区在住のヨギさん with 母とクルカルニさん夫婦。





走る!韋駄天さま






聖なる山を守る4人の守護神とその守護神にそれぞれに仕えていた8人の神様。





韋駄天様は、その8人の神様の中でリーダー役。





いわば中間管理職。


お釈迦様が亡くなられた日、さらなる悲劇が起こります。





鬼「ヤッター!!憧れのお釈迦様の歯を手に入れたぞ。」(えなりかずきさんのモノマネ)





鬼がお釈迦様の歯を奪ってしまいました。





韋駄天は、歯を盗んだ鬼を追いかけます。





韋駄天は一瞬で100万キロを駆け抜ける俊足。





あっという間に追いついて、お釈迦様の歯を奪還。





この伝説から、足の速い人を韋駄天と呼ぶようになりました。





また、韋駄天は足の速さを生かして修行中の僧侶や人々のために食べ物を集めていたそう。





僧侶「韋駄天さまぁ!ありがとうございますぅ!」(桃井かおりさんのモノマネ)


このような活躍から、韋駄天は後世まで食卓の神様として慕われる事になりました。





元々、馳走という言葉は走り回るという意味。


それが、韋駄天の影響で「食べ物を集めてもてなすと」いう意味に転じます。





江戸時代に入ると「おもてなしの食べ物自体」を馳走と表現するようになったそう。


やがては感謝の気持ちを込めてごちそうさまと言うように。


現在でも、韋駄天は食の守護神として寺の台所に祀られているそう。


千葉住職も、毎朝、食への感謝を込めて韋駄天へのお経を読んでいるとのこと。





足の速さにあやかって韋駄天のお経は速く読むという教えが伝わっているそう。


しかしながら、千葉住職は、早く読みすぎてかんじゃいました。



結論


というわけで、


「ごちそうさまってなに?」は、


「韋駄天様」


でした。
 


塚原アナから補足


塚原アナ「大河ドラマいだてんは大河初の試み、超高画質映像4Kで制作されます。明治から昭和へと移り変わる東京の町並みを映像化します。」





岡村さん「何の補足っ?」


チコちゃん「結局、番宣やないの!」


生田さん「ドラマのクオリティーの補足を。」


(注)韋駄天にまつわるエピソードは諸説あるとの事。



解説してくれたのは


富士山曹洞宗法林寺の住職 千葉公慈さん。

千葉 公慈(ちば こうじ、1964年 – )さん
日本の仏教学者、駒沢女子大学教授。
専門はインド・チベット仏教教理学。

来歴
千葉県市原市生まれ。
1993年 駒澤大学大学院人文科学研究科博士後期課程(仏教学専攻)満期退学。
文学修士。
2011年に駒沢女子大学人文学部日本文化学科教授に就任。
近年は唯識思想と日本文化論を研究。
市原市の曹洞宗宝林寺(第24世)住職。
曹洞宗教誨師。
テレビ、雑誌、講演などで仏教の教えや生き方を説く。また民俗学や日本人の思想にも造詣が深い。
著書に『心と体が最強になる禅の食』
『そうだったのか!お寺と仏教』
『知れば恐ろしい日本人の風習』
『心の花を咲かせる言葉』
『運がよくなる仏教の教え』(萩本欽一との共著)(Wikipediaより)


富士山曹洞宗法林寺の場所はこちら!
http://sotozen-navi.com/detail/index_220623.html




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