NHK番組「チコちゃんに叱られる!」の放送内容を詳しく紹介!

チコちゃんに叱られる!

チコちゃんクイズ

なぜ猫は魚好き?→日本人が魚好きだから。猫の味の好みやこだわりは乳離れした後の約12週の間に食べたもので決まる

更新日:

今回は、2019年4月12日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。


なぜ猫は魚好き?






なぜ、猫は魚好きかって?


昔からたべていたから??





なぜ猫は魚好き?


本日の1問目。


ゲスト紹介後、問題へ。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、猫が好きそうな心優しい大人ってだーれ?」


岡村さんもゲストの2人も、猫は飼っていないとのこと。


岡村さん「(猫)好きでしょ?」と足立さんにふり、足立さんが回答者に。


猫の話題について、やり取り後、


チコちゃん「なんで猫は魚好きなの?」


足立さん「カルシウムが摂れるから。」


足立さん「すばやく動くものを捕まえる習性がある。」


チコちゃん「猫は海の中の事知ってんだ!?ダーウィンが来た!とか見てんだ!」


チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」


と叱られちゃいました。


ねこカフェのお客さんにインタビューするも正解なし。


チコちゃんの答えは、「日本人が魚好きだから」


そうだったんだ!



日本人が魚好きだから


解説してくれたのは、日本動物科学研究所所長、静岡県伊東市にあるねこの博物館の館長の今泉忠明さん。


猫はライオンなどと同じ肉食動物。


本来はネズミや鳥などの小動物を好んで食べます。


日本では「猫=魚好き」というイメージが強く、キャットフードも魚入りのものが多く売られています。





でも、実は猫の魚好きというイメージは日本だけ。


日本以外の国では牛肉、鳥肉などの動物の肉を食べさせている事が多いとのこと。





なぜ日本では猫は魚好きになった?


家猫の祖先はリビアヤマネコという種類。


このリビアヤマネコは、西アジアやアフリカ北部に生息。





人が飼い出したのは約1万年前。


人が定住して農耕を営むようになると頭を悩ませたのはネズミ。





穀物を食い荒らすネズミを駆除するためにリビアヤマネコを家畜化して飼育したのが家猫の始まり。


こうして猫を飼う習慣は古代エジプトから世界各地へ伝達。






日本での飼い猫の歴史は?


日本ではペットとして飼われていた猫はおらず、今の様な飼い猫は中国から伝わって奈良時代から。





当時、猫は一部の貴族などの限られた人たちだけのもの。


平安時代の宇多天皇は大の猫好き。


「寛平御記(かんぴょうぎょき)」という日記のような書物にも猫に関する記述が。


「よその猫たちの毛色はみんな浅い黒ばかりだけど、私の猫だけは墨のように美しい黒なのだ。」





と自分の愛猫を自慢する今でいう猫ブログのような文章を残しているそう。



猫が庶民の間に広まったのは江戸時代


そのきっかけとなったのは、徳川綱吉の「生類憐みの令」。





この法が出される以前は、猫は紐でつないで飼育されていましたが、これが禁止に。







放し飼いとなった猫は街を自由に歩き回って爆発的に増殖。




そして、一般庶民もペットとして猫を飼うようになった。






猫は何を食べていた?


猫が食べていたのが人の食べ残し。


つまりお魚。




当時の日本人には動物の肉を食べるという習慣が無く、食事の中心は米と魚。


これが本来は肉好きな猫が日本では魚好きになった理由とのこと。






猫の好みはいつ決まる?


猫の味の好みやこだわりは乳離れした後の約12週の間に食べたもので決まると言われているそう。


日本の猫が魚を好むのは生まれた時から食べているから。


主食がトウモロコシのメキシコでは猫がトウモロコシにかぶりつく姿が一般的。





酪農が盛んなスイスではチーズを食べる猫。





イタリア、シチリア島の猫はトマトソースのパスタを食べるそう。






スタッフ(今泉先生に質問)「猫の魅力ってなんですか?」


今泉先生「まるでだるまさんが転んだの遊びのように、止まりながら接近する所。」


これは狩りの時の習性とのこと。


スタッフ「猫かわいいですか?」


今泉先生「いや。かわいくはないですけどね。」




結論


というわけで、


「なぜ猫は魚好き?」は、


「日本人が魚好きだから」


でした。
 



解説してくれたのは


日本動物科学研究所所長、ねこの博物館の館長、今泉忠明さん


今泉忠明さん



今泉 忠明(いまいずみ ただあき、1944年 – )は、日本の動物学者、文筆家。
東京都生まれ。父は動物学者の今泉吉典、兄も動物学者の今泉吉晴。息子の今泉勇人とも、カラスについての共著がある。
哺乳類を主とする分類学、生態学が専門。

東京水産大学(現・東京海洋大学)卒。1967年、国立科学博物館特別研究生、1972年富士自然動物園協会研究員として哺乳類の調査等を行う[1]。
文部省(現・文部科学省)の国際生物計画(IBP)調査、日本列島総合調査に参加[2]。1973年~1977年、日本野生生物基金および環境庁の委託により「イリオモテヤマネコの保護のための生態調査」に参加[3]。

上野動物園で動物解説員を務め、のち伊豆高原ねこの博物館館長[4]。他に日本動物科学研究所所長、日本ネコ科動物研究所所長[5]。川崎市環境影響評価審議会委員[6]。

1999年6月北海道サロベツ原野にて、世界最小の哺乳類「トウキョウトガリネズミ」を生きたまま捕獲することに世界ではじめて成功する[7]。

2004年、第51回産経児童出版文化賞を受賞(「江戸っ子ガラス」)[8]。
(Wikipediaより)



ねこの博物館


施設名 ねこの博物館
営業時間 午前9時~午後5時(ご入館は30分前まで)
休館日 年中無休で営業
入館料金 大人1300円/中高生1000円/小学生700円 ※特別料金 障がい者手帳の提示でご本人は半額、同伴者は100円引(坂や階段があるため車 椅子の介護者は2名必要です )
住所 〒413-0235 静岡県伊東市八幡野1759-242
電話番号 0557-51-5133 HPに関するお問い合わせ nekomuseum@pandora.nu
駐車場 20台/無料
(Wikipediaより)




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