今回はチコちゃんに叱られる! チコちゃんに叱られる! メジャーリーガーの謎▽すし屋の謎▽タイムカプセル 初回放送日：2025年4月18日を紹介。
なんでメジャーリーガーは試合中にひまわりの種を食べるの？
なんでメジャーリーガーは試合中にひまわりの種を食べるの？
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、スポーツ観戦が好きなステキな大人ってだーれ？」
チコちゃん「なんでメジャーリーガーは試合中にひまわりの種を食べるの？」
チコちゃんの答えは、「究極の暇つぶしアイテムだから。」
究極の暇つぶしアイテムだから
日本の野球でも選手が試合中にガムを噛んだりというシーンを見かけます。
あれは集中力アップというのが目的の一つだそうです。
噛む動きで口の周りの筋肉や神経が刺激。
脳の働きが活性化されて集中力が増すといわれています。
ひまわりの種も同じような効果が期待できるとのこと。
メジャーリーガーはひまわりの種を使ってもう一つ、待ち時間と戦っています。
ベンチに座っているメジャーリーガーたち。
テーピングで脱毛したり、ペットボトルや紙コップを積み上げたり。
暇つぶしと思える行動がよく見られます。
サッカーなど、他のスポーツの場合は複数の選手が常にプレー。
一方、野球は打席に立つ選手は1人ずつ。
そのため、待ち時間が発生することに。
そこでその待ち時間を何とかして乗り切ろうと各々が暇つぶし方法を試行錯誤。
この背景には野球の成り立ちが深く関係しています。
野球の起源と考えられているのがイギリスで行われていたラウンダーズという遊び。
アメリカでタウンボールという遊びに変化して野球に発展しました。
野球の起源となったタウンボールは現在の野球とは大きく異なります。
投手は打者にとって最も打ちやすいボールを投げなければいけないというルール。
こうなると打者は、簡単に打てますので、打順が早く回ってきます。
そのため、待ち時間は意外と短めに。
これが野球になって勝敗を競うようになると投手は打ちにくいボールを投げるようになります。
そのため、一人の打者に使われる時間が非常に長くなりました。
そうなると他の選手の待ち時間がさらに伸びます。
メジャーリーガーたちは「集中力アップも出来て暇つぶしも出来るアイテムはないか？」
その結果、コンビニなどでも普通に売られているひまわりの種が選ばれることに。
さまざまな味があることもポイント。
また、ひまわりの種の食べ方は、めんどくさい。
まず、種を縦に噛んで、中身を出す必要があります。
口の中で、分けて、外側の殻はすてます。
口にまとめて入れて口の中で選り分けて殻だけ吐き捨てることも。
このように、食べるための工程が多くて意外と面倒くさい。
それがかえって暇つぶしになるとのこと。
それ以外には、ガムの包み紙で飛行機を作って飛ばしたり
メジャーでは殻はベンチ周りの地面にどんどん吐き出して捨てます。
ベンチはごみだらけ。
一方、日本のプロ野球ではひまわりの種はほぼ見かけません。
日本ではベンチで声出しなどを行っています。
そのため、あまり暇でないよう。
その点、メジャーは選手が常に声を出してチームの活気づけるといった事は行わないそう。
ポイントポイントで声を出すだけ。
近年のメジャーリーグでは投球までの時間制限が設けられました。
また、試合中でもタブレット端末などを使ってベンチでも戦術確認を行っていたりします。
そのため、暇つぶしの機会もちょっとずつ減っているそう。
結論
というわけで、
「なんでメジャーリーガーは試合中にひまわりの種を食べるの？」は、
「究極の暇つぶしアイテムだから」
でした。
解説してくれたのは
早稲田大学の川島浩平教授。
カワシマ コウヘイ
川島 浩平
所属
スポーツ科学学術院 スポーツ科学部
職名
教授
学位
文学博士
経歴
2018年04月 – 継続中 早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授 博士
2003年04月 – 2018年03月 武蔵大学 教授
1998年04月 – 2003年03月 武蔵大学 助教授
1994年04月 – 1998年03月 神田外語大学 講師
1992年06月 – 1994年03月 共立女子大学 研究助手
学歴
1987年09月 – 1992年05月 ブラウン大学大学院 歴史学部博士課程 アメリカ史専攻
博士号取得
1987年09月 – 1988年05月 ブラウン大学大学院 歴史学部修士課程 アメリカ史専攻
修士号取得
1985年04月 – 1987年03月 筑波大学 歴史・人類学系 西洋史専攻
修士号取得
1980年04月 – 1985年03月 筑波大学 第二学群 比較文化学類
学士号取得
（大学HPより）
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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