今回は、2020年10月23日金 チコちゃんに叱られる!「▽給食の揚げパン▽一馬力って?▽毒キノコ」の番組内容を紹介。
疲れるのはなんで?
確かに、すわっているだけでもつかれちゃいますよね。
疲労物質がたまるから?
疲れるのはなんで?
本日の4つめ目の話題。
最後の問題は、チコちゃんの笑いから。
チコちゃん「本並桂里奈!」
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番いつも元気いっぱいのステキな大人ってだーれ?」
岡村さんの指名で、丸山桂里奈さんが回答者に。
運動から疲れの話題に。
チコちゃん「座ってただけでも疲れるのはなんで?」
丸山さん「骨が立って休憩できないから。」
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
岡村さんにも質問。
岡村さん「脳がずっと働き続けているから。」
岡村さん、陣内さん「ドーパミン、アドレナリン、セロトニン!」
と、それらしい言葉を繰り広げます。
丸山さん「ポリフェノール?」
チコちゃんの答えは、「脳がさびるから。」
脳がさびるから
運動をすると筋肉に痛みや疲労を感じます。
あの疲労はシンプルに筋肉疲労が原因。
筋肉疲労は運動の刺激によって筋肉の一部が傷ついた状態。
一方で長時間で座ったまま仕事をした時などに感じる全身の疲労感は脳が原因。
特に脳の中にある自律神経が最も疲れを感じている部分。
自律神経は全身に張り巡らされ、体温や心拍、消化などの機能を常にコントロール。
脳の中心部の自律神経。
体の状態を常に監視して指示を出す司令塔の役割。
長時間のデスクワークでは、集中したり頭を使う作業。
この時、脳は大量の血液を必要とします。
その時自律神経は心拍数や血圧を上げてより多くの血液を脳に送り込もうと指令。
この時に自律神経は大量の酸素を消費して活性酸素という物質が発生。
この活性酸素が細胞の中に入り込み、細胞自体をさびさせます。
すると、細胞は本来の働きを失ってしまいます。
活性酸素は細胞が酸素や栄養からエネルギーを生み出す際に酸素分子が不安定な状態で発生。
細菌やウイルスの電子を奪って弱らせるという体を守る働きも。
その一方で、量が増えすぎると自律神経を攻撃してしまいます。
その際に電子が奪われ、性質が変わる事を酸化と呼びます。
これは鉄がさびる現象と類似。
鉄がさびるのも電子が奪われて酸化するのが原因。
細胞がさびるとエネルギーを生み出しにくくなります。
そして、本来の機能を消失。
この状態が疲労。
ただし、この時点では体はまだ疲れを感じていません。
さらに自律神経の疲労が進むと脳が疲労感から警報を。
この警報によって私たちは初めて疲労を実感。
本当に疲れているのは脳。
しかし、それ以上自律神経がさびないように体が疲れているかのように錯覚させているとのこと。
さびてしまった細胞を元に戻す方法
質の良い睡眠が唯一の方法。
しかし、さびがつきにくくする=疲れにくくする方法が3つあります。
栄養ドリンクではなく日本茶
栄養ドリンクはカフェインなどによって疲れを一時的に麻痺させるもの。
疲労回復効果は科学的には証明されていません。
神経を落ち着かせる効果があるとされているテアニンという物質を含む日本茶がよい。
ただし、高温のお湯で入れてしまうと神経を刺激するカフェインも多く出てしまいます。
70℃以下で入れるのがおすすめとのこと。
スタミナ料理ではなく鶏の胸肉
いわゆるスタミナ料理と聞いて思い浮かぶようなうなぎや焼肉などは栄養不足には効果的。
しかし、消化で自律神経に負担がかかるので疲れの回復には効果がありません。
先生がオススメするのがお肉であれば鶏の胸肉。
鶏の胸肉にはイミダゾールペプチドという強力な抗疲労物質が含まれています。
1日100gの鶏の胸肉の摂取を毎日行うのが理想的。
熱いお風呂やサウナではなくぬるま湯入浴
熱いお風呂やサウナは汗を大量にかくので自律神経には大きな負担。
オススメは38℃前後のぬるま湯に脇の下辺りまで浸かる。
程よく体を温め、かつ脳を冷ます事が出来るので自律神経が落ち着いて体がリラックスモードに入る助けになります。
結論
というわけで、
「疲れるのはなんで?」は、
「脳がさびるから」
でした。
塚原アナから補足
元々、人間の体内では抗酸化物質というさびを防ぐ物質が作られています。
睡眠をとる事で抗酸化物質の働きが活発になるのでさびを落とせるとの事。
解説してくれたのは
大阪市立大学の梶本修身先生
大阪市立大学大学院特任教授。1962年生まれ。
文部科学省「疲労と疲労感に関する分子神経メカニズム研究班」において
疲労の定量化技術の開発に携わり、
「産官学疲労定量化及び抗疲労食薬開発プロジェクト」では
プロジェクト責任者を務める。
(HPより)
大阪市立大学(おおさかしりつだいがく、英語: Osaka City University)は、大阪府大阪市住吉区杉本3-3-138に本部を置く日本の公立大学である。1949年に設置された。大学の略称は市大(しだい・いちだい)、大阪市大(おおさかしだい)。1880年(明治13年)に五代友厚をはじめとする大阪財界の有力者16名によって設立された大阪商業講習所を前身としている。
大学全体
大阪市立大学は1928年(昭和3年)に大阪商科大学として設立された、現在では8学部11研究科を擁する公立文理総合大学である。平成29年度公立大学便覧[1]によると、学生数は8,211人で日本の公立大学としては東京都立大学(学生数9,160人)に次ぐ2番目の規模である。また、旧制大阪商科大学は日本初の市立大学であり、国立の一橋大学、神戸大学と共に旧三商大の一つに数えられている。運営は2019年(平成31年)4月から公立大学法人大阪が行っており、2022年(令和4年)には大阪府立大学との統合が予定されている[2]。
建学の精神(理念)
沿革から、国ではなく市民が作り上げた大学という意識が強く、都市・大阪の発展に貢献する都市大学であることが強調されている。また、大阪商科大学が開学した際に当時の大阪市長関一が述べた[3]「国立大学のコッピー(コピー)であってはならぬ」という言葉が有名である。また、2010年(平成22年)に策定された大阪市立大学憲章[4]には建学の伝統として「自主独立」「自由進取」が挙げられている。
(Wikipediaより)
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