今回は、2019年8月30日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。
得点を決めたのに「トライ」というのはなぜ?
もうすぐワールドカップ!
確かに点数を入れたのに、なぜ「トライ」?
得点を決めたのに「トライ」というのはなぜ?
本日の2問目。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で屈強な肉体を持つステキな大人ってだーれ?」
いつも筋肉質と言われるという山崎さんが回答者に。
チコちゃんは、ラグビーの得点について聞きます。
チコちゃん「なんで得点を決めたのに「トライ」っていうの?」
山崎さん「えっと、大ヒットドラマの時からトライで得点だった。」
チコちゃん「何も考えてないで観てたっていう事だから。ボーっと生きてんじゃねーよ!」
山崎さん「まさに!」
岡村さん「キックするやん?あのキックの、、」
ここで岡村さんの口元に正解マークとピヨピヨ音!
チコちゃん「つまんねーヤツだな。」
ラグビーでは相手のゴールエリア内でボールを地面に付ける事で得点。
これをトライと呼んでいます。
東京都内のラグビーバーでインタビューしますが、正解なし。
ナレーション「ラグビーの知識と言えば、五郎丸ポーズぐらいの日本人の皆さん。五郎丸さんはもうとっくの昔からあのポーズしていませんよ?」
チコちゃんの答えは、「得点への挑戦権を得る」という意味だったから
得点への挑戦権を得るという意味だったから
トライは、試みる、挑戦するという意味。
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現在のルールではトライを決めると5点。
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その後のコンバージョンキックという権利が与えられ、これを決めるとさらに2点を追加。
このルールは現代になってようやく決まったもの。
そもそもラグビーの発祥は19世紀後半のイギリス。
その頃はキックがメインのフットボールが主流。
学校や地域によってルールがバラバラ。
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試合の度に話し合ってルールを決めていた。
その後、手にボールを持ってプレイする事を重視するラグビー校のルールをベースにしながらフットボールのルールが。
こうして誕生したのがイギリスの名門校ラグビー校のフットボール。
つまり、ラグビーフットボール。
ラグビー校のルールは現在と同じ。
基本的に手でボールを扱い、相手ゴールにトライしてキック。
しかし当時のルールではトライは得点にならず。
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その後のコンバージョンキックを決める事で初めて得点が入りました。
つまりコンバージョンキックへの挑戦権が与えられるという意味のトライ。
ではなぜトライで得点が入るようになった?
「CHICO PICTURES FILM」
「Starring Atsugiri Jason & Morley Robertson」
「主演:厚切りジェイソン&モーリー・ロバートソン」
「NHK たぶんこうだったんじゃないか劇場」
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「TRY ME ~Amuro chan won’t be appearing 安室ちゃんは出てきません~」
厚切りジェイソンさんとモーリー・ロバートソンさんが所属するチームがラグビーの試合中。
次々と対戦相手のタックルを弾き飛ばしてジェイソンさんがトライ。
そしてゴールキックの担当はモーリーさん。
キックはあえなく失敗。
厚切りジェイソン「WHY~~!」
その後も相手のタックルを食らいながら必死に攻めるジェイソンさん。
猛烈な攻撃でトライ。
そしてキッカーは、再びモーリーさん。
それでも頑張るジェイソンさん。
そしてモーリーさんが、またもやミスキック。
さらに奮闘するジェイソンさん。
4回目のトライでは担架で運ばれながらモーリーさんにボールを託します。
しかし、4回目もミスキック。
ジェイソン「Why do you keep missing! (なんでそんなに外すんだ!)」
そしてやっとトライを決めたライバルチームにあっけなくゴールを決められそのまま敗戦。
ジェイソン「I worked really hard and scored try but then we missed the kick and did’t get any points!! WHY RUGBY RULE!! おかしいだろこれ!!」
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(めっちゃ頑張ってトライも決めたのにキックをミスったら1点も取れないなんて!WHY ラグビールール!! おかしいだろこれ!)
キックが決まらなかったら得点はゼロでトライが意味のないモノになってしまう事に選手たちが不満。
そこで、1886年にトライで得点が入るようにルール改定。
当初はトライで1点。
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徐々にトライの価値が高まって行き、1992年にやっと現在の5点に。
結論
というわけで、
「得点を決めたのに「トライ」というのはなぜ?」は、
「得点への挑戦権を得るという意味だったから」
でした。
解説してくれたのは
立命館大学の松島剛史准教授。
産業社会学部 / 現代社会学科
マツシマ ツヨシ (男)
松島 剛史 准教授
Tsuyoshi MATSUSHIMA
■ 兼務所属(本学内)
■ 社会学研究科
■ 出身大学院・出身大学他
2004/03 立命館大学 経営学部 経営学科 卒業
2011/03 立命館大学大学院 社会学研究科 応用社会学専攻 博士課程後期課程 修了
■ 取得学位
■ 博士(社会学) (2011/03 立命館大学)
■ 職歴
2011/04/01-2014/03/31 特定非営利活動法人ふれあい吉祥院ネットワーク
2011/04-2014/03 大学非常勤講師
2014/04/01- 立命館大学産業社会学部 准教授
■ 委員歴
2015/04-2017/03 日本スポーツ社会学会 研究委員会委員
■ 所属学会
■ 日本体育学会
■ 日本スポーツ社会学会
■ 日本フットボール学会
(大学HPより)
立命館大学(りつめいかんだいがく、英語: Ritsumeikan University)は、京都府京都市中京区西ノ京朱雀町1に本部を置く日本の私立大学である。1922年に設置された。大学の略称は立命、立命館、立命大。近畿地方では立大も使用される[1]。
大学全体
「立命館」の由来は、『孟子』盡心章句(じんしんしょうく)にある「殀寿貳(ようじゅたが)わず、身を修めて以て之を俟(ま)つは、命を立つる所以(ゆえん)なり」(人間の寿命は天命によって決められており、修養に努めてその天命を待つのが人間の本分である)から採られた。
建学の精神
建学の精神は「自由と清新」である。教学理念は「平和と民主主義」である[2]。
学風および特色
末川博記念碑(衣笠キャンパス)
末川博 名誉総長のことば「未来を信じ 未来に生きる」が刻まれる記念碑。末川記念会館前の木立に立つ。
第二次世界大戦前から戦中に掛けて、立命館大学は世相を反映して国家主義的傾向が強まっていった[3]。
一方で滝川事件(立命館大学では「京大事件」と呼称)の際には、同事件に連座して京都帝国大学を退官した教員を受け入れていた。終戦直後、同事件に連座した、京都大学法学部教授の末川博を総長へ招聘した。その末川を中心に大学の改革へ乗り出す。憲法と教育基本法を尊重して「平和と民主主義」を守ろうという末川の思想が中心となって、立命館大学は「民主的な学園運営」「自主的学習の尊重」の2本柱によって構成され、以下に記載する取り組みが現在の立命館大学に至るまで実施され続けている。末川が立命館大学に与えた影響は極めて大きく[4]、これらの功績を讃えて、同大学では末川を名誉総長として顕彰している。また、末川が構成した思想を「立命館民主主義[5][6]」と呼んでいる。
(Wikipediaより)
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