NHK番組「チコちゃんに叱られる!」の放送内容を詳しく紹介!

チコちゃんに叱られる!

チコちゃんクイズ

どこからでも切れる小袋はなんでどこからでも切れるの? 見えない細かい傷が付いているから

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今回はチコちゃんに叱られる! ▽iPS細胞の謎▽源頼朝と織田信長▽小袋の不思議 初回放送日NHK総合テレビジョン6月5日(金)を紹介。


どこからでも切れる小袋はなんでどこからでも切れるの?





どこからでも切れる小袋はなんでどこからでも切れるの?


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、食べるのが大好きなステキな大人ってだーれ?」


チコちゃん「どこからでも切れる小袋はなんでどこからでも切れるの?」


チコちゃんの答えは、「見えない細かい傷が付いているから。」



見えない細かい傷が付いているから


「どこからでも切れます」の超技術!お弁当の小袋に隠された職人の技と驚きの秘密

納豆のタレ、お醤油、ドレッシング。


お弁当に入っている調味料の小袋に書かれた、おなじみのあの言葉。


「どこからでも切れます」




ハサミがないとき、本当にどこからでもピッと破れて、とっても便利ですよね。


でも、不思議に思ったことはありませんか?


「切り込みなんてどこにも見えないのに、なんで破れるんだろう?」



チコちゃんの答えは、驚きの事実でした。


「見えない細かい傷が付いているから」!


この魔法のような技術「マジックカット」を開発した、友野正樹さんの解説をもとに、世界を驚かせた大発明の舞台裏に迫ります!



顕微鏡で見えてくる、0.5ミリの「見えない傷」

細かい傷が付けられる前のパッケージのシートは、手でいくらねじっても簡単には切れません。


そこに、まるで「大根おろし器」のような鋭い爪がついた特殊なローラーを通します。




すると、シートの表面にわずか0.5mmという、目には見えないほどの細かい傷がずらりと刻まれます。


この傷こそが、どこからでも切れる仕組みの正体です。


袋を手でピッと引っ張ると、その0.5mmの小さな傷に力が集中して、小さな裂け目ができます。




その裂け目が、すぐ隣にある次の傷へと次々に繋がっていくのです。


傷から傷へ、破れやすさの連鎖が起きるため、私たちはほんの少しの軽い力で、さっくりと袋を開けることができるわけです。


しかも、斜めに力を入れてしまっても綺麗に切れるように、傷は縦方向と横方向へ「互い違い」に細かく配置されています。


どんな不器用な人が、どんな角度から引っ張っても失敗しないための、ものすごい工夫が詰まっているのですね。



ヒントは映画のチケット! 開発の苦難

今では当たり前になったこの技術ですが、誕生したのは1980年代にまで遡ります。


当時は、袋の端っこに一箇所だけ「V字の切れ込み」が入ったものが主流でした。


みなさんも覚えているでしょうか?


あの切れ込み、小さくて見えづらかったり、変に力を入れると途中で破けなくなったりと、なかなかの曲者でした。





「誰もがイライラせずに開けられる袋を作りたい!」


こうして開発がスタートしました。


最初は、袋に化学薬品を塗って破れやすくするアイデアが出ました。


しかし、「食品を入れる袋に薬品を使うのはふさわしくない」とボツになります。


次に、袋の一辺にずらっと目に見える切り込みを入れるアイデアが出ました。


これも、「運んでいる最中や、手に持った瞬間に中身が漏れるリスクがある」と却下されてしまいます。


そんな試行錯誤のなか、救世主となったヒントが「映画のチケット」でした。




ミシン目に沿って綺麗に半券が切り離せる仕組みをヒントに、「袋の表面に、目に見えないほど小さな傷をつけよう」という画期的な指針が導き出されたのです。



社内でもトップシークレットだった「伝説の職人」

方針は決まったものの、次の大問題は「どうやって0.5ミリの傷をつけるローラーを作るか」でした。


当時の最新テクノロジーをもってしても、そんなに精密なローラーを作ることは不可能だったのです。


そこで白羽の矢が立ったのが、日本が誇る「職人の技術」でした。


なんと、たった一人の職人さんが、手彫りでローラーに傷をつけていくことで、この技術が実現したのです。


この職人さんこそが、大発明の心臓部。


万が一、他社へ引き抜かれてしまったら、このスーパー技術が流出してしまいます。


そのため、職人さんの素性は社内でも「完全なトップシークレット」として厳重に隠されました。


現在分かっている情報は、「広島県呉(くれ)市のやすり職人さん」ということだけ。


お名前はもちろん、会社の中でも限られた数人の人間以外は、会うことすら許されなかったという徹底ぶりです。


日本の伝統的な職人技が、現代のコンビニ弁当の便利さを支えていたなんて、胸が熱くなりますよね。



特許の開放、そして世界を支える技術へ

こうして血の滲むような苦労の末、1985年にどこからでも切れる小袋が商品化されました。


しかし、最初は特許技術だったこともあり、一向に世間へ普及しませんでした。


そこで開発チームは、驚きのビジネススタイルに転換します。


「この便利な技術を、ライセンス提供として他社にもどんどん使ってもらおう!」


この決断が大ヒットへと繋がり、様々なメーカーがこぞって採用するようになりました。


現在では、食品の小袋だけでなく、なんと2000点以上の商品にこの技術が使われています。




異物混入の防止:一度切ったら元に戻らない性質を活かし、お弁当の帯巻きに採用。


発酵食品の通気口:キムチなどから出る微量なガスを外へ逃がすため、内蓋に活用。


医療・医薬品:一分一秒を争う医療器具のパッケージや、薬の袋にも。



まとめ

何気なく「ピッ」と開けている、あの小さな小袋。


そこには、日本の最先端のアイデアと、広島のやすり職人による伝説の技が息づいていました。


どこからでも切れるのは、目に見えない「0.5mmの細かい傷」のおかげ。


映画のチケットのミシン目をヒントに、試行錯誤の末に開発された。


心臓部であるローラーは、社外秘の「呉のやすり職人」が手彫りで作っていた。


今では食品だけでなく、医療器具や犯罪防止など2000点以上の商品で大活躍!


次に調味料の小袋を開けるときは、ぜひ袋の表面をじっくり眺めてみてください。


目には見えなくても、そこには私たちの日々を便利にしてくれる、優しくて偉大なテクノロジーが、ぎっしりと敷き詰められていますよ!




結論


というわけで、


「どこからでも切れる小袋はなんでどこからでも切れるの?」は、


「見えない細かい傷が付いているから」


でした。
 



解説してくれたのは


マジックカットを開発した友野正樹さん。




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
他の記事もよろしくね。


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