今回はチコちゃんに叱られる! ▽ロケットの謎▽グリンピースとは▽なぜ泣くの? 初回放送日:2025年6月27日を紹介。
グリンピースって何の豆なの?
グリンピースって何の豆なの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、食べ物に詳しいステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「グリンピースって何の豆なの?」
チコちゃんの答えは、「エンドウ豆」
エンドウ豆
グリンピースって何の豆? もやしやあんこの意外な秘密もご紹介!
食卓に並ぶことの多いグリンピース。
あの鮮やかな緑色の小さな豆、一体何の仲間なんでしょう?
そして、もやしやあんこの原料って、実は意外な関係があるんです!
今回は、そんな「豆」にまつわる面白い秘密を、わかりやすくご紹介。
グリンピースの正体は「エンドウ豆」だった!
「グリンピースって何の豆?」
普段、食べられる豆にもいろいろな種類があります。

実は、グリンピースの正体は「エンドウ」という植物の種!
「え、エンドウ豆とグリンピースって違うんじゃないの?」と思った方もいるかもしれませんね。
実は、同じエンドウという植物でも、収穫する時期によって呼び方が変わるんです。

豆苗(とうみょう):
エンドウの種をまいて10日ほどで収穫される、若い芽の部分。
サヤエンドウ:
豆苗が育って花が咲き、サヤができたもの。サヤごと食べます。
グリンピース:
サヤが大きく膨らんで、中の種(豆)が大きく成長したもの。
私たちがよく食べる緑色の豆がこれです。
エンドウ豆:
グリンピースがさらに成熟して大きくなり、水分が抜けて乾燥したもの。
いわゆる「乾燥エンドウ豆」のことです。
つまり、豆苗、サヤエンドウ、グリンピース、そしてエンドウ豆は、すべて同じ「エンドウ」という植物!
ただし、見た目と同じように、栄養価はそれぞれ少しずつ異なります。
豆苗はβ-カロテンが豊富、サヤエンドウはビタミンCが豊富、
そしてグリンピースやエンドウ豆はタンパク質が多く含まれています。
品種改良で食べやすく!
ホームセンターなどでグリンピースや豆苗の種が別々に売られていますね。
これは、それぞれの用途に合わせて品種改良されたもの。
例えば、サヤエンドウ用の種はサヤが柔らかく育ちやすいように、グリンピース用は豆が大きく育ちやすいように、といった違いがあるそう。
もやしと枝豆と大豆は親戚?
スーパーでよく見かける「もやし」。
実はもやしには大きく分けて2種類あります。
緑豆もやし:豆が小さく、水分が多くてシャキシャキとした食感が特徴。値段もお手頃です。
大豆もやし:豆が大きく、甘みがあって食べ応えがあります。
「緑豆もやしが成長すると枝豆になり、さらに成長すると大豆になる」

これは間違い!
もやしの原料である「緑豆」と「大豆」は、そもそも別の種類の豆。

枝豆は大豆がまだ青いうちに収穫したものなの。
枝豆と大豆は同じ豆。
でも、緑豆もやしは緑豆からできていて、大豆にはなりません。
あんこは小豆、白あんはインゲン豆!
あんこ好きにはたまらない情報も!
私たちがよく食べるあんこ(赤あん)の原料は「小豆(あずき)」。
では、白あんの原料は何でしょう?
実は「インゲンマメ」が使われているんです!

あんこの色の違いは、豆の皮の色で決まるんですね。
赤飯の豆にも地域差が!
おめでたい席でよく食べる赤飯。
この中に入っている豆も、地域によって違いがあるんです。
関西では「小豆」を使うのが一般的です。
小豆の風味が良く、美味しいですよね。
一方、関東では「ササゲ豆」を使うことが多いんです。

なぜ関東ではササゲ豆なのでしょう?
小豆は煮ると皮が破れやすい性質があり、これが「腹割れ」と呼ばれます。
武家社会が長く続いた関東では、切腹を連想させる「腹割れ」を嫌います。
そのため、煮ても割れにくいササゲ豆が使われるようになったそうです。
いかがでしたか?
私たちの身近にある豆にも、たくさんの面白い秘密や歴史が隠されているんですね。
豆の種類や調理法を知ると、毎日の食事がもっと楽しくなるかもしれませんね!
最後に、
インドにはCHICO(チコ)という落花生の品種の豆があるそう。

日本で落花生が約5か月で収穫できます。
チコは3か月かからず収穫可能とのこと。
結論
というわけで、
「グリンピースって何の豆なの?」は、
「エンドウ豆」
でした。
解説してくれたのは
龍谷大学の大門弘幸教授。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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