今回は、チコちゃんに叱られる! ▽クレーンの謎▽ハンドソープの秘密▽野球監督秘話 初回放送日: 2023年3月31日の番組内容を紹介。
建設現場のクレーンはなんでずっとテッペンに居続けられるの？
建設現場のクレーンはなんでずっとテッペンに居続けられるの？
本日の最初の話題。
本日のゲストは、神木隆之介さんと浜辺美波さん
さっそく一問目へ。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、いつも上を見て頑張っているステキな大人ってだーれ？」
この問題は、岡村さんが立候補して回答者に。
チコちゃん「建設現場のクレーンはなんでずっとテッペンに居続けられるの？」
岡村さん「分解して、また組み立てる。」といった趣旨の回答。
正解に至らず、られちゃいました。
チコちゃんの答えは、「クレーンが自分でよじ登っていくから」
クレーンが自分でよじ登っていくから
解説してくれたのは、建設会社で建物の施工計画を担当している方載希さん。
ビルの建築現場などで見かけるクレーンはタワークレーン。
建物を建てるのに必要な資材や機械などを地上から荷揚げするために使用されます。
このタワークレーンはビル建設の一番初めに作られる工事個所。
クレーンの周囲だけ避けるように建物を伸ばしていき30～40m(ビル7階相当)ほど建設。
ここでクレーン本体を建物最上部に固定します。
続いて支柱部分(＝マスト)を、クレーン本体から下から上に上に伸ばします。
クレーン真下まで土台が来たらそこで固定します。
今度はクレーン本体だけを上に上げることで、クレーンのビル登りが完了します。
7階分が上に伸びたのでそこからはまた建物を作ります。
これを繰り返してどんどん高層ビルが高く高くなります。
このように作っては上がるを繰り返します。
この方式はフロアクライミング方式。
これ以外にも、ビルの側面にマストをどんどん継ぎ足して登っていくマストクライミング方式もあります。
主にクレーンを立てる場所がない場合はフロアクライミング方式で、場所があるときにマストクライミング方式がよく用いられます。
ビルを登って行ったタワークレーンの最後の解体は、どうやっているか？
最後になると、屋上で中型のクレーンを組み立てます。
そして、中型のクレーンで、細かい資材に分解した大型クレーンを地上へ卸します。
次は中型クレーンを解体する小型クレーンを組み立てて、同様に分解した中型クレーンを下ろします。
最後に残った小型クレーンを分解し、あとは台車を使ってエレベーターで運び出すとのこと。
結論
というわけで、
「建設現場のクレーンはなんでずっとテッペンに居続けられるの？」は、
「クレーンが自分でよじ登っていくから」
でした。
解説してくれたのは
建設会社で建物の施工計画を担当している方載希さん。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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