今回は、チコちゃんに叱られる! ▽人間の赤ちゃん▽キャラクター▽エスカレーター 初回放送日: 2023年11月17日の番組内容を紹介。
なんで日本にキャラクターがいっぱいいるの?
なんで日本にキャラクターがいっぱいいるの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、愛されキャラのステキな大人ってだーれ?」
この問題は、亜生さんが回答者に。
チコちゃん「なんで日本にキャラクターがいっぱいいるの?」
亜生さん「日本と言えばアニメーション、日本人の感覚が文字を読んだりするよりもキャラクターがいるときのほうが注目しやすいから。」
正解に至らず、叱られちゃいました。
チコちゃんの答えは、「八百万の神様がいるから」
八百万の神様がいるから
八百万の神とは動物、植物、山や川などありとあらゆるものに宿る神様。
ご神木やお稲荷さんのキツネなどは神様が宿るものとして崇め称えられています。
その後、動物や自然に限らず扇子や茶釜など月日の経った道具にも魂が宿ると信じられるようになりました。
この道具にまで魂が宿るという考え方は世界的に見ても非常に珍しいとのこと。
キリスト教やイスラム教といった一つの絶対的な神様を信じる宗教ではなかなか受け入れ難い。
妖怪もこの八百万の神と関連しています。
地震・洪水・噴火・台風といった自然災害は妖怪の仕業と考えられていました。
自然の恐ろしさを身近なものとする効果もあったとのこと。
こうして数多く存在する神様や妖怪をまるで人のように捉えて畏れ敬う考えが日本人のキャラクターを生み出す力の源泉。
時代が進むとそれまで恐れられていた妖怪に対する認識が変化。
江戸時代後半に土木技術が進化し人間がある程度自然をコントロールする力を得たのが大きな転機に。
だんだんと自然に対する恐れが薄れます。
同時に妖怪への恐れも薄れててきて、娯楽の対象に変化。
江戸時代の妖怪図鑑と呼ばれる鳥山石燕の「画図百鬼夜行」
様々な妖怪が収録されています。
ぬべっぽう
かっぱ
ユーモアも交えた妖怪の姿は評判を呼んで次々に続編も発表。
妖怪はすっかり江戸の娯楽として一大ブームに。
ブームに乗って妖怪すごろく、かるたなども登場。
これが日本のキャラクタービジネスの元祖になりました。
この江戸の妖怪ブームが日本人のキャラクター文化に着火。
浮世絵師による妖怪のキャラクター化も大きく進みました。
より、漫画的な表現も誕生。
これはそのままゲゲゲの鬼太郎や、妖怪ウォッチなど現代の妖怪カルチャーにもつながることになりました。
一方、明治時代に入るとキャラクターは商品のパッケージに採用されるケースが多くなります。
戦後はペコちゃん、ケロちゃんといったおなじみのキャラクターが店頭を飾るようになりました。
さらにはサンリオなどキャラクターそのものが商品となる時代に。
さらに全国各地に生まれたご当地キャラクター。
みうらじゅん命名の「ゆるキャラ」のネーミングも手伝って地域PRの定番化。
さらにキャラクターが爆増。
こうして日本はキャラクター大国になりました。
最後にみうらさんがおすすめのゆるキャラ3つ紹介
鳥取、とりぴー
奈良斑鳩村、パゴちゃん
広島、ブンカッキー
結論
というわけで、
「なんで日本にキャラクターがいっぱいいるの?」は、
「八百万の神様がいるから」
でした。
解説してくれたのは
法政大学の青木貞茂教授。
教授
アオキ サダシゲ
青木 貞茂
Tel.042-783-2398
Fax.042-783-2370
学歴
立教大学1979/03/31経済学部経済学科卒業
学位
学士立教大学1979/03
教育・研究活動状況
広告コミュニケーションの特徴を解明するため、これまで用いてきた記号論の理論、方法に加えてネオ・プラグマティズム、語用論の概念導入を図っている。
(大学HPより)
法政大学(ほうせいだいがく、英語: Hosei University)は、東京都千代田区富士見二丁目17番1号に本部を置く日本の私立大学。1880年創立、1920年大学設置。大学の略称は法大(ほうだい)。
概説
大学全体
法政大学は、1880年4月設立の東京法学社(のち東京法学校)[1] および1886年設立の東京仏学校を前身とする、私立総合大学である。現総長は廣瀬克哉。
明治初期の頃、近代国家にふさわしい制度づくりの必要性や、自由民権運動が高揚する時代背景などから、近代的な法治システムや権利義務等を教育する、フランス法系の私立法律学校として創設された。これは法学部へと発展した日本最古の私立法律学校である[2]。
また、1920年に大学令準拠の旧制私立大学に昇格した一校であり、東京六大学の一校でもある(東京六大学野球連盟も参照)。現在では、15学部・大学院17研究科を擁する総合大学となっており、スーパーグローバル大学に選定されている[3]。
本部キャンパスは、東京都千代田区に所在する。旧江戸城外堀や皇居、北の丸公園、靖国神社付近に立地しており、都心の緑地に囲まれている。昭和期には郊外へと校地を広げ、現在は東京都内の市ケ谷・小金井・多摩に3キャンパスを有する。
一般入試の実志願者数では、2019年・2020年・2022年に日本一となっている[4]。
創立者のほかに、初代教頭のギュスターヴ・エミール・ボアソナード (Gustave Émile Boissonade) と初代総理(総長)の梅謙次郎を学祖とする。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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