今回はチコちゃんに叱られる! ▽夕日の謎▽スパゲッティの謎▽トライアングルの謎 初回放送日NHK総合テレビジョン4月17日(金)午後7:57を紹介。
夕日が赤く見えるのはなぜ?
夕日が赤く見えるのはなぜ?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、夕焼けが似合うステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「夕日が赤く見えるのはなぜ?」
チコちゃんの答えは、「太陽の光が汚れた空気の中を長い距離進んできたから。」
太陽の光が汚れた空気の中を長い距離進んできたから
夕暮れ時、空が燃えるように赤く染まる景色。
誰が見ても心が動かされる美しい瞬間ですが、ふと不思議に思ったことはありませんか?
「昼間の空はあんなに青いのに、なぜ夕方だけ赤くなるの?」
チコちゃんの答えは、意外にもちょっと切ない(?)ものでした。
それは、「太陽の光が汚れた空気の中を長い距離進んできたから」!
三重大学の立花義裕教授の解説をもとに、空の色のマジックを科学的に紐解いていきましょう。
太陽の光は「7色のチーム」でできている
まず知っておきたいのは、太陽の光の正体です。
一見すると白っぽく見える太陽光ですが、実は「紫・藍・青・緑・黄・橙・赤」の7色が混ざり合っています。
この色たちは、それぞれ「波長(光の波の長さ)」が違います。
紫や青:波長が短い(小回りがきくけれど、障害物にぶつかりやすい)。
赤やオレンジ:波長が長い(ゆったりしていて、障害物をすり抜けやすい)。
昼間の空が「青い」理由
空には目に見えないほど小さなチリやホコリ、水蒸気などの微粒子が浮いています。
その大きさは、わずか 10 nm(10万分の1ミリ)以下!
昼間、太陽が真上にあるときは、光が地上に届くまでの距離が短いです。
その間に、波長の短い「青い光」が微粒子にどんどんぶつかり、四方八方に散らばります。
これが私たちの目に届くことで、空は青く見えるのです。
夕日が「赤く」なる決定的な理由
夕方になると、太陽の位置が低くなります。
すると、太陽の光が私たちの目に届くまでに進む距離が、昼間よりもずっと長くなります。
長い距離を進む間に、青い光は途中の微粒子にぶつかりすぎて、私たちの目に届く前にほとんど散らばって消えてしまいます。
一方で、波長が長い「赤い光」は、微粒子の嵐をスイスイとすり抜けてくることができます。
最後に生き残った赤やオレンジの光だけが、私たちの目に届く。
だから夕日は赤く見えるのです。
「朝日」よりも「夕日」が赤いのはなぜ?
ここで一つの疑問が浮かびます。
「太陽からの距離が同じなら、朝日だって同じくらい赤いはずじゃない?」
実は、ここで「空気の汚れ」が重要になってくるのです!
朝の空気:夜の間に空気が冷やされ、チリやホコリが地面近くに落ち着いています。
上空の空気は比較的「きれい」な状態です。
夕方の空気:日中、太陽で温められた空気が上昇し、地面のチリやホコリを巻き上げます。
夕方は空気が「汚れて」いるのです。
微粒子(汚れ)が多いほど、赤い光を際立たせる「散乱」が強く起きます。
だから、夕日の方が朝日よりもドラマチックに赤く染まるというわけですね。
教授おすすめ!最高の夕日を見るためのポイント
立花先生いわく、絶景の夕日には条件があるそうです。
タイミング:日没直前・直後が最も色が濃くなります。
空気の状態:適度に薄い雲があると、光が反射して空全体が染まります。
場所:都市部や工業地帯は微粒子が多いため、より赤みが強くなる傾向にあります。
レアケース:遠くの火山噴火の影響で、成層圏に微粒子が増えると、世界中で驚くほど赤い夕焼けが見られることもあります。
おすすめスポット例
和歌山県・潮岬(本州最南端の圧倒的な開放感)
瀬戸内海(島々のシルエットと穏やかな海)
2025年大阪・関西万博の大屋根リング(最新の絶景ポイント!)
まとめ
夕日の赤さは、太陽の光が長い旅をしてきた「頑張りの証」であり、私たちの生活が作り出した「空気の汚れ」が生んだ芸術でもあったのですね。
「今日も空気が汚れてるな…」なんて思うと少し複雑ですが、そのおかげでこの美しさがあると思うと、帰り道の景色が少し違って見えるかもしれません。
今度、真っ赤な夕日を見かけたら、ぜひ大切な人にこのお話をしてみてくださいね。
結論
というわけで、
「夕日が赤く見えるのはなぜ?」は、
「太陽の光が汚れた空気の中を長い距離進んできたから」
でした。
解説してくれたのは
三重大学の立花義裕教授。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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