NHK番組「チコちゃんに叱られる!」の放送内容を詳しく紹介!

チコちゃんに叱られる!

チコちゃんクイズ

なんで犬の名前といえばポチなの?→聞き間違いを聞き間違えたから。ブチ→パッチーズ→ポチと変化

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今回は、2020年6月19日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!「▽犬の名のポチとは?▽カメの甲羅▽眠いと目をこする」の番組内容を紹介。


なんで犬の名前といえばポチなの?




確かに、犬といえばポチですね。


はなさかじいさんでひろまったのかな?


でも、もともと、なんでポチ?




なんで犬の名前といえばポチなの?


本日の1つめ目の話題。


今回は、岡村さんをふくめ、ゲストもリモート収録。


ゲストは、石川さゆりさんとウエンツ瑛士さん。


さっそく、問題へ。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番動物を愛する優しい大人ってだーれ?」


石川さんは、犬・猫・亀を飼っているそう。


しかしながら、岡村さんの指名で、ウエンツ瑛士さんが回答者に。


ウエンツさんも、犬2匹(オザワくん、チャンちゃん)、猫1匹(ナナコちゃん)を飼育中。


チコちゃん「なんで犬の名前といえばポチなの?」


ウエンツさん「犬のケージを開ける時の音がポチ」


チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」


正解に至らず、叱られちゃいました。


千葉・新京成ドッグラン松戸での街頭インタビューでも正解なし。



チコちゃんの答えは、「聞き間違いを聞き間違えたから。」



聞き間違いを聞き間違えたから


犬にポチという名前がつき始めた最初は明治維新の頃。


外国人が多く住んでいた横浜を拠点に、日本の犬の世界にも文明開化。


江戸時代後期の日本の犬の飼い方といえば地域や長屋単位で放し飼いの里犬文化。





そのため、犬の名前は誰が見ても分かるように「シロ」「クロ」「ブチ」などと見た目で名づけされてました。


しかし、日本の犬のほとんどは番犬として飼われていたので「よく吠える」という問題点が。


特に外国人に対してよく吠えてしまったそう。


そこで、外国人から日本政府に「吠える犬を何とかしてほしい」というクレームが。


そこで、この里犬文化の問題点を解決するため日本政府は新しい法律を制定。


その名も、「畜犬規則(ちくけんきそく)」。


その内容は、





・飼い犬には必ず首輪を
・首輪には飼い主の住所・名前を書いた札をつける


すなわち、放し飼いでなく、個人が飼育。


これで野良犬がいなくなり、飼い主が存在している事が証明された犬だけになりました。





この規則がきっかけで日本で犬をペットとする楽しむ文化が誕生。


また、洋犬を飼うのが富裕層のステータスにも。


そして、文明開化の影響で外国人の犬の飼い方を真似する日本人が続出。


犬と一緒に散歩をしたり、





犬を座敷にあげたり、





また、犬に、外見から(見た目)由来しない名前をつける事が流行しだしました。



NHKたぶんこうだったんじゃないか劇場


タイトル「犬の名は。」


舞台は明治時代初期の横浜。


犬を連れたイギリス人役(モーリー・ロバートソンさん)。





そして、手でサイレンを鳴らしながら登場の日本人(柳沢慎吾さん)
「※この時代にパトカーはありません」





犬を見て近づき、可愛がる柳沢さん。


柳沢さん「この犬は、ブチ柄だから、名前はブチ。」


当時、日本人は見知らぬ犬を呼ぶ時に、犬の毛色で呼ぶのが普通。


当時、毛色で多かったのがブチ柄で、「ブチ」と呼ぶことが多かったよう。


ここで聞き間違えが発生。


日本人が「ブチ」と呼んだのですが、外国人には、「パッチーズ (patches)」に。


この頃の和英辞典にもブチ=patchesという表記もありました。





そしてさらに2つ目の聞き間違い発生。


ブチという日本人の発音を正しく「パッチーズ」に訂正させようとと考えた外国人


外国人「ブチじゃない。パッチーズ。」


これを聞いた日本人はパッチーズをポチと聞き間違い。


つまり、ブチ → パッチーズ → ポチ


このようにして、ポチが誕生。



このポチという名前が日本で定着したきっかけ


文部省が明治19年に最初に作った小学生用の国語教科書。


ここにポチという名前の犬が、利口な犬・素直な犬の代表として登場。




さらに「はなさかぢぢい」の童謡にも同様にポチが登場。




こうして日本でポチという犬の名前が広まりました。


明治43年の新聞記事に掲載された犬の名前ランキングでは15票でトップ。






トップ10



ポチ
ジョン
マル
クロ
アカ
ポーチ
ボチ
チイ
ハチ
シロなど


ポーチやボチなどはポチの派生型。



現代においてもポチの名前がついた犬がいるのか


番組でリサーチ。


ドッグランで「ポチ~!」とスタッフが呼んで、犬がやってくるかどうかを検証。


残念ながら、よってきた犬はいましたが、名前はポチではありませんでした。


その後、ドッグランでの飼い主に聞いてみると、知り合いの犬にポチという名が。


そこで、ポチの飼い主さんに面会。





しば犬のポチくんが登場して終了。


ちなみにこのご家庭では、犬の名前は代々ポチ。


現在は3代目。



2019年の飼い犬の名前ランキング






1位はココで、ポチは圏外。


1位のココが942匹でポチは33匹。


チコは68位(143匹)で、タカシは、1匹。



結論


というわけで、


「なんで犬の名前といえばポチなの?」は、


「聞き間違いを聞き間違えたから」


でした。
 

(補足:ポチの名前の由来には諸説あります。)



解説してくれたのは


解説は犬猫歴史研究家でヤマザキ動物看護大学の非常勤講師を勤める仁科邦男先生


1948年東京生まれ。70年、早稲田大学政治経済学部卒業後、毎日新聞社入社。下関支局、西部本社報道部、『サンデー毎日』編集部、社会部などを経て2001年、出版担当出版局長。05年から11年まで毎日映画社社長を務める。名もない犬たちが日本人の生活とどのように関わり、その生態がどのように変化してきたか、文献史料をもとに研究を続ける。ヤマザキ動物看護大学で「動物とジャーナリズム」を教える(非常勤講師)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(HPより)



ヤマザキ動物看護大学


ヤマザキ動物看護大学(ヤマザキどうぶつかんごだいがく、英語: Yamazaki University of Animal Nursing)は、東京都八王子市南大沢四丁目7番2号に本部を置く日本の私立大学である。2009年に設置された。

既存のヤマザキ動物看護短期大学が発展改組する形で開学した。動物の看護について学ぶ、日本で最初の4年制大学である。

沿革
1966年(昭和41年) – 渋谷駅前ビルにてイヌの衣食住を紹介する「犬のリビング展」を開催
1967年(昭和42年) – 世界初のイヌのスペシャリスト養成機関「シブヤ・スクール・オブ・ドッグ・グルーミング」を創立
1977年(昭和52年) – 校名を「ヤマザキカレッジ」と改める
1983年(昭和58年) – ヤマザキカレッジ2年制教育の上に、日本動物看護学院専攻科(1年制)を新設
1984年(昭和59年) – ヤマザキカレッジ日本動物看護学院を全日制3年コースに改組
1994年(平成6年) – 学校法人ヤマザキ学園専修学校日本動物学院認可
2004年(平成16年) – 東京都八王子市南大沢にヤマザキ動物看護短期大学(3年制)開学。動物看護学科を設置
2007年(平成19年) – ヤマザキ動物看護短期大学に専攻科を設置
2009年(平成21年) – ヤマザキ学園大学設置認可
2010年(平成22年) – ヤマザキ学園大学開学、動物看護学部動物看護学科を設置。3年次より主たる専門科目を「動物看護コース」「動物応用コース」「動物介在福祉コース」の3コースから選択。[1]1年次は渋谷キャンパス(東京都渋谷区松濤)、2年次以降は南大沢キャンパス。[1]
2016年(平成28年) – 動物看護学部の動物看護学科を動物看護学専攻と動物人間関係学専攻に専攻分離。渋谷と南大沢に分かれていた就学キャンパスを、南大沢に集約。
2018年(平成30年) – ヤマザキ動物看護大学へ校名変更[2]。
(Wikipediaより)




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