2022年9月24日のチコちゃんに叱られるは、2020年11月6日の再放送。
(以下、以前のコピペです。)
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今回は、2020年11月6日金 チコちゃんに叱られる!「▽フライドポテトの秘密▽葉っぱが落ちる謎」の番組内容を紹介。
ホットケーキとパンケーキって何が違うの?
おんなじに見えますけどね。
何が違うの?
ホットケーキとパンケーキって何が違うの?
本日の4つめ目の話題。
いつもの笑いから始まります。
チコちゃん「葉!葉!葉!葉!葉!」
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で、オープンカフェでスイーツを食べていそうなオシャレな大人ってだーれ?」
今日はまだ先発していない岡村さんが順番的に立候補。
実は、全然食べていないとのこと。
パンケーキやホットケーキの話題。
チコちゃん「ホットケーキとパンケーキって何が違うの?」
岡村さん「ほぼ一緒!」
チコちゃん「ほぼ?」
岡村さん「一緒!」
何も答えずに、中条さんにも質問。
岡村さん「何かスカされた。。。」
中条さん「ホットかコールドか。」
そして、高橋さんへ。
高橋さん「ホットケーキは、食事、パンケーキは、お菓子」
チコちゃん「さあそれぞれの意見が出ました。岡村、あやみちゃん、秀樹さん!全員つまんねーヤツだな~。」
全員、正解でチコった?
チコちゃんの答えは、「人それぞれ。」
この問題は、何を答えても正解というサービス問題。
人それぞれ
解説してくれたのは、銀座ブールミッシュのパティシエの吉田菊次郎さん。
ホットケーキとパンケーキの違いは生地の厚みの違いだったり、食感がふわふわかしっとりかとか、喫茶店で食べるかオシャレなカフェで食べるかなどなど色んな事が。
しかし、明確な違いは無いとのこと。
ではなぜ二つの言葉生まれた?
そもそもパンケーキのパンは食べるパンではなく、フライパンのパン。
底が平らで薄い片手鍋であるフライパンで焼いたものは、全てパンケーキ。
薄めのクレープやどら焼き、お好み焼きも、全てパンケーキと呼ばれます。
パンケーキという言葉が誕生したのは15世紀ごろ。
1560年に描かれた『ザ・パンケーキ・ベーカリー』という絵画に、現在の物によく似たパンケーキが登場。
そして日本にパンケーキが伝わったのは明治時代。
文部省が翻訳して明治17年に出版した百科全書という本に、薄餅という名称でパンケーキのレシピが紹介。
明治時代のパンケーキレシピ
卵三個に砂糖を加えて混ぜ合わせる
卵一つにつきテーブルスプーン1杯の小麦粉を加えて滑らかになるまで混ぜる
牛乳を加え全体がクリーム状になるようにする
アーモンドエッセンス3滴、シナモンエッセンス2滴、レモンエッセンス8滴を加える
熱したフライパンにバターあるいは油を少し入れ
ティーカップに半分の生地をフライパンの底に薄く広げ、きつね色になるまで焼く
生地の縁からナイフを差し込み巻き上げて三つ折りにし皿に盛りつける
上にザラメ糖とラズベリービネガーをかけて完成
このように日本に最初に伝わったとされるパンケーキである薄餅の再現。
ビネガーの分量が書かれていなかったのでかけすぎて酸っぱくなりすぎた模様。
出来上がりは、どちらかといえばクレープのよう。
でもクレープもパンケーキの一種なので問題ナシ。
ここから今のようにふっくらしたパンケーキに変化したのは明治時代後半の事。
明治37年の西洋料理の専門書『常磐西洋料理』
パンケークという料理名や生地をふっくら膨らませるベーキングパオダ(ベーキングパウダー)の文字も。
ここでもホットケーキという言葉はまだ生まれていません。
日本でホットケーキという言葉が初めて使われたのは、関東大震災後らの1923年以後。
東京・日本橋の百貨店の食堂で「ハット・ケーキ」が登場したのが、そのきっかけ。
パンケーキだとブレッドの意味のパンと間違えられやすい。
そして、焼き立てでホカホカしていて美味しい。
という意味を込めて「HOT CAKE」を日本語にしてハットケーキと名づけたそう。
つまり、ホットケーキとパンケーキは同じものを指していて言葉上の違いは無い。
こうしてパンケーキ → ハットケーキ → ホットケーキに変化。
あくまで、ひとつの食堂が出していたメニューに過ぎなかったホットケーキが全国的な知名度を得るようになったきっかけは、1957年に発売された『ホットケーキの素』。
この商品は5年後には各メーカーが、ホットケーキの素、ホットケーキハイミックス、ホカホカミックス、ホットケーキミックスなど、さまざまな名称で販売。
これが大ブームになった事からホットケーキという名称が全国に定着。
1972年のある調査では小学生が食べたいオヤツ第1位にホットケーキが選ばれるように、
この頃はすっかりホットケーキの呼び名が一般的になっていたわけですが、2010年にこの立場を逆転させる大きな出来事が。
それが、東京・原宿にハワイからパンケーキ専門店ができたこと。
大行列を作ったこのお店がメディアで取り上げられ、原宿には次々と「パンケーキ」店が出店。
そこで新たな価値感が誕生し、ホットケーキ=レトロ、パンケーキ=SNS映えする新しいモノという違いが何となく浸透。
でも元々は一緒の物であって、レトロという意味ではパンケーキの方が明治時代からと歴史自体はパンケーキの方がよっぽど古かったりとかなり複雑。
つまりどちらを使うかはその人次第というのが結論。
吉田さんに使い分けを聞いてみると、家で食べる時はホットケーキで、若い女性とデートする時はパンケーキとのこと。
結論
というわけで、
「ホットケーキとパンケーキって何が違うの?」は、
「人それぞれ」
でした。
解説してくれたのは
パティシエの吉田菊次郎さん。
吉田 菊次郎(よしだ きくじろう、1944年9月24日 – )は、東京都出身のパティシエ、ブールミッシュ創業者[1][2]。俳人としては吉田南舟子と名乗る[2]
経歴
両親とも菓子店の出身であったが、大学生のときに父の事業が倒産する[3]。
明治大学商学部卒業[1][2][4]。ヨーロッパに渡り、フランスやスイスで菓子製造の修業をする[1][2]。
1973年3月 – 29歳で渋谷・区役所通り(後の渋谷公園通り)にブールミッシュを創業[3]。
1982年12月15日 – 株式会社ブールミッシュを設立[3]。
1995年10月 – 1997年9月 CBCテレビ「キユーピー3分クッキング」に、土曜日のお菓子の講師として2年間出演。
2001年1月 – 2004年9月 CBCテレビ「キユーピー3分クッキング」に、土曜日のお菓子の講師として再登場し、3年8ヶ月間出演。
2004年7月 – 本店を銀座に出す[3]。
2004年 – フランス政府より農事功労章 (Ordre du Mérite agricole) シュヴァリエを贈られる[1][2]。
2004年 – 「チョコレート菓子を始め、あめ細工、工芸菓子等の製造技能に卓越している」などとして現代の名工に選ばれる[1][5]。
2005年 秋の園遊会に招待される[6]。
2005年 厚生労働省「若者の人間力を高めるための国民会議」委員[6]。
2007年 – 日本食生活文化賞金賞を受賞[1][4]。
2007年7月 – 吉田南舟子として初の句集『父の後ろ姿』を刊行[3]。
2007年10月 – ブールミッシュ製菓アカデミーを設立[3]。
2011年厚生労働省「職場のいじめ、嫌がらせ問題に関する円卓会議」委員[6]。
2012年大手前大学総合文化学部客員教授[4][7]。
(Wikipediaより)
ブールミッシュ
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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