今回は、チコちゃんに叱られる! ▽写真うつりの不思議▽ブレイキン秘話▽家紋の謎 初回放送日: 2023年2月17日の番組内容を紹介。
なんで写真に写った自分の顔が気に食わないの?
なんで写真に写った自分の顔が気に食わないの?
本日の最初の話題。
本日のゲストは木村佳乃さんと土田晃之さん。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、写真を撮ったり撮られたりするのが大好きな大人ってだーれ?」
この問題は、木村さんが回答者に。
最初の問題は、視聴者からのお手紙。
「どうして写真写りの悪い人がいるのでしょうか?」
チコちゃん「なんで写真に写った自分の顔が気に食わないの?」
木村さん「これがベストではないと思うから。。。。」
その後、口元に正解マークが!
見事、チコリました。
チコちゃんの答えは、「それがあなたの本当の顔だから」
それがあなたの本当の顔だから
解説してくれたのは、明治学院大学の宮本聡介教授。
普段私たちは自分の顔を鏡で見る事が多いです。
それが自分がイメージしている自分の顔。
すなわち、「鏡に映って左右反転した顔=自分の顔」と認識しています。
![](http://xn--h9jua5ezakf0c3qner030b.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG-4639-300x178.jpg)
しかし、人間の顔は左右非対称なのが普通です。
![](http://xn--h9jua5ezakf0c3qner030b.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG-4647-300x172.jpg)
左右が入れ替わっただけでかなり印象の違う顔になります。
![](http://xn--h9jua5ezakf0c3qner030b.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG-4649-300x169.jpg)
すると写真に写った顔が本来の顔なのに、想像する顔と異なって見えてしまいます。
また、鏡を通して見る顔は単純接触効果によって親しみを強く持ちます。
![](http://xn--h9jua5ezakf0c3qner030b.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG-4654-300x167.jpg)
単純接触効果とは同じものを、何回も見ることで好きの度合いが強まっていく現象。
人間は見たものの情報を脳に送ります。
そして、脳がそれが何かのかを考えて理解します。
同じものを何度も見ていると、それが何か認識するまでのスピードがどんどん短くなります。
![](http://xn--h9jua5ezakf0c3qner030b.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG-4661-300x174.jpg)
するとパッと見てすぐに認識できるスピード感を「好き」という感情と勘違いしてしまいます。
この単純接触効果によって鏡に映る自分の顔に親しみを感じています。
しかし、写真の顔はなじみの薄く親しみが持てない。
この単純接触効果は、さまざまなビジネスでも用いられています。
例えば、雑誌などの広告
![](http://xn--h9jua5ezakf0c3qner030b.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG-4664-300x174.jpg)
雑誌でよく見たり、お店で掲示されていると、親しみがわいて買ってしまうとか。
また、営業が何度も足を運ぶことにより、相手に顔を覚えてもらって、契約してもらいやすくなるとか。
ところで、なじみのない顔での代表は、運転免許。
いろいろな方にインタビューするも、みなさん、運転免許の写真は納得していない人が多いよう。
これは、写真を撮っている場所が特殊で、笑顔などの表情をしにくく、硬い表情になりがちだから。
先生のアドバイスが「楽しいことを考えながら撮る」とのこと。
すると硬い表情がやわらんで怖い顔つきも軽減されるとのこと。
結論
というわけで、
「なんで写真に写った自分の顔が気に食わないの?」は、
「それがあなたの本当の顔だから」
でした。
解説してくれたのは
明治学院大学の宮本聡介教授。
教授
宮本 聡介(みやもと そうすけ)
所属
・心理学科
・心理学専攻博士前期課程 心理学コース
・心理学専攻博士後期課程
専門領域
・社会心理学
・社会的認知
・コミュニケーション
研究テーマ
コミュ二ケーション行為がコミュニケーター自身に及ぼす心理的影響
担当授業
【 学部 】
社会心理学概論
対人社会心理学
調査法
心理学演習
メッセージ
高校生の時,既に社会心理学に興味を持っていました。気付いたら自分の仕事の一部になっていました。自分の目標をまっすぐ突き進む気持ちを是非持ってください。
経歴
筑波大学第2学群人間学類、筑波大学博士課程心理学研究科
取得資格・所属学会
専門社会調査士
日本心理学会
日本社会心理学会
日本グループ・ダイナミックス学会
日本認知心理学会
American Psychological Association
(大学HPより)
明治学院大学(めいじがくいんだいがく、英語: Meiji Gakuin University)は、東京都港区白金台1-2-37に本部を置く日本の私立大学。1863年創立、1949年大学設置。大学の略称は英称MGU、MG、明学大(めいがくだい)、明学(めいがく)。
概観
大学全体
創立者J.C.ヘボン像
ジェームス・カーティス・ヘボンが横浜で開いた「ヘボン塾」を起源とする、日本最古のキリスト教主義学校(ミッションスクール)である[要出典]。1949年に新制大学として発足し、現在では6学部15学科、7研究科を擁する純文系の大学となった(2024年(令和6年)4月 – 初の理系学部「情報数理学部」を新設予定)。
名称の由来
1886年(明治19年)の東京一致神学校、東京一致英和学校、英和予備校の合同時に新校名として「一致学院」「共同学院」「明治共立学院」の3案が示され[1]、同年6月21日の理事会で議論を重ねた結果、植村正久が提案した明治学院を採用することに決定した[2][3]。
「明治学院」の意味するところは「明けき政治の時代の学問の学校、即ち明けき政治の学校」[4]であり、後年編纂された『明治学院九十年史』は「明治の時代における学問の殿堂の意で『明治学院』はまさに明治文化の中に輝くキリスト教教育の代表的学園」と評している[5]。
建学の精神(校訓・理念・学是)
建学の精神として「キリスト教主義教育」を掲げ、キリスト教による人格教育を実践している。
また、教育の理念として Do for Others(他者への貢献)を掲げている。これは、新約聖書の Do for others what you want them to do for you. という部分から引用されたもので、創設者であるヘボンの信念をよく表す言葉とされている。
学風および特色
ボランティア、海外でのフィールドワーク、長期の協定留学、就業インターンシップなどの講座やイベントが充実している。毎年11月頃に開催される学園祭『白金祭』では、ミス・コンテストが催される。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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