今回はチコちゃんに叱られる! ▽スキージャンプの謎▽茶柱の謎▽真珠の謎 初回放送日NHK総合テレビジョン2026年1月16日(金)午後7:57を紹介。
なんで茶柱が立つと縁起がいいと言うようになったの?
なんで茶柱が立つと縁起がいいと言うようになったの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、
チコちゃん「なんで茶柱が立つと縁起がいいと言うようになったの?」
チコちゃんの答えは、「番茶を売りたかったから。」
番茶を売りたかったから
お茶を淹れて「茶柱」が立つと、なんだか一日ハッピーな気分になりますよね。
「茶柱が立つと縁起がいい」という言い伝えは、日本人なら誰もが一度は聞いたことがあるはず。
でも、なぜそれが幸運のサインだと言われるようになったのでしょうか?
実はそこには、江戸時代のお茶商人による「驚きのマーケティング戦略」が隠されていました。
和文化研究家の三浦康子さんの解説を元に、その真相をひも解いていきましょう!
そもそも「茶柱」の正体ってなに?
茶柱の正体は、お茶の葉と一緒に混じっている「茎(くき)」の部分です。
実を言うと、高級な「煎茶(せんちゃ)」を飲んでいるときは、茶柱が立つことはまずありません。
煎茶はその年の最初の新芽(一番茶)などの柔らかい若葉だけを使うため、硬い茎は入っていないからです。
茶柱が立つ可能性があるのは、主に「番茶(ばんちゃ)」と呼ばれるお茶です。
番茶は、成長して硬くなった葉や、煎茶を作る過程で弾かれた不揃いな茶葉、そして「茎」を混ぜて作られます。
「売れない番茶」を売るための大逆転アイデア
昔、番茶は煎茶に比べて質が落ちるイメージがあり、あまり人気がありませんでした。
在庫が余って困っていたのは、現在の静岡県にあたる地域の商人たちです。
「どうすれば、茎が混じった不人気な番茶を喜んで買ってもらえるだろうか?」
そこで商人が思いついたのが、「茶柱が立つと縁起がいい」というキャッチコピーでした。
当時の人々にとって「柱」という言葉は特別な意味を持っていました。
大黒柱:家庭の土台を支えるシンボルのこと。
神様の単位:日本では神様を数えるとき、一人二人ではなく「一柱(ひとはしら)」と数えます。
「柱がしっかり立つことは、家庭の安定や繁栄につながる」というイメージに結びつけ、「茶柱が立つのを見られたらラッキーですよ!」と触れ回ったのです。
この巧みなセールス戦略が、いつしか日本中に広まり、現在まで続く風習となりました。
「誰にも言っちゃダメ」というルールの裏事情
茶柱が立ったとき、「他人に言うと運が逃げる」あるいは「こっそり飲み込むと運が定着する」なんて聞いたことはありませんか?
これにも面白い説があります。
実は、「お客さんに番茶(安いお茶)を出していることを隠したかったから」という見方があるのです。
茶柱が立つということは、それは番茶を淹れている証拠です。
「人前で大きな声で『茶柱が立った!』と言うと、安いお茶を出しているのがバレて恥ずかしい……」
そんな当時の人々の奥ゆかしい(?)心情が、「他人に言わない方がいい」というルールに繋がったのかもしれませんね。
究極の裏技!茶柱を立たせやすくする3つのコツ
どうしても縁起を担ぎたいときのために、専門家が教える「茶柱ハック」をご紹介します。
茶こしの穴が大きい急須を使う
まずは茎が湯呑みの中へ通りやすくすることが第一歩です。
お茶を静かに注ぐ
勢いよく注ぐと、湯呑みの中が乱れて茎が沈んでしまいます。そっと注いで安定させましょう。
茎の太い方をスプーンで潰す(究極の裏技!)
あらかじめ茎を取り出し、太い方の先端を軽く潰しておきます。
すると、そこから水分が染み込んで重くなり、おもりとなって立ちやすくなるのです。
まとめ
「茶柱が立つと縁起がいい」という文化は、元々は商人の知恵から生まれたものでした。
しかし、たとえそれがセールストークだったとしても、一杯のお茶の中に小さな幸せを見つける日本人の感性はとても素敵ですよね。
「おっ、立った!」と喜ぶその瞬間、私たちの心にはすでに小さな幸運が訪れているのかもしれません。
結論
というわけで、
「なんで茶柱が立つと縁起がいいと言うようになったの?」は、
「番茶を売りたかったから」
でした。
解説してくれたのは
和文化研究家の三浦康子さん。
三浦康子/和文化研究家、ライフコーディネーター
古を紐解きながら今の暮らしを楽しむ方法をテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Web、講演などでレクチャーしており、行事を子育てに活かす「行事育」提唱者としても注目されている。All About「暮らしの歳時記」、私の根っこプロジェクト「暮らし歳時記」などを立ち上げ、大学で教鞭をとるなど活動は多岐にわたる。著書『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)、『かしこい子に育つ季節の遊び 楽しい体験が心を豊かにする12か月の行事育』(青春出版社)、監修書『おせち』(福音館書店)、『季節を愉しむ366日』(朝日新聞出版)ほか多数。
(HPより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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