今回はチコちゃんに叱られる! ▽夕日の謎▽スパゲッティの謎▽トライアングルの謎 初回放送日NHK総合テレビジョン4月17日(金)午後7:57を紹介。
なんでトライアングルは三角形なの?
なんでトライアングルは三角形なの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、
チコちゃん「なんでトライアングルは三角形なの?」
チコちゃんの答えは、「いいことずくめの形だから。」
いいことずくめの形だから
音楽室の定番「トライアングル」。なぜあの形? 理由は「いいことずくめ」の黄金比だった!
小学校の音楽の時間、誰しも一度は手にしたことがある「トライアングル」。
「三角形だからトライアングル」なのは当たり前ですが、そもそも「なぜ三角形でなければならなかったのか」を考えたことはありますか?
四角形や丸型があっても良さそうなものですよね。
チコちゃんの答えは、「作りやすい、響きやすい、演奏しやすい、のいいことずくめだから」!
日本打楽器協会の岡田知之会長の解説を元に、知られざるトライアングルの秘密に迫ります。
理由1:圧倒的な「作りやすさ」
トライアングルが誕生したとされる15世紀頃。
今のように金属加工の技術や道具は発達していませんでした。
一本の鉄の棒を、たった「2回」曲げるだけで完成する三角形は、当時の職人にとって非常に合理的な形だったのです。
現代のプロの職人が、三角形・四角形・丸型の製作時間を比較した驚きのデータがあります。
三角形:約26分
四角形:約32分(角が増えると歪みの調整が1.5倍大変に!)
丸型:約86分(叩きながら徐々に丸くする作業が過酷!)
「シンプルなのが一番」という、ものづくりの原点がそこにはありました。
理由2:美しい余韻の「響きやすさ」
楽器として最も大切なのは「音色」ですよね。
実際に形による音の響き(40dB以上の音が続く時間)を計測すると、興味深い結果が出ました。
丸型:約52秒(一番長いが、音が単調で透明感に欠ける)
三角形:約39秒(透明感があり、豊かな倍音が響く)
四角形:約27秒(振動が角を通るたびに減ってしまい、響きが短い)
振動は角を通るたびにエネルギーを失う性質があります。
角が少ない三角形は、振動がスムーズに伝わりつつ、適度な反射で豊かな音色を生み出してくれる「音の理想形」だったのです。
理由3:誰でもプロ級? 「演奏のしやすさ」
最後に、実際に使う場面でのメリットです。
三角形は、頂点に紐をかけて吊るすと、底辺がどっしりと重くなり、安定感が抜群です。
これが四角形だと紐の位置が安定せず、回転してしまったり、叩く角度が難しくなったりします。
さらに、トライアングルの花形技である「トレモロ(細かく叩く奏法)」。
三角形なら内側の角の部分を利用して最小限の動きで叩けますが、丸型だと手を大きく振る必要があり、トレモロはほぼ不可能なのだとか。
知っていると自慢できる「豆知識」
ちなみに、トライアングルの角の一箇所が「くっつかずに開いている」理由をご存知ですか?
もし完全に閉じた三角形にしてしまうと、振動が逃げ場を失い、音がすぐに止まってしまいます。
あの一箇所の「隙間」があるおかげで、金属が自由に震えることができ、あの透き通るような長い余韻が生まれているんですよ。
まとめ
「作りやすく」「響きが良く」「演奏しやすい」。
トライアングルが数百年にわたって三角形であり続けているのは、決して偶然ではありませんでした。
あらゆる形を試した末に辿り着いた、究極のデザイン。
次にトライアングルの音色を聴くときは、その完璧な「三拍子」に耳を傾けてみてくださいね。
結論
というわけで、
「なんでトライアングルは三角形なの?」は、
「いいことずくめの形だから」
でした。
解説してくれたのは
日本打楽器協会の岡田知之会長。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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