今回は、2018年12月21日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」年末拡大版のお話。
クリスマス・イブってなに?
イブって、前の日のことじゃないの?
でも、何の略なんだろう?
クリスマス・イブってなに?
冬休み拡大版の2問目。
チコちゃん「クリスマスをロマンチックに過ごしそうなステキな大人ってだーれ?」
陣内さん「俺、日蓮宗だからなぁ。」
岡村さん「うち浄土真宗です。」
そんなやり取り後、河北さんが回答者に。
チコちゃん「12月25日何の日?」
河北さん「クリスマス」
チコちゃん「24日は?」
河北さん「クリスマス・イブ!」
チコちゃん「クリスマス・イブってのは知ってんの?」
陣内さん「誰でも知ってんじゃないの?」
河北さん「そうですよね。ビックリした。」
チコちゃん「じゃあ、クリスマス・イブってなに?」
河北さん「クリスマスの前の日。」
チコちゃん「クリスマスの前の日?分かりました。」
と、正解にいたらず叱られちゃいました。
河北さん「違うんですか?」
ナレーション「やれクリスマスソングはマライアだよね。だの、プレゼントはオープンハートのネックレスだの。楽しかったけどバブルは遠くなりにけり。赤プリはもう無いのよね。」
チコちゃんの答えは、
「クリスマス当日の夜」
岡村さん「いや。違うよ?違くない?」
河北さん「当日の夜はクリスマスじゃん。」
岡村さん「そうよ。チコちゃん。クリスマスなんだよ。」
クリスマス当日の夜。
解説してくれたのはサンタの国、フィンランドの大使館で働いているクリスマス文化研究家の木村正裕さん。
木村さん「メルヘンチックな子供だね。」
チコちゃんは「イエス!アイムメルヘンチックガール!」。
クリスマス・イブの意味は前の日ではなく、イブニングの略。
つまり、はクリスマス・イブはクリスマス当日の夜。
これには昔採用されていたヨーロッパの一日の区切り方が関係。
昔は「日没から新しい一日が始まる」だったとのこと。
となると12月24日の日没からがクリスマスのスタート。
現在は、日付の区切りが午前0時。
昔のヨーロッパでは12月24日の日没から12月25日の日没までがクリスマス。
本来は「クリスマス・イブは、12月24日の日没から日付が変わる頃まで」
決してクリスマス・イブは前夜祭ではないとのこと。
ということは、12月25日の日没以降は特に何も関係のない日。
スタッフ「12月25日の夜にクリスマスディナーで乾杯している人ってどうなんですか?」
木村さん「そういう方々は、パーティー好きなのかもしれないですけども、何となく打ち上げっぽいような事をやっているのかなと考えたりします。」
誕生日前日をバースデー・イブ、大みそかをニューイヤーズ・イブ、果ては前々日をイブイブと表現。
しかし、イブは本来は「夜」という意味。
クリスマスってどういう日?
木村さん「クリスマスってどういう意味、どういう日だって分かっていますか?」
クリスマスはイエス・キリストの誕生日?
いえいえ。実は聖書の記述にはキリストの誕生日ははっきりと書かれていません。
正式には、「キリストの正確な誕生日は分からないものが、12月25日はキリストが誕生した事を祝う日」との事。
ちなみにキリストの誕生日の候補には主なモノだけでも下記の通り。
などなど。
ではなぜ12月25日が一般化した?
キリストが亡くなった後の西暦325年、ローマで行われたキリスト教の会議の場。
キリストの誕生日が決まってないのはおかしい。
上記の候補日から1月6日、3月28日、12月25日がキリストの誕生日の有力な候補日として絞られました。
そして、冬至の日、12月25日をキリストの誕生を祝う日にしようと決定されたそう。
ナレーション「1月6日生まれの亀田大毅さん。3月28日生まれのレディー・ガガさん。プレゼントが貰える日が一日減っていたかもしれませんね。」
冬至は1年で一番日が短い日。
この日から徐々に日が長くなっていきます。
人類に光をもたらしたキリストの誕生日を連想させるのにピッタリ。
という事で12月25日がクリスマスに決まったのではないか。
という木村さんの意見。
結論
というわけで、
「クリスマス・イブってなに?」は、
「クリスマス当日の夜。」
でした。
木村さん「チコちゃんが、欲しいプレゼントは何ですか?」
チコちゃん「車止めが欲しいの。駐車場が坂になっているのでタイヤに挟む車止めが欲しいの。」
河北さん「5歳児なのに?」
チコちゃん「パパの停める駐車場のね。」
高橋さん「木村先生素敵でしたね。」
チコちゃん「ひとみちゃんは、ああいうタイプの方好きなの?」
高橋さん「ちょっとタイプですね。何かこうインテリジェンスを感じる。」
チコちゃん「ゲストがそんな事言うの初めてよ?」
高橋さん「内容より先生の顔ばっかり見てた。」
(補足)12月25日をクリスマスに決めた理由については様々な説があるとの事。
解説してくれたのは
クリスマス文化研究家の木村正裕さん
木村正裕さん
木村 正裕(きむら まさひろ、1961年1月22日 – )は、駐日フィンランド大使館の上席商務官、クリスマスカードを中心とするクリスマスグッズの収集家、クリスマス文化研究家、切手収集家。
動物生理学専攻。民間会社勤務時は診断薬開発のための基礎研究にたずさわり、尿中IL-6の測定法の開発、抗酸化能の測定系の発明を行う。
その後、1999年に駐日フィンランド大使館に商務官(医療福祉・バイオテクノロジー産業担当官)として着任。その後、上席商務官に就任。2001年にフィンランド健康福祉センター顧問、2002年にフィンランド健康福祉教育プログラム駐日代表に併任される。2004年からフィンランド貿易局健康福祉産業東アジア統括官として、日本およびアジア地域におけるフィンランド高齢者福祉コンセプトの普及啓蒙に勤める。
(Wikipediaより)
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